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 ホリエモンこと堀江貴文さんと、メディアアーティストの落合陽一さんが、それぞれの観点からAIをはじめとしたこれから迫ってくるであろう激動の働き方の変革の時代で、失われていく職業や生き残る職業、またどういった働き方マインドで今後生きていくべきなのかという語っている著書。レビューにも多数のコメントが集まっており、いくつか抜粋しながら購入の参考にしようと思ったのでメモ。

○AIで仕事がなくなるを絵本のようにわかりやすく解説している一冊
-クリエイターですらAIに取って代わられるということ
-オリジナリティの乏しいクリエイターやデザイナーは淘汰されかねないということ
-これはAI時代に伸びると思っていた職業の盲点。ということに気づかせてくれる誰でも読める絵本のような一冊。

 AIはクリエイティブも破壊するという話。クリエイティブは過去の膨大な施行の組み合わせから成り立っているから、AIがこの分野に侵攻してきてもたしかにもうおかしくない時代が来ていると感じます。


○会社に縛られずに生きていきたい方にオススメの本〔レビュー7冊目〕
-テクノロジーの発展とともに、筆者たちの考え方の根本である「市場原理」が働くと、今後どんな仕事が淘汰され、どんな仕事が生まれることが予想されるかが、本書を読んでよくわかりました。
-これからの社会で求められる人材や今後の生き方など、本書には今知っておくべき内容が満載でした

○オンリーワンxナンバーワン=好きな事で生きていく
-仕事図鑑自体は参考程度で、正直あまり気にしなくていい内容となっている。
-好きなこと=仕事というように昇華させて生きた方が楽しいんじゃないのという点。
-そのまま現状維持を望む人たちについても言及しており、そういう人たちは、その仕組みの中で自分を最適化して生きれば良いとしている

 ネットでは辛い働き方がシェアされ、苦労話が跋扈しておりますが、本書は働き方そのもの見直しが語られているということで、働き方のマインドからも参考になる本であると伺えます。目次としては実際に堀江さんは働き方に警鐘を鳴らし続けてきた方ではあるので、本書はそのマインドの延長として楽しめそう。


 多くのレビュアーがこれからの時代に期待感を持つようなレビューをしており、決して悲観的な内容ではないとは伺えます。捉え方次第の部分も、好意的に受け取られるような言葉が選ばれているとのことで。

 これまで信じられてきた働き方では過当競争に陥り、しかも所得の格差は拡大する一方。なかなか先の見えない状況の中で本書の多くの好意的なレビューは、今後のバイブルになるであろう感想が集まっていました。というわけで購入参考にします。

10年後の仕事図鑑
堀江 貴文
SBクリエイティブ
2018-04-05