大分前の話なのだけど、なんというか不可抗力により、ネット上で匿名で活動している人が誰なのかというのを突き止めてしまった。私のブログにどうこうじゃなく、知人の飲食店についたレビューから判明した。

 ニュースなどではクラッキングだスキミングだワンクリックだ、だの「攻撃してくる側が存在する」上での情報リスクの話が目立つ。でも、情報セキュリティってもっと身近なところにあるんですよ、というお話です。



■店のレビュー以外のことが書かれて怒った知人

 飲食店を営む知人から、私はインターネットおじさんとして重宝がられている。ある日知人から連絡が入った。

 「Googleレビューに、自分の誹謗中傷が書かれているので犯人分からない? 名誉毀損か営業妨害かで訴えてやろうと思うんだけど」

 流石に私も凄腕クラッカーでもなんでもないので、Google様の情報だけで何を調べろというんだという心持ち。ただ知人が憤慨してるので、一応レビューを見てみた。

 うーん、たしかに酷い書き方。公開の場で名指しのボロクソ発言。Googleレビューのポリシーを見てみると、店の評価に関係のない内容を書いており規約違反。てことで、まずは削除依頼を出しておいた。

 しかしこのユーザー、Facebookもやってないし、そもそもそれっぽい姓名だけども偽名だろう。さてさて、こんな相手の情報をどう引き出そう?


■Googleコメントから読み取れた情報

 まずこのユーザー、他の店にもコメントしている。一覧で表示すると、特定地域にレビューが集中していた。このことから普段このユーザーがどこに住んでいるのか特定。

 次に、内容。このユーザー、知人の店以外にも、酷評ばかりしている。基本的には少しでも気に入らない対応がされた場合に、其の店を店主やバイトなどの人間性を絡めて陥れる書き込みをしているよう。

 このことから、ユーザーの幼稚性が伺えた。実年齢が若いのか、幼稚な大人なのか。

 あとは、飲食店に紛れて、特定病院への書き込みもあり、何の病気での通院なのかおよそ検討がつく。


■アカウント名で検索すると…

 そのアカウント名でYoutubeにも登録している模様で、公開マイリストがあった。特定分野に傾いていたので、およそ何の職業or趣味、なのか検討がつく。

 また、特定ブログへの書き込みもその名前とアイコンで投稿しており、発言内容から偏った思想派であることも判明。これで先程疑問だった年代も予想がついた。今ハマってることもなんとなく察することが出来た。


■情報整理して知人に伝えた結果

 おそらくの所在地、職種、年代と、年代の割の幼稚さ、予想建てした病名、趣味。あとは書き込み時期。

 これらを伝えると、知人はほぼほぼ合致する相手の心当たりがあったらしい。妙に納得したような様子で腑に落ちた模様。

 その後、知人がその相手をどうしたのかは知らない。


■匿名だろうと足はつく

 WEBサービスが何で出来ているのか分からない人が今はスマホの普及により溢れかえっている。今回のは随分と自分の情報に対するセキュリティが甘く、特定が容易だった。

 昔の2chのようにipから住所を特定なんて真似は私は出来ない。私も所詮WEBサービスが何で出来ているかがわかっているだけで、ハードの知識は無い。私もそこを突かれたら正直脆い。理解はしようとしてるけども。

 まぁ私の話は置いといて。匿名だろうと今回のような感じでリテラシーが甘いと、足はつく。

 ちなみにその知人の店の他のレビュアーも例えば、知人の店のレビューしかしていないのがちらほらあり低評価をつけていたので、身内かライバル店かめちゃくちゃサービスを不愉快に思った客か、と大体目星がついてしまう。書き込み時期からも予想が立てられる。

 今回の件は「特徴的な名前」でかつ「その名前で各所で活動していた」から割りと簡単に身元判明した。ようするに匿名での活動の仕方としては随分お粗末なやり口だった。匿名でやるときはもっとうまくやろう(そういうことじゃない)

 ところで世間的には私のこの特定能力はキモいらしい。けど、こういうキモいやつに情報を公開するというのがインターネットの利用リスクなのです。

 そんなわけで長年インターネットばかりやってきたおじさんからの報告なのでした。
VALUはじめました
https://valu.is/majikuzu
色々理解してる最中。何かやるかも。
まじめ系クズこと、まじクズが日々経営者として奮闘する記録をブログよりも濃厚に残すかもしれないし、私のブログ活動以外の側面をこちらは色々と出していこうかな…?
フォローだけでもいただければ~