集中力の無いことでおなじみの私です。本当にびっくりするほど私は集中力がありません。周囲の人間はどうしてそんなに一つの物事に真剣に取り組むことが出来るんだろうと、いつも疑問と羨望でもって眺めています。

 そういうダメ人間でも、そこは開き直るわけにはいかず、やっぱり集中する時間を作らないといけないわけで、どうにか私が集中するためにやっていることについてをまとめた次第です。

 ちなみにサボり魔向けなので、普通に集中できる人には特に役に立たないと思います。


■場所作り

 場所をまず作ります。昔の日本家屋には書斎がありました。今もあるのかな? 書斎スペースを設けます。必要なもの以外持ち込まず、心落ち着く場所をまず用意します。汚い部屋で集中は無理です。諦めましょう。


■ネット断ち

 スマホとかPCを断ちます。ネット使わないと出来ない環境だったら、事前に資料のダウンロードなど済ませます。どうしても常時接続が必要な要件である場合を除き、ネットを断ちます。一昔前ならテレビの電源を切る、なんですけど。

 ようは惰性で楽しめて知識も得られた気になるものを断ちます。集中してない時間に得られる知識なんて大したことありません。不便な中でも目の前のことに集中してる時間の方が結果的に得られるものは多いです。


■その他誘惑断ち

 脳みそのための糖分摂取、水分意外は極力排除。勉強や仕事においてのみ必要なものだけを置き、誘惑の対象になりそうなものは排除。部屋が狭くて寝室兼書斎にしてるような私のようなタイプの人は、それは叶わぬ夢だと思って、おとなしく居間なり図書館なりカフェなりに行ったほうが良いと思います。


■他人を巻き添えにする

 監視役を用意します。双方集中したいと思ってる間柄なら、お互いの集中しなきゃという焦りが波及して、集中せざるを得ない時間が沢山生まれます。お互いがナァナァですまそうとする仲じゃないことが前提ではありますが。

 他人を巻き込む事によって生まれる、この「集中せざるを得ない時間」が肝です。自分でどうしても集中が続かない人は、とにかく他人を巻き込んだ方が良いです。


■時間切り

 何時になったら必ず休憩、というのを設けましょう。人間の集中力なんていいところ60分が限界です。小休止を作業が途中だったとしても、絶対に入れましょう。逆に、集中してる時間に他のことで時間が途切れないような配慮も必要です。

 電話もLINEも後から返せばいいだけです。


■BGMかける

 Youtubeとかで集中力を上げるBGMはあります。私的な解釈では、曲自体にももちろん集中作用がある一方で、同じ曲を聞いたらパブロフの犬よろしく、集中しないといけない、というスイッチをつけるためにも曲は流しておいた方が良いなーと思ってます。


■夜中にやる(最終手段

 最後に最終手段ですが、夜中にやると良いです。日中と違い、夜中はいろんなものの活動が終わります。本来寝るための時間なので避けなことを頭が考えないようにするのかもしれません。私も理屈はわかりませんが、とにかく夜中の集中力というのはずば抜けたものがあります。

 注意点としては、翌日以降の反動が大きいことです。なのであくまで最終手段です。

 集中力はあらゆる場において必要なものですから、自分で制御かけられるようになると強いです。



自分を操る超集中力
メンタリストDaiGo
かんき出版
2016-05-27