20170211_1


 人とのコミュニケーションのために、わざわざ他人の粗を探して同調を促してくる人がおります。コミュニケーションの手段ではなくても、話せば人の粗がすぐに話題に出て来るような人が。私の場合は親がそうだったのですが。人の粗探しばかりしているとどうなるのか?



■粗探しする者同士が集まる

 類は友を呼ぶという法則が発動し、粗探し好きな人の周りには粗探し好きが集まります。でもその関係は長く続きません。何故って、粗探しする者同士は、当然同士の粗探しをするから、すぐに関係が険悪になるのです。あ


■粗探しは人に信用されなくなる

 粗探しをネタを話題にコミュニケーションをとろうとする人は、つい忘れがちなのですが相手からするとこういう感想を持たれます。「この人、影で私のこともきっと悪く言ってるんだろうなー」と。

 粗探し癖は、周囲から人がどんどん離れていきます。面白いくらい離れていきます。


■粗探しをするのと、悪い点を指摘するのは似て非なる

粗探しは、積極的に人の個性などを普段から常に悪い角度から見てあれこれ言うこと。悪い点を指摘するのは、実際に何か不味いところがあったら指摘するもの。常にケチつけるために人を見ているのと、どうしても気になることを指摘するのとでは全然意味合いが違ってきます。


■粗探ししている人は、指摘に気付けない

 普段から粗探しをして人の欠点ばかりに目を向けていると、人からの指摘を受け止められない。自分が粗探ししているもんだから、自分の粗にケチをつけられたのだと不愉快になる。

実際、人から受ける指摘というのは粗探ししている人じゃないとしても、そこまで心地よいものでもない。でも普通は人の指摘は一周回って咀嚼して、なるほど気をつけようかなと思ったりする。

粗探し癖がついていると、この指摘をまともに受け止められなく、本当に大事な言葉を取りこぼしてしまう。なかなか人の悪い部分を指摘してくれるなんて手間をかけてくれる人は少ない。皆そこまで他人に興味が無いから。


■粗探しする人と一緒に居ると、伝染る

 粗探し癖というのは非常に残念な性質で、粗探しする人と一緒にいると伝染ります。環境論としてではありますが。伝染ると、他人の粗探しをする癖ができていきます。特に私みたいに親族がそうだと、学校卒業までは逃れられないので大変にきつい。

しかし、そこから独立して離れてみることで、どうにかこうにかその呪縛からは逃れられつつあります。自分の悪い癖はある程度の環境によって変えられる、というのは結構


■粗探し上級者になると、被害妄想が強くなる

 人のあら捜しばかりに慣れると、次第に自分も悪く言われているのではという疑心暗鬼癖がつき、段々と被害妄想を抱くようになっていきます。きっとあの人も自分のあら捜ししているはず、この人も…。些細なことにも被害妄想がまとわりつき、どんどんと悲観的になり攻撃的になり、そうしてますます人が離れていく…つらい。本当に、他人の粗探しというのは良いことがまるで無いです。


■結局解決方法は

1.普段から他人の良い点を探す癖をつける
2.他人の粗探しをする人から遠ざかる

特に2が大事。他人の粗探しをする界隈から遠ざかる。もう本当にこれが大事。人間は環境の生き物。物理的な距離、精神的な距離、をとにかくとる。そのうえで1を実践できるととても良い。もっと細かく言えばたくさんあるけども、おおまかにはこの二点を注意していれば、改善していくものだと思います。

ともあれ、何せ良いところが見当たらない他人の粗探し。粗探しにより心を落ち着けるという作用もありますが、他人へのマイナス印象により安心感を覚えたり優越感を感じたりなどの感情は、脳内麻薬を発生させているようなもので、中毒を起こしているだけ。

他人の粗探しには本当に得るものが無い。とはいえ文句は絶対言うなとかそういう話でもなく。人として超えちゃいけないラインの相手へはそれなりの対応が求められるわけで。

でも普段から粗探しは本当に人間関係をこじらせるだけになるので、やめたほうが良いのです。。。ほんと。

グサリとくる一言をはね返す心の護身術 (SB文庫)
バルバラ・ベルクハン
SBクリエイティブ
2013-12-14