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学生時代のこと。私は専門分野を学びたくて進学したのに、そして卒業制作に集中していた時期なのに、学校全員参加のスポーツイベントがどうしても納得出来なくて教師陣に反対声明を出しました。結果は多少は効果ある感じでした。そんで私のその後の原典になりそうな事件だったなぁと。



■デザインを学びに来ているわけであってスポーツをしに来てるわけじゃないという怒り

そもそも私はデザインを学びたくてその学校に進学したわけであって身体を動かして楽しいねーわーいなんてしに来てる覚えはないわけで。

それを「今までやってたイベントだから今年もやる」という姿勢なのが腹立たしく、しかもそのイベントは普通に出席扱いになるというおまけつき。

私はクラス内で仲間を集めました。そしたら私の専攻では全員が同意という形に。仲の良い非常勤の教師も引き込みました。


■クラス全員の意思として反対を表明

クラス全員の総意として、私は担任に反対の意思を書面にして提出しました。

・卒制期間中におけるケガのリスクが考えられていないこと
・我々はデザインを学ぶために金を払って学校に来ているわけであってスポーツイベントは趣旨から逸れていること
・そもそも身体を動かすことを当たり前とする学科と同列の扱いで競技する時点でイベントとして機能していないにも関わらずそこに何の配慮も無いこと。

これらを伝えました。担任には渋い顔をされましたが、上に持っていくと言われました。


■折衷案で妥協となる

後日他人からは、チーム編成や対戦相手のバランスを加味した上でのイベントにするから、ちゃんと参加してほしい、という回答を得ました。どうしても不参加はダメだ、ということでした。

担任も本当にちゃんと取り合ってくれたんだ、というのが伝わってきたし疲れている様子も見えてなんだか申し訳ない気分にもなり、渋々ですがその条件で結局参加ということになりました。

当時担任が提示した内容や疲れた顔色などはブラフだったのかは今も分かりません。でもそれら含めて世の中全て交渉だなぁというのは何となく実感しました。


■おわりに

何か自分の中で納得のいかない事があれば、まずは行動すること。待っていては何も伝わらない。そして案外発信すれば自分と同じように考えている人を味方につけることもできる。

だから、納得のいかないことがあるならばともかく行動あるのみ。



















■本音としては(クズの部分)

そんでここまでだと、なんか私がクラスのためにとか諸々頑張った感じになってますが。

私の本音としては

「そもそもスポーツイベントが嫌いだから出たくない。でも不参加でクラスの皆に恨まれたくない」

だったんですね。

いやー、嫌なやつですね。クズですねー。

でも、「スポーツイベ嫌い」とかそんなこと正面切って言えないじゃないですか。

「お前はバカか」で終わりです。

なので作戦を考える。この牙城をどう切り崩すか、弱点探しをする。イベント概要は以下。

・デザイナーと結びつける理由が弱い(※学科間の交流とか言われても、普段から必要な学科とは交流してるからネー)
・学科ごとのパワーバランスの欠落
・怪我リスクが高いこと

この辺をなるべくもっともらしい理由をつけて補強する。ただ、自分一人の意見では難しい。そこで、学科の人たち全員が賛同出来るような意見にブラッシュアップをかけていく。

そうしてクラス全員を味方につけた後、嘆願書として提出。

今にして思い返してもよくやったもんだと思います。まぁ望んでいた結果にはなりませんでしたが多少なりとも結果にズレは起こせました。今だったら、提出する担任側にとってのメリット書き連ねたと思います。あの時は自分たちの主張だけでしたから。


■わがままを通したいなら、作戦が必要だ

自分のわがままをいかにして補強し、正当性を挙げ連ね、相手と交渉するのか、そのための作戦を練るのか。これが私が過去のこの件に関して学んだことであったりします。考えてみればビジネスで行われていることですよねこれって。

当時は無意識だったので、相手の利益を考えて無さすぎだったのが問題でしたが。でもこの事により、人はどういう時に味方になってくれるのか。どうしたら自分の主義主張を通すことが出来るのか。

これらを学べたような気がします。これが私の「自分の意見(わがまま)を押し通すための方法」を考えるための原典でありました。