20170120

出典:いらすとや

モチベーションというのは基本的には、自分の中から沸き起こる内発的なものと、外的な要因によって手に入れるとで大きく分類されます。普段から「あーモチベーション沸かないなぁ」と悩んでいる人は、この2種のモチベーションを理解した上で、自分が今何が足りていないのかについての理解に務めると良いです。


■モチベーションってそもそも何か

やる気とモチベーションという言葉をワンセットで考えている人も見受けられるように思いますが、モチベーションというのはいわゆるところの動機にあたるものです。だから、モチベーションが沸かない=やる気が無いというのは別の話題なわけですね。

■やる気についての考え方

ちなみにやる気というのは、感情の高まりによって左右されるものですから、やる気が出ないことに関して言えば、そうした感情を揺さぶる出会いから遠ざかっているというような考え方になります。

疲れてしまうとやる気が失なわれるというように陥りがちかもしれませんが、これは正しくは疲れてしまうことによって出会いが億劫になってしまうからやる気が失われがちになる、という風に考えられると良いのだと思います。

疲れていても力強い眼差しの人だって沢山居ますが、そういう人達は得てして疲れていても、出会いに対する投資を怠っていないように思います。それが意識的であれ無意識的であれ。

■外発的動機付けと内発的な動機付け

外発的な動機付けとは、例えば金銭的なもの高価なものを手にするだとか試験で一番を目指すだとかの名誉に由来するもの、あるいは焦りだとか緊張だとか畏怖だとかに恐怖に関与するもの。私達の社会には様々な外発的動機付けを刺激する仕組みがあります。

一方で一般的に好ましいとされているのは内発的動機づけです。これら外発的な動機に突き動かされること無く、自分がこうしたいと思うから行う動機。絵を描きたい、文章を書きたい、勉強がしたいもっと学びたい。

こうした内発的な動機に向き合うことは、自分のモチベーションを考える上で大切にしたい動機となります。

■モチベーションが無いという状態

つまりモチベーションがなくなったということは、内発的なモチベーションに向き合う時間が失われたとか、外発的なモチベーションにずっと振り回され続けて内発的なモチベーションに向き合う時間が失われていたとか、主に内発的な動機に向き合う機会の欠如が一つ考えられます。

また、外発的なモチベーションというものに慣れすぎてそれが途切れてしまった時に電源が切れてしまう状態。内発的なモチベーションと向き合わなかったが所に、外からの動機が消えた途端にプツンと糸が切れてしまう状態。好ましい状態ではありません。

一度、自分と向き合う時間をとる必要があるのやもしれません。

■外発的・内発的 セットで大切

内発的な動機付けが強い方が環境に影響されずにガンガンと進んでいけるのですが、私みたいな真面目系クズは端から自分を信用していないので、外的環境にある程度依存せざるを得ないと思っています。

外発的、内発的、どちらが欠けてもバランスが崩れてしまう。だから、私は代わりに外発的な普段の生活環境に目を向ける事についてもっと理解を深めた方が良いかなと思います。

人間は環境の生き物だという観点もまた、散々言われていることですから。というより人間は外の環境に本当に大きく影響され適用して生きてきた生物です。この特性をむしろ好意的に捉え、自分の中の気持ちも、外の環境作りも、どっちにも目を向けていくことがモチベーションを失ってしまったと思った時に出来ることなのだと思います。

人を伸ばす力―内発と自律のすすめ
エドワード・L. デシ
新曜社
1999-06-10