20161213


仕事の上でマルチタスカーであることを求められる人はある程度居ると思います。体の良い言葉に言い換えるとスペシャリストでしょうか。何をやらせてもそこそこの仕事が出来る状態。

潰しがきくように、会社側も社員を使うにあたってなるべく多様な機会に触れさせておくという狙いがあります。実際マルチになんでもこなせるすごい人達も目にしてきました。

一方で、器用貧乏で終わる人や、全部中途半端にしか出来ない人も目にしてきております。

一口にマルチタスクと言えど、どうしてそうした差が生まれてしまうのか。なるべく良いマルチタスク習慣を手に入れると幸せになれる感がありますので。



■悪いマルチタスクになりがちな人の特徴

・断片的にあれこれ手をつけ、全てを同時進行しようとする
・時間軸を整理しない
・自分の集中力がもつ時間を把握していない
・自分が集中できる環境を作っていない

つまり漠然と、いろんなことに手をつけようとして、何一つモノにならない状態が続くような状態を作っている人、という考え方になります。

モノにならない、成果が上がらないことを続けているとやがて、低い達成感に落ち着いてしまったり、成果物を一向に上げられないことから自分に対する自信を失っていくなどもあります。

「どうせ自分なんてこんなもの」と、何かにつけて諦めるようになってしまったり。言い過ぎなような気もするけど、習慣として積み重ねたものが自分を形作っていくのです。

悪い印象に引きずられることの無いよう、今からでもマルチタスクについて見直しをするのが良いように思います。


■良いマルチタスクを行っている人の特徴

・一つの事を集中して進め、終わるまで次のことに手を付けない
・予め計画を建てて、決めた時間軸に沿って作業進める
・自分の集中力を把握している
・集中する時は自分の周囲を整理するし、人が来るのも妨げたりなど徹底する

先述した悪いマルチタスクとは逆を行く考え方です。一つ一つに対して整理して取り掛かり、確実に「終わらせていく」ということ。

自分の中で「終わらせた」という体験は、中途半端な状態のままの物事よりも大きな経験値となります。これらも積み重ねることで大きな自信になりますし、実績にもなっていきます。

つまりマルチタスクが上手い人というのは「区切りをつける・終わらせる」が体に染み付いた人であり、その染み付いた経験でもって更に様々な事へ挑戦して経験を積み重ねていけるのだと思います。


■今からでも、是非良いマルチタスクを

人間の習慣はいきなり変えることは難しいですが、是非、1日一つでもまずはやることに区切りをつけて、5分でも10分でもいいから「集中して取り組んで終わらせる」という習慣を取り入れていってみてはいかがでしょうか。
 
ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果
ゲアリー・ケラー
SBクリエイティブ
2014-01-22