20161209


日々ストレスある生活を送っていますか。私はストレスまみれで目が死んでます。知らなくていいことばかり知ってストレスがマッハです。一時的なことなので持ち直すとは思いますが。

仕事など長く続けていると、ストレスにも種類があるなぁと感じます。大まかに分けて「良いストレス」と「悪いストレス」があるなと思いました。



■適度なストレス、一時的なストレスは良い刺激剤になる

良いストレスは、表現が難しいのですが、襟元がよれていたらそれを「だらしない」って指摘してくれるような環境です。

自分に鏡を見るように促し、適度に緊張感を与えてくれる環境。また、そういう環境を作ってるれる人。自分自身もそういう人になれると良いなぁと思います。


■慢性的なストレスやよろしくないストレスは、気力を奪う

ただ、先程の襟元を正すのも、例えば「お前は人間性が酷い」だの暴力的な部分まで訴えたり、毎日のように追い詰められるような環境であれば、それはストレスではなく単に人の心を折る環境。良さは無い。

毎日萎縮するような状況になっているのなら、歯向かうか、まともに向き合わずに離れるかなどの対応が必要。

「合わせられない」ことに悩むよりも「合わないから別の方法を考えよう」の方が健全。

「合わせる」ってめっちゃ高度なスキルだなと改めて思います。そこに対してあまりに労力を割いてしまうような状況になるのであればそれはある程度諦めてもいいのかなと。「合う」人同士が合わせれば良いだけだと思います。


■ストレスが全くかからない生活に潜むもの:経験談として

一旦ストレスから全て逃げて、一時的に優しい世界に逃げ込んだこともあります。誰からも否定されないし、自由に何でも決めれるし。それによって自分としてはとても幸福感は得られたのですが。

ただ、自分が幸せなので特に何か問題解決しようとか、インスピレーションになるようなものとか、そういうものに出会えなくなりました。楽しさや幸福で満たされるから、そこで気持ちが落ち着くのですよね。「別にいっか」て。

一生分の財産を築いて、あとはのんびり過ごせばいいやーって状態になっているのならまだしも、私みたいにまだまだ蓄えも何も足りない人間がこんな状態に陥ったら何も価値を生み出せなくなると。

そうして逃げていた場所から舞い戻るのでした…。でも出来れば一生らく~に暮らせるようにはなりたいものです。


■良いストレスか悪いストレスかの例

・日々のやる気が得られているか/失われているか
・仕事ではなく人間性に対する暴言が飛び交っていないか
・上下関係などで、上の立場を利用したイビリなどが行われていないか(言い返すことが出来ない環境になっていないか)
・寝れているか(睡眠に関するストレスは最悪です)
・互いの利点欠点を指摘しあっているか。(一方的な欠点ばかり指摘する関係になっていないか)
・相互が利益をもたらし合うような関係になっているか(相互で監視し合って足を引っ張り合う不穏な関係になっていないか)

などなど。単に精神がやられ続けているのでしたら全般的にそれは良いストレスであるとは言えないので「いや、これは必要なんだ!」とか思わずにちょっと休んだほうが良いかも。「良いストレス」というのは人を追い詰めるものではないので。。。 



■悪いストレスにのみ焦点を絞って処置すること 良いストレスは残すこと

ストレスに区切りを付けず、良いストレスまでも一緒に追い払ってしまうと、自分を正すための環境などもまとめて捨ててしまうことになります。

特に、普段からこういうことを意識していなかったり、疲れ切ってしまっている時などはまとめて「全部いらねー!!」と投げ出したくなってしまうこともあると思います。

しかし、本来は悪いものだけ捨てたり訂正しまえば良いわけで。適度な緊張感を持つというのは、人間がある程度襟元を正しながら生きる上で必要不可欠なことであります。

互いが「優しい」だけの関係というのは、その輪の中だけでは確かに楽しいですが、良いストレスまでもが消えてしまうのであれば自分が得られる気付きなどを失ってしまうことにもなりかねません。

だから「良いストレス」を自分の生活環境に対して適時選んで仕入れるのが良いかなと。最近ストレスに向き合いながらそう思った次第です。