出典:いらすとや
自分でなんでもやろうとする。
自分の無限の可能性を信じてか。
人に聞くのが苦手なのか。
恥だと思ってるのか。
様々な道には、その道のプロが居る。
自分でなんとかしようとするのも
大変に結構なことだし
その気概は努力家のソレだとも思うけど
その気概があればこそ
まずプロに聞いたほうが良い。
そんなことを思った一日。
■出来ないことは恥ずかしいことじゃなく
特にプライド高くて自分で何でもやろうと
するタイプの人は、まずもって
プロから話を聞く、プロの言ってることを
まずは取り入れるなどの柔軟性を持ち
その上で自分でやるのが良いと思います。
人生の時間はとにかく有限であり
なんでも自分でイチからやろうとする人は
世に中には言ってみれば先人の知恵が
調べりゃいくらでも出て来るし
調べても分からないものは他人が
経験や知識等々で持ち合わせているし。
だからもしスピーディーに何か体得したい
という事情があるのならば
「なんでも自分でやってみなきゃ分からん」
じゃなくて
「まずは先人の言うこと聞く」
「先人の知恵にとにかく学ぶ」
これをやらないとならない。
■時間とともに開いていく差
なんせ時間は有限だし
周りの賢い人間見てればすぐ分かるんですが
自分で試行錯誤するのはあくまで趣味
なわけですよ。
別に趣味ならいいんだけど。
というか自分でじっくりやったからこそ
得られるものもまたあるので
それはそれで否定しないけども。
趣味でもなんでもやっぱり沢山の人の知恵を
拝借していける人間というのは強い。
他人が学んできた時間や歴史を
取り入れて自分を拡張したほうが
ヨーイドンでスタート時点は同じだとしても
先々に進む距離がもう果てしなく
開いていく一方で。
例えば会社に入れば
その仕組みの頂点に居る
経営者に近づいておくのは
何年も経つほどに得られる知見が
平社員のままでいるよりも
全く違ったものになっていきます。
■TOKIOは何がすごいのか
農家でも始めたければ
ゼロから試行錯誤するよりも
先人たちの知恵を借りた方が
早く収穫出来ますし、もっと良い作物を
育てられるようになるし。
DASH村のTOKIOだって
今でこそ何でも自分たちで
ある程度は出来るようになっていますが
番組当初はあらゆるプロの方々に
あーでもないこーでもない言われながら
一つ一つ学んでいったわけです。
あの番組はTOKIOがすごいのは勿論の事
TOKIOをサポートする方々が
そこらの毛の生えたアマチュアではなく
古今東西のプロを呼び寄せて
TOKIOに教えているからこそ
今ではバンドが副業のガテン系アイドル
になってしまったわけですね。
アマチュアに教えられてたら
せいぜい農家が趣味のジャニーズでしたよ。
もうあの番組は本当にわかりやすく
厳選されたプロから助言を受ける事で
あらゆるスキルを身につけるという
典型的な師弟関係による技の伝授が
体現された番組です。
あの番組からも分かるように
いかに沢山のプロに出会うか
そして教えを請う話術や人間性や
教えてもらえる何らかの仕組みを得られるか。
これがスムーズに様々な道の技術なり
なんなりを体得する上での近道であると
教えてくれているわけです。
■いかに賢者と結びつくのか
昔から
賢者は歴史に学び愚者は経験に学ぶ
というような言い回しがあります。
それはやっぱりある意味正しくて。
特に仕事では上司なり経営サイド等になる程
何らかの技術に特化していたり
そうやって沢山の師匠を自分の人生に配置し
自分自身を加速させているようなモデルに
出会えると思います。
二世でもない限りはやっぱり、そういう
他人と同じ歩みで進むのではなく
いかに素早く人の上に立つか。
人の先を行くか。
そういうことをしてきた人達が
上に居るのだと思います。
とにかく、いかにプロから話を引き出し
いかにプロの知恵を学んで吸収するか。
これが人生攻略の鍵だと思います。
また、何か八方塞がり感を感じた時は
自分の能力不足であることもそうだけど
自分が今進んでいる道の先に居る人が
どうやってうまくやってきたのか
そういう部分を素直に取り入れると
そうした状況から抜け出していけるようになる
と、そういうように思います。
■本当に大切な時のために体力を残すには
なんでもかんでも自分で抱えて
すぐにパンクしてしまう人は
とにかく世の中に散りばめられた
ありとあらゆる先人たちの
プロの力を頼って探す方向に
シフトしていけるようになると
もっと楽になるのではないかなと
そんな風に思います。
そうして普段から学び取りながら
本当に自分だけで
考えなければならなくなった時用に
体力を温存しておかなければ
ならないのだと思います。
■多くて少ない人生の時間
とにかく時間は平等に有限なのです。
その事実にどれだけ真摯に向き合えるか。
これが他人の力を借り
他人に頼る術の重要さに目を向ける上で
必要不可欠な考え方かと思います。
コメント
コメント一覧 (4)
僕もその一人ですけど、まじめ系クズの傾向の一つに自分に対する責任感が希薄で他人に依存しやすい部分があるじゃないですか?
教えを乞う相手との適切な距離感ってどのくらいなんでしょうか?
記事を見る限りベッタリは違うと思いますが、都合の良い時だけ利用するのも違いますよね?
この記事を読んだ上でロトロさんが
言わんとしてることがわからない所でして…
ざっくり答えると「相手による」としか言えないと思います。
相手が自分を利用しようとしてるなら、こちらもそれ相応にいただくし
教えを請いたいと思ったら何かをいただく分自分で何かを返す、と考えます。
なので人それぞれです。
双方の人間関係で失礼のない範囲で教え教えられを
人間関係として当たり前にやるだけだと思います。
先日の日記でも書きました通り、貰っても返さない人間に社会は冷たいです。
依存だろうと、双方がそれによって得を得ているのであればそれで良いし
依存される側が「とてもじゃないが付き合ってられん」となればそれまでで。
この当たり前の貰って返してを意識すれば
依存がどうだとか危険だとかべったりだとか、そういう話ではないのではと思います。
ロトロさんから再コメントがないので代わりにお聞きしたいのですが、(ロトロさん、ごめんなさいっ!)
多分、私が思うに、ロトロさんが聞きたいのは、何故プロに助けを求めないのか、というメインテーマから派生する利害関係という意味での「距離感」ではなくて、出来ないことを助けてもらうという点だと思うんです。
分かりやすい例だと「新人教育」をどうやればいいのか、という意味だと思うんです。(もし違ったらごめんなさい)
どこまで助けて、どこから自分で考えてもらうか、みたいな。
本来は、基礎的なことをまず教えて、失敗ありきでチャレンジしてもらって、先輩がフォローするのがベストだと思いますが、最近は、質問しても「自分で考えて試行錯誤しろ」って言いながら、頑張って自分で考えて行動すると「勝手なことをするな」と、新人には矛盾するとしか思えないことを言う人もいますから、新人も上司も、意思の疎通がとりにくいんですよね。
ロトロさんがどっち側か分かりませんが、真面目クズが、出来る人に助けてもらうことを安易にしてしまうと、出来ないことを出来ないまま、出来る人に毎回投げっぱなしにしてしまうんじゃないのか、と聞きたいのだとかんじました。
という解釈で、私も聞いてみたいです。(笑)
どもどもです。
ロトロさんのコメントにこう返したのは、「自分の解は無いけど、真面目系クズとしてはこうなんじゃないですか」という批評をもらったわけです(と、文面を見て感じました)
だから「批評はわかりました。それで、ロトロさんはどう思うんですか? 私はこう思います」という返しになりました。
もふふさんの解釈でも疑問な点として「それは自分自身の事なのか」それとも「客観的な批評なのか」なんですよ。
客観的に批評する観点から言えば「真面目系クズは、他人の言葉を真正面に受け止めすぎだから、そうした上司の言葉には常に「俺の気持ちを汲み取ったうえで」という主語が抜けていることに気づいた方が良いし、上司自体が答えを知らない場合もある」みたいな返答になるんですね。
だけど、「自分自身の問題」とするのでしたら「その上司はどんなこと考えてるかって分かりますでしょうか。上司側が普段親しくしている人とかは、その上司をどう評価してますか? 多分、貴方は上司側の言葉を額面通り受け取りすぎなのではないかと思います。上司側ももしかしたら問題があるかもしれない、そういう部分から考えてみるのも良いと思います。世間的に言われる「上司はこうすべき」とか「部下はこうすべき」とかではなく、目の前の人と上手く付き合うことを考えていくのがまず大事だなぁと思います」みたいな話になっていくと思います。
全然変わってきますよね。