20161025


 ものすごく辛いことがあった時、めちゃくちゃムカつくことがあった時、ひどく嫌な思いをした時、とても悲しい思いをした時、人の心は揺らぎます。「今の状態ってダメなんじゃないか」と。そして、極端な選択に走ってしまう。特に精神的に追い詰められてしま
うほどに、あまりにも、極端な。




■トータルで考えるって何

 もう読んで字のごとくなのですが。目の前の損得、中長期的な損得、感情の面での損得。これらを総合的に考えてみて、「まぁ全体で見れば得になってるなor損になってるな」という物事の考え方です。

例えば一つの会社組織に所属するにしたって「金銭面」「環境面」「将来性」「自分の生活環境」「人間関係」諸々が自分の中のバランスにあり、トータルで考える事で均衡を保っているわけでございます。


■感情のみに振り回さると不味い

 ところが、特に感情に振り回されてしまう人は、この部分が時々するっと抜け落ちてしまいます。「感情」のみがメインになり、他のすべてのバランスが一時的に行方不明になります。

先日の日記では「感情」のエネルギーの有用性について述べてきました。しかし感情は、それのみに身を任せるとこうしたトータルバランスを見失ってしまうリスクもあります。

だから冷静と情熱の間を行ったり来たりすることが大切なのですね。


■トータルで考えるには、常にトータルで考える癖を持つこと

 いざ感情が爆発した時に、自分の今の総合的な環境に対しての点数付けをしておかないと、感情が思い切り自分の中で優先して働いてしまいます。

でも日頃から自分の環境をトータル的に見つめて採点しておくことで「こことここが基準値を下回ったら、こういう行動に出よう」みたいなのを決めておけます。


■それってつまり「余裕」を持つってこと

 つまり「トータルで考える」。その上で日頃から自分の周囲の環境やら起こっていることに採点するということは、常に「余裕を持つ」ということになります。

人は余裕が無くなると、すぐに「感情」が物事の判断基準に向かうようになってしまいがちです。感情を満たすため。感情を発散するため。見境を失って。


■余裕を持つには

気持ちの面で余裕を持つにはいくつか条件があるように思いました。

・お金がある(貯蓄をしている)
・収益を分散化させている
・健康である(特に肉体を鍛えている)
・誰かに認められている
・自分で自分を認めている
・何らかの実績を残している
・何らかの技術を持っている
・何らかの社会的に価値ある資格などを持っている
・何らかの形で社会に貢献している そうした組織に所属している
・友達がそこそこ居る
・よく寝てる
・バランスの良い食事をとっている

こんな感じ。
大まかに分けると、「金」「身体」「精神」「社会的地位」この辺人生の中でトータルで獲得していくことで、余裕を持てるようになっていく。

これらの獲得を怠ると、余裕を徐々に失う。特にお金と健康はガチ。稼ごう貯めよう鍛えよう。あととにかく寝よう。さもなくば、感情が行動を支配するようになってしまいます。


■「トータルで考える」と何より人間関係がスムーズに

 感情にあまりに実直な人間関係は、それぞれの人に対する相対的な評価を妨害します。感情なんてその時々で違うんですから、一時の感情で他の良いところ悪いところが全部見えなくなってしまってしまうのは人生のバランスとして損です。多種多様な人の考え方価値観を受け入れる事は人生において大切なことです。

逆に言えば感情に実直な人と上手く付き合うには、フラットな姿勢でどっしりと腰を落ち着けていることが大切だなぁなんて最近は思うのでした。

人生はやっぱりなんだかんだ「運」だし、その運を運んできてくれるのは結局「人」ですから。「沢山の人」と上手く付き合うために「トータルで考える」バランスで居るのは、トータルで考えて良いことだと思います。