20160830


 コミュ障な自分が、自身のコミュニケーション能力を頑張ってなんとか解消しようとしていくなかで少しだけ見えたもの。

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■相手の希望に沿う答えを考えすぎるあまり

 何かを相手に効かれた時、コミュ障の人は、普段あまり人と話さないものだから張り切ります。「今日こそしっかりしゃべろう」と息巻いてしまいます。

そして、息巻いた結果、失敗に終わります。

「相手に自分を良く見せよう」という意識があまりにも強くなり、「しゃべりすぎてしまう」のです。そして結果的に相手に迷惑がられます。


■例1:相手の希望を考え、しゃべりすぎる

 コミュ障な人に「◯◯について教えて」と頼むと、1から100を教えようとします。◯◯についてや、◯◯から派生するなにがし全てに対して答えようとします。

でもコミュニケーション能力がある程度ある人は、1度に全部を説明しない。最初は聞かれた◯◯について答える。教えたいことがある場合は「こういうことがあるかもしれないけど、大丈夫?」など聞く。相手の反応が対して無いようであれば話を終わらせたり、簡易的な説明に留める。興味が有るようだったら、詳しく解説する。


■例2:相手の希望を考え、ショートカットしすぎる

 こちらは相手に時間をとらせまいとして、相手の話の先を読んで、先の話題を提供してしまうパターン。これもコミュ障の人にありがちです。

そしてコミュ障の人の先読みは、残念ながらあまりうまく行きません。相手の話を心から聞く、相手を理解する、といった事なく、断片情報だけで話題の先読みをしたつもりになるからです。

普通のコミュニケーションであれば、相手の言い分を最後まで聞いてから、次の話題へと進みますし、分からなければ聞き返す。相手に時間の手間をとらせるよりも、話を聞かない事の弊害が大きいから。


■コミュ障を自覚したらまずやること

 それは、まず自分のクセの延長ではずっとコミュニケーションがとれなくなるのだと認めること。そしてまず相手の話を聞いて、相手が必要としている答えだけを答える事。それ以上の事、詳しい説明も先読みもやらない。

まず目の前のこと「相手の話を聞いて、必要なことだけ答える」を百発百中にする。これをこなすこと。これをこなせば自ずと、相手が求める説明も出来るようになってくるし、相手が何を話したいと思っているのかも分かってきます。


■親切心や真面目でありたい気持ち、善意の気持ちが空回り

 私はコミュ障って、自覚してる人と無自覚な人が居ると思っていて。悩む人って大体善意のつもりが失敗しちゃうパターンが多いかなと思ってます。こんなはずじゃなく、ただ相手のことを思ってやったはずなのに、と。

なまじ相手への善意の気持ちがあるからこそ、余計なおせっかいを焼いてしまいたくなるのは分かります。分かりますが、だからこそグッとこらえて、完璧に相手の期待に答えようとするのではなく、まず聞かれたことに答える。ここから。

本気で相手に気持よくなってもらいたいと思っているなら、相手の話を真剣に聞くことから。でも、もしその中に「自分が良く見られたい」という希望が混じっているならば、それは捨てた方が良い。相手にとって、貴方がよく見られたいかどうかなんて、至極どうでも良いことなのですから。


■コミュニケーションは訓練だ

 コミュニケーション能力は、自然と身につくものであるとされている傾向が強いですが、書道なり柔道なりと同じで、コミュニケーションはスキルです。スキルは基礎から磨かなければ応用に至りません。基礎は鍛錬し続ければ応用も楽にこなせるように。

コミュニケーションは、訓練である程度出来るようになりますから、まずは基礎からしっかりとこなしていくことからです。