出典:
やりたいことがあるのにどうしても重い腰があがらない。やらなきゃいけないとは分かってはいるんだけど、出来ない。勉強なり家事なりなんなり。そんな時は5分だけやるを心がけると良いですというお話。
■とりあえず「5分だけ」
気が乗らないけどやらなきゃいけないこと。例えば勉強。大事なのは5分。時間で切ること。「◯ページまで勉強する」などの具体的な目標を立てない。時間だけを意識する。
そのかわり、五分間は本当にそのことだけに集中する。それ以外のことは一切しない。
■5分経つと…
なんやかんや惰性でその後も継続します。あと、本当にやりたくいないことについても5分で終わると考えれば「まぁ五分くらいならやるか…」と思えると思います。
■なんで5分
時間切りは、自分のモチベーションを操作する考え方になります。先ほど具体的な目標を立てないという話をしましたが、具体的目標って、モチベーションが自分の中に不在な時って、どれだけ目標を低く見積もったとしても「そこまではやらないといけない」というプレッシャーに変わってしまうのですね。これが辛い。
一方で5分は、その5分間は何しても自由なわけです。どれだけ進むかなどではなく、5分経てばもうそれで終わりなのです。勝手に終わりがやってくるのです。
■5分設定は、モチベーションのスイッチを押すテクニック
気が重い作業というのは大体が「物凄く達成するのが困難そうなこと」「どっと疲れそうなこと」「今日はそういう気分じゃない」などなど…自分の中にそれを行うことによる心労が発生するなと身構えてしまう事柄です。
それは無意識に自分が、目標設定を高く高く見積もって「やりたくないこと、やると辛いこと」に変換してしまっているから。
それを「まぁ5分くらいならやるか」って自分に思わせることがミソなのです。
「それくらいならまぁやろうか」って自分に思い込ませることで、モチベーション管理で一番大変な「0→1」を達成出来てしまうのです。この「0→1」がモチベーションのスイッチになります。
その「0→1」のたった一歩を踏み出す「言い訳」を自分に作ってあげる。これが5分ルールです。
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■おわり
繰り返し、大切なことは何かやることを決めて、5分間をそれのみに集中すること。そしてその際に「目標設定はしない」こと。具体性を持った目標設定というのはかなり高度な所作であります。
そんなわけで「やりたいのに気が乗らない・やりたくないけどやらなきゃいけないこと」があるのだけど全然手がつけられない…という時は是非5分だけやってみるのが良いのではないかと思った次第でございます。
特に真面目系クズで飽きっぽい私みたいな者には、自分に言い訳が出来る5分ルールはとっても相性が良かったのでした。
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