20140703
出典:いらすとや

ついに2015年が終わりますが、先月のニュースの振り返り。



■社会

○アマゾンが「お坊さん」をネットで宅配!? 3万5000円で読経 8日から受付開始 

http://www.sankei.com/economy/news/151207/ecn1512070010-n1.html
アマゾンが止まらない。なんとなくタブーめいてたところに堂々と切り込んできたのスゴイ。お坊さんというのは確かにその家その家の代々の付き合いがあるから、市場が固定されてたわけでして。だから値段も据え置きだった。ところが宅配となると価格競争も始まるし、何より大きな手間が省かれた事に。

そのうち自炊とか掃除宅配、エアコン取り付け宅配などなんでも手を付けてきそう。最終的には自分の手に職を売る人がいっぱいラインナップされるようになるのかもしれません。


○フィンランド、国民全員に800ユーロ(約11万円)のベーシックインカムを支給へ

http://www.businessnewsline.com/news/201512071631370000.html
来年最終合意をとるらしいですが、ついにその段階まで実現に向かっているようです。
代わりに社会保障を打ち切るらしいので、実質今後の日本のテストケースとなりそうです。
現状の財源を考えても今の社会保障維持するにはもっと多くの税金が必要となりますからいずれ崩壊は目に見えており、日本もベーシックインカム導入に向かわざるをえない状況に向かっている状態ではあると個人的には思ってます。

■雑学・ネタ

○頭がいい人ほど本を大量に本を読んでいる件について:哲学ニュースnwk 

http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4964386.html
これは付け加えると、アウトプットしてる量が多い人が頭いいなって感じます。
知識は蓄えるだけだと忘れてしまいがち。
その分要点を常にアウトプットして整理するのを続けると良い感じっぽいです。

○【画像】 今流行りの「ミニマリスト」が現実離れしすぎて怖いと話題に

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1861355.html
親が色々辿った結果たどり着く内容としては別にどうでもいいんじゃないかと思うのですが、子供が多感な時期に周りにモノが何も無いって…と思った次第。でもスマホとテレビとPCは与える模様。私には虐待にしか見えませんでした。

○「モンスター社員をうつ病にさせる方法」で物議の社労士 「ダメージ与えて真人間に立ち直らせるのが真意」と釈明

https://news.careerconnection.jp/?p=18896
元記事読んだんですが、正しくはモンスター社員をやめさせるにはうつ病にさせて退職に追い込めという内容でした。私的にはこうした軽率な記事のせいで、正しいモンスター社員への対処法が周知されなくなることが社会的にダメージデカイなと思ったので、めんどくさいことしてくれたなぁと思うばかりでした。


■コラム

○映画を意味不明な理由で低評価付ける馬鹿は滅びろ

http://anond.hatelabo.jp/20151110173454
大衆評価というのは結局その文化圏の最も人口割合の多くを締めるパーソナリティの
「数」と「共感」の票が集中せざるを得ないシステムなのです。
だから知識層が失礼な話、多いとは言えない現代文化では
「情報の正確さ」ではなく「共感」の票が増える。
票が増えると目立つ。その「共感」内容が低評価であれば
コンテンツの良し悪しではなく、コンテンツは現代文化の
「共感」は得られなかったという事実が残り、低評価になってしまう。
だからその分野の事が純粋に好きな人にとっては迷惑なシステムなんですね。

なので各コンテンツのHonzなどのキュレーションサイトは
割と必須になってきてる感じがします。
既にブロガーさんが皆やってるけど、まだ弱い。


○「コミュ障」の話。 

http://rentwi.textfile.org/?671588638010937344s
自称コミュ障の自分が一番間違っていたと感じたのが「しゃべりが上手い=コミュニケーション能力がある」という事であると思い込んでいたことです。しゃべりが上手いことと、話が上手いことはノットイコール。

じゃあ話が上手いっていうは何かっていうと、適切なキャッチボールが出来ること。相手が投げた言葉をちゃんと捕球して、受け止める相手の気持も考えながら投げ返す。それだけ。
相手は自分じゃないから自分の気持ちなんて、よっぽどうまく身振り手振りで言葉にしない限り伝わらないし、それくらいやっても伝わらない。そして相手のことも分かった気になることが精一杯。分かることなんて無理。

そういうところから始めないと、上っ面を変えるだけじゃなかなかこの記事の事柄を理解するのは難しいなと感じました。言ってることは至極まともなことばかりです。


○今年「も」流行語大賞がおかしい件について

http://togetter.com/li/898355
きっかけはやはりスマホというか。
私も仕事でちょっと昨今の流行の動向を追っていたのですが
2008年あたりから徐々に「それどこで流行った?」みたいな流行語がチラホラ。
で、これスマホ以前は皆が見るメディアって「テレビ」を主軸としたものがメインだった。

ところがスマホが登場し、Twitterなどのサービスが生まれたりしていく中で
徐々に、皆が自分のメディアチャンネルを作り始めてしまった。
だから、テレビメディア側が発信する流行とかは、もうあくまで「テレビを見てる人にとっての流行」にしかならなくなってしまったわけです。

だから今回の流行語もテレビなどを見ている人にとっては「ああそうだよね」ってなるけど、特にチャンネル変更の早かった若い世代に程「はぁ?」という結果になったわけでございました。


○宮本茂×糸井重里 ひとりではつくれないもの。

http://www.1101.com/nintendo/miyamoto2015/
スーパーマリオメーカーの対談なのですが、冒頭はやはり岩田社長について触れられるのでした。任天堂という組織の成り立ちが伝わってくる大変良い記事でした。


○3Dアニメの雄、ピクサーのストーリーライターが語る「おはなし作りにおける22のルール」

http://dailynewsagency.com/2013/07/29/pixars-22-rules-of-storytelling-hqh/
実はストーリーライティング能力というのは何も脚本家だけに求められるものではなく。営業の方ならそれこそ当たり前に知ってることとは思いますが、相手にストーリーを思い描いてもらうための道筋を示した営業というのは非常に有効だったりするわけです。
人の心を癒やす人も、激情に駆らせるような人も、皆シナリオライター。
シナリオライターとしての能力って、結構色んな場面で役立ちますので一読してみると良いと思います。


○彼氏に「かわいい」と言われると嫌いになる

http://anond.hatelabo.jp/20151208002406
有る一定数の女性にとって化粧は武装であると、誰だかに聞いたことがあります。男が年収や学歴によって自意識を武装するのと似たような部類に当たるとか。なので男の感覚でこの設問に立ち向かうとイライラしたりします。なので男が理解しようとするなら「貴方の最終学歴すごいね 年収すごいね 役職スゴイね 実績素敵ね」というようなことを、言われてるようなものだと捉えると分かってきそうです。


○男性は知らない。すべての女性がやっていることを。

http://www.huffingtonpost.jp/gretchen-kelly/thing-all-women-do-that-you-dont-know_b_8735974.html
インターネッツは結構男文化が強いため、こうした意見は軽視されがちだと個人的には感じてるのですが、ある人が見つめてる世界というのを受け止めてみるというのも良いんじゃないかと思います。ジェンダー感の論争というのは力が必ずしもモノを言う時代ではなくなった以上、今後もますます拡大するものだと思いますし。


■仕事

○いつの間に自分が「細かいことにウルサイ嫌な先輩」になっていた

http://toianna.hatenablog.com/entry/2015/11/12/180000
自分が受けてきた待遇は、学びながら更新をかけたりしないかぎりは、受けた待遇通りの事を結局下にやってしまったりするので注意が必要な案件。
ただしこのブログで描かれている違和感としては、どうして周りが誰もサポートせずにこの人が自分だけを攻める形になったんだろうということでした。考えさせられる内容。

○カインズホーム、掃除向けマジックハンドを「コタツから出なくてもリモコンが取れる」と紹介変えたら売上2倍に

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1511/26/news102.html
私が大好きな任天堂の宮本茂さんという方がおられるのですが(スーパーマリオの生みの親)宮本さんの言葉の中に「アイデアというのは 複数の問題を一気に解決するものである」というものがあります。
今回の件はまさにそれだなーと関心しました。たった一つのアイデア(キャッチコピー)で売上2倍。

○アイデアを出すことが企画だと思ってる奴は100万回死んでいい

http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-3003.html
よく自分のアイデアは最高なのに通らないとふてくされる人が居るんですが、それ実行する手間とかそれに伴う影響とか全部考えられてない、あるいは実際に形になってないものをただ机上の空論を並べるだけ、などなどの事例があり。それはただの「思いつき」なわけです。
そのアイデアは本当にアイデアなのか、それとも思いつきなのか、見極めないと色んな人へ無意識にヘイトを集めてしまったりするやも。


○37歳からプログラミングを学び、GitHub日本法人を設立。堀江大輔が第一線で活躍し続ける理由。

http://careerhack.en-japan.com/report/detail/618
経歴がスゴイので参考にするのも何だとは思いますが、何かをするに遅いは無いんだなというのを改めて認識できました。スゴイ。

■デザイン

○昔の建物でよく見る文字にそっくりな『機械彫刻標準書体』がフリー書体になっている!大人になってからわかるあの良さ

http://togetter.com/li/905338
これ素敵

○デザイナー必見!古代から受け継がれるデザインルール「貴金属比」とオススメツール9選


Web計。 Webデザイナ向けアレコレ計算式

コチラとセットで。
デザインやらない人にはあまり理解してもらえないのですが、皆が何となく感じる「あ、これいいな」っていうバランスには必ずロジックがあるのです。だからデザイナーじゃなくてもこの理論に則りさえすれば、ある程度見栄えのするものは作れるわけです。
これを知ってると、ちょっとした企画資料の作り方とかも変わってくるわけでして、デザインの知識って持ってると大分人生が豊かになったりします。


■技術系

○RPGツクールMVとは何なのか?  スマホブラウザゲームが作る新しい世界

HTML5形式での配布が可能らしく、私的にはここが一番衝撃でした。
ブラウザさえ開ける環境ならCPU処理速度と必要に応じたグラフィック描画能力さえあれば、どんな端末でツクール制のゲームが出来るということ。
exeデータを落としてインストールしてなどの手間が一切消えるわけです。スゴイ!


○『スプラトゥーン』、「The Game Awards 2015」の「ベストシューター賞」に輝く。『CoD:BO3』や『Halo 5』など抑え、日本ゲームの受賞は初

http://jp.automaton.am/articles/newsjp/splatoon-getted-best-shooter-award-of-the-game-awards-2015/
シューターゲーム、日本もチャレンジングなタイトルがポツポツ出ていたりはしたのですが(VANQUISHなど)ここにきてついに日本のタイトルが受賞。快挙ですね。本当にスプラトゥーン面白いです。


○スマホゲーに「レア」がでてくる理由と、人間が「課金したゲーム」を消せない心理。海外コンサルが教える、ゲームに使われている7つの心理テクニック。

http://appmarketinglabo.net/game-psychology/
営業関係に携わってたりそうした本を読んだことがある人ならば、いかに顧客の心理をつかむかという点で記事中の話は聞いたことがあるとは思います。
しかしこれ完全に電子ドラッグに向かいつつあるので、そろそろ大きな規制がかかりそうな気がしないでもない感じがします。


■いちおし

○急増する「中年フリーター」

http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2015_1207.html
私が就職ヒーヒー言ってた時期はちょうど氷河期まっただ中でした。
その時流行っていたのは「フリーター」
「今を楽しむ若者たち」という報道がされてました。30歳フリーターとかもバンバン報じられてました。
そりゃあんな辛い就職戦線で心を壊されるよりも楽しむ方に向かうのはある意味しょうがない。
そしてその結果が年月を経て、こうした現状に。
急増という言葉だけ見ると、あぁリストラが増えてるんだなって思うかもしれませんが、そうした氷河期に波に乗れなかった人が順当に歳をとっただけということでした。

それにしても今年はピケティ氏の21世紀の資本によって、明確に所得による格差問題が取り上げられる一年でした。でもこの問題一過性の話題で終わるものじゃなく、実際に所得格差による困窮は「衣食住」すらままならないというとんでもない状況になりつつあります。

日本の投票システムが変らない以上、労働世代よりも増え続けているドロップアウト組に有利な政策をしない限り政権は維持できないため、今後もその世代へ向けたリップサービスを優先した舵取りがされるのは間違いなく。

ビジネスではとく「権威と権限」という言葉が用いられてます。
権威とは立場。当たれられた役職などから発生する影響力のようなもの。
権限とは力。優れた技術、優れた話術などなど優れた能力のこと。
一般的にビジネスマン問わず過去の歴史からも、上を目指す人達は皆
まず「権限」を育て上げ、その権限を使って権威を獲得していきます。
豊臣秀吉なんかはその典型例ですね。
ところが資本経済においては権限の中に「資本」が組み込まれます。
資本力も能力の一つなわけです。

こうなると、生まれた瞬間に資本力があるかどうかで権限に差が生まれます。
これは代を重ねるごとに顕在化し、世界的な格差を生み出す。
富めるものはますます富んでいく構造。

そうしたなかで資本力を手に入れられない今の若年世代が生き延びる方法は
資本以外の権力をテクノロジーを利用して以下に素早く手に入れ
権威を手に入れていくかという部分にかかってきます。

あまりにも目立ちすぎて袋叩きにされ潰された某IT企業社長などもおりました。
現代は権威を脅かす存在になるとこうした見せしめも発生する模様なので、したたかに利口にやっていく他無さそうです。

とにかく、まずは権限を得る事にどれだけストイックに取り組めるか。
ここが今後の若年世代が上手く生き抜くための鍵になりそうです。




■おわりに

近況報告ですが、人の管理部分+プロジェクト進行にかなりの時間をもっていかれていて、なかなかブログ執筆に脳のチャンネルを合わせられない感じです。
その分色々な気付きはストックしていっているので、正月休みにむけて少しずつ記事化していければと思います。

何はともあれ今年もあと二週間切りました。
やり残しが極力無いよう、2015年を締めくくりたいですね!
 

 

完訳 7つの習慣 人格主義の回復
スティーブン・R・コヴィー
キングベアー出版
2014-05-23


かれこれこのブログも長いこと続けてます。
色んなジャンルごとの一番の本というのはあるのですが
事、当ブログを検索される人にとってのオススメ本は
この本に集約されるような気がします。





一方でまず自分の現状を把握し、自己の現状を知る。
特に当ブログで扱う「まじめ系クズ」という分野と
強いつながりのある本としてはやはりコチラ。

この二冊はもっと多くの人の手に渡るといいなぁと思うのでした。
余談でした。