20141017
出典:いらすとや

ツイッタで書いたのを補足してまとめ。



■きっかけ


色々情報詰まってて根深いんだなぁと思ったんですけどこれの根っこって何だろうと考えてました。


■愛とお金のバランス

 TwitterのTLとかブコメとか読んでて、多分これだな-と思ったのが「自分が大切にされてない」って部分がトリガーになってそうかなと。

■お金じゃない組織の例

 友人関係・恋人関係・親子関係? あとは同好会やら無償のボランティアやらなどなど。

こうした関係性で大事なのって、相手の事好きか、相手に必要とされてるか必要だと思ってるか、相手のことを大事だと思ってるか、とか、まとめて省略すると「愛」をどこまで割けるかだと思うんですよね。
双方のバランスが50:50でも0:100(これは依存とか奴隷かな)でも、とりあえず愛基板で成り立ってる。

ちなみに具体的な金銭的な見返りの明示とかが無いって話で、お金がかからないって話じゃないです。


■お金じゃない組織の縁の切れ目

 愛情が無くなった時。相手へのリスペクトが無くなった時。

■雇用関係の組織の場合

 雇用関係は基本的に「金」。組織が個人に対する労働還元とか期待値に対する還元とか諸々。


■愛とお金

 私は基本的に大多数の人は、愛優先で行動する生き物だと思ってます。自己愛・対人愛・組織愛、諸々。

で、会社組織はそこに加えて「報酬」が発生する。この金銭と愛とが絡まる事で、人間の判断区分が複雑化する。たった一つ判断基準が増えただけで。


■退職・転職理由の推移

2015年上半期のランキング
http://doda.jp/guide/reason/2015first/?cid=list202

こんな記事がありました。「4年連続で「ほかにやりたい仕事がある」が1位」だそうです。金額への不満はリーマン・ショック時を覗いて常に3位をキープ。つまりほとんどが「やりたいことが出来たから辞めた」って事みたいです。

ただし、選択肢内容が違う回答だと世界中で給与待遇を理由とした離職がダントツらしいです。
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1306/20/news072.html


■ほかにやりたい仕事ってどういう。

 他に好きな人が出来たって事ですね。浮気です浮気。
例えば同じ額面提示されるなら愛が無くなった今の仕事場や仕事仲間と一緒に居るよりも、転職した方がストレス減る。経済成長鈍化でどうせどの企業もそこまで大きな給与の違いが無いなら、知り合いも誘ってくれてるしいっそのこと…って思うのが自然の流れ、なのかと。


■愛が消えた時、営利団体とのつながりはお金でしかなくなる

 そしてそのお金の部分でも満たされていないと感じるのならば、もうこの組織に居たってどうしようもないやーってことで離れていってしまうわけですね。遺恨を抱えながら。


■愛さえあればの典型

 長く存続してるけどはたからみるとブラック企業って、金銭的享受に目眩ましをして愛を上手く活用してるのかなと。ようはまともな対価を支払うと金銭的ショートを絶対起こす経営状態なのだけど、それを言葉巧みなのか神経削ってなのかなどで、うまく回す。

使命感を与えたり愛社心を与えたり単純に好かれたり逆にスパルタにして依存心与えたり洗脳したり…などなど。

まともな対価を用意出来ないなら結局は組織の根っこの愛の部分をいかに管理するか。これが延命の秘訣なのでしょうきっと。


■遺恨を抱えた人々が流出すると困ること

 外から見た組織なんて表面しか見えないわけで、その遺恨の言葉は結局外から見た組織の一部となってしまったり。任天堂の例の起訴の件とかも大きなインパクトありました。そのすぐ後に岩田社長が逝去されてしまったのが非常に辛かった。

形あるものいずれ皆朽ち果てるわけなのではありますが、なるべく組織を延命させるためにはこうした遺恨をいかにケアするかが…っていうか結局のところいかに気を回しながら運営していくかになっていくんでしょうね。でも気を回しすぎると、組織の長は人が増えすぎるていくことで気が狂ってしまう。

そこである時期を堺に過労心労により大病を患ったり、あるいは嫌われてナンボで全体への配慮を諦める。前者は比較的早く死ぬ。死なないためには、後者にならざるを得ない。しかし後者に牌を進めることで、組織のギスギス感が始まっていき、対価ベースとなり、その対価は経済成長がない限りは支払いができなくなっていき、やがて人が消えてゆく。消えて行った人達の中には(特に組織の初期メンバーなど愛着が強い人達)深い遺恨を抱え、それを外に流布し、中からも外からますます組織が存続しづらくなる。
・組織解体
・組織大幅人事改革
・スターのマンパワーによる経営回復(ジョブズはこれを演出したことが何よりもすごい)
などが行われる。


■雑感

 息が長かろうと短かろうと組織は必ずこの問題に差し掛かると思ってます。
 
何かまとまりのない内容になりましたが、私は組織の長をやってる人は本当に凄いなと感心します。そして人の愛情とお金の関係のバランスはほんとーに答えのないバランスなんだなと呆然とするのでした。

特に元記事に他意があるわけでもなく、最近の経営と自分との関わりなどを通じて思った事をまとめようと思ったのでした。