150815
Splatoon(スプラトゥーン)


 ネタなのであまり本気にしない方向で。でもあながちネタでもないかもしれないです。
スプラトゥーンは仕事へのフィードバック率が高い。というただのこじつけ記事です。


 

■即興チームで立ちまわる方法の学び

 スプラトゥーンはフレンド同士でのマッチングでも無い限りは一期一会のチームでのバトルとなります。結果チームの構成に合わせて常に自分の立ち回りを微妙に変えていかねばなりません。
導入部分での短い双方のブキ確認。そこから3分間の短いバトル。この1試合の中には沢山の学びが詰まっていると感じました。


■自分にできること探しの学び

 自分の持ってるブキ、自分と周りの上手さの比較。そこから自分が今回はガンガン攻めるべきか、それとも後方で塗りサポートすべきか、厄介なブキを足止めするか。
自分が今回のチームにて何をすべきなのかを判断します。判断できると強い感じがします。


■役割を意識してる時たまたまハマった時ほど勝ちやすい学び

 各々の役割がきちんと合致すると、勝利に結びつく事が多いように思います。


■独断専行は使い分け

 正直独断専行は玉砕しやすいのでマイナス部分が大きい。このゲームはチームプレイであり、1対1であれば純粋にブキの相性&プレイヤースキル&位置取り、で勝敗が決する。相性が悪い相手と勝つのは至難の業だったりする。しかし2on1になると、この相性の相関図が崩れたりする。

なので要所要所で足並み揃えて行動すると割と良い感じがしてます。

しかし時に一人で切り込む事も必要。独断専行はキルのリスク、チームへ迷惑をかけるリスクを背負う代わりに相手の撹乱を目的とします。撹乱を続けるには生存率を上げることがかなり重要。で、生存率を上げるにはプレイヤースキルを磨く事。すぐ死ぬだけなら本当にただの特攻になってしまい、味方の戦力にも悪い影響与えてしまいます。


■あくまで基本に忠実に、の学び

 戦術の基本はブキごとにあります。楽しみたいならこそなおのこと、うまい人のプレイを参考にして、役職(ブキ)の扱いの基本をまずはマスター。どこまでも、まずは基本に忠実に。


■勝てない相手と戦わない、勝てる方法を考える学び

 たまにとんでもない猛者と出会うことがあります。単語としてひとまず『ガンダム』とでも称しましょう。とにかくガンダムに勝つことは非常に、非常に難しい。酷い時だと3on1の戦況さえ覆される始末。

だったら逃げる。勝てない…というより撃破の見込みが無い相手とわざわざ同じ土俵に立たない。逃げまくる、とか、誰かと一緒に常に行動する、とか、ひたすら潜伏して嵐が過ぎるのを待つ、とか。

方法はなんであれ、ガンダムとの遭遇はもうハリケーンに出くわしちゃったみたいなものなので、全力で逃げる。大丈夫、ガンダムだって四散した4杯のイカを一気に倒すのは無理なので。


■結局勝負の運には逆らえない学び

 どれだけ入念な準備をしようと、どれだけ腕をあげようと、やっぱり勝てない時はどうしたって勝てない。こちらのチームが回線落ちで3人になってしまったり、全員ローラーVSシューター&チャージャー集団になってしまったり、熟練のウデマエの人達ばかり相手に偏ってしまったり。

こうなってしまうと自分の実力がいかに優れていようとも、どうあったって勝てないものは勝てない。でも『勝てないものは勝てない』という学びってとても大事だと思います。


■味方の動きを把握する学び

 自分一人がものすごく頑張ってるつもりでも味方との足並みが揃わずに負けることも結構多いです。見方がどこに居るか、どんなブキでどんなスタイルで戦おうとしてるか、こういうのが把握できるようになっていくと、自分がその戦場で果たすべきスタイルが見えてきて楽しさ倍増です。


■一つの事柄を極める学び

 実はひとつの物事をまず極めるというのは、とても大切な事だったりします。
イカの移動ひとつとっても、相手に気付かれないようにそーっと移動したり、相手の虚を突く移動をしたり、飛び越えるのが難しい場所にジャンプする練習したり。一つ極めると、プレイヤースキルの底上げがされる。

ブキも一種まず極めると、似たブキの癖の違いなんかが明確に分かってきて、それぞれの戦い方の違いなんかもわかってくる。

ずーっとブキをコロコロ変えるイカは、なかなかそれぞれのブキの特性に気づけ無い。気づくのが遅くなる。これは自分の経験踏まえて。


■相手の気持に立つ学び

 沢山のブキを使う事のメリットも実はあって、食わず嫌いで色んなブキを触ってみると、実際に敵として遭遇するのとは別に、自分がこのブキ使っててイヤだなと思える動作なんかが分かってきます。得意なブキばかり使っててもなかなか勝てないなぁと思ったら、時には相手の立場にたって物事を考えてみるというのはかなり重要なのだ、と教えられます。


■相手の行為にねぎらう学び

 スプラトゥーンはゲーム内でコミュニケーション手段として「ナイス!」「カモン!」の二種が使用できます。私的には特にナイスの部分をいかに使うかでモチベーションが変わるんではないかと勝手に思ってます。

自分が助けられた時とか、一矢報いてもらった時とか、先陣きって突撃してくれたとか、スタート時に挨拶交わすためとか。

ナイス一つでもコミュニケーションが生まれ、それによってゲームの楽しさが変わってくるように思います。少なくとも自分はナイスしてもらえるとなんとなく嬉しいし、仲間同士がナイスし合ってるのを見るのも微笑ましくて、ああこの試合は上手くいかせたいなーと思えたりします。


■自分で楽しむための学び

 運が悪いと連敗することがあります。しかし勝ち負けはあくまでゲームが決めた目標点であって、負けが込むときはとりあえず「この箇所だけは死守するぞ」とか「1回も敵に遭遇しないことだけを考えるぞ」とか、色々自分ルールを追加してゲームを楽しむと良いかな、なんてことを学んだりしました。




■遊びの中に沢山の学びがあるゲーム

 こうやって書き連ねるとほとんどが別にスポーツを楽しむための心得だったり、仕事やプライベートでのコミュニケーションを円滑に行うためだったり、仕事や何か技術を体得する時の心得だったり、現実の延長にあるものばかりで。とにかくたくさんのことに付いての学びがあるなぁと思いました。

すごいぞスプラトゥーン!

…土日だけ少し遊ぶようにしてるんですがいい加減、遊ぶインプットではなくアウトプットの方を増やしたい所ですね。役職変わるとホントにもう…なんていうか…忙し…(白目)

ゲームやりすぎ注意。