20140703
出典:いらすとや

 ようやく忙しい時期に一区切りがつきましたので、この3~4週間ほどのニュースを自分のために振り返ることにします。いつもより注釈を極力コンパクトに。


 

■時事系

○車齢13年を超えるクルマの自動車税、さらに増税の「15%増し」へ

http://www.lifehacker.jp/2015/05/150526car_tax.html
 今後の国の方針としては所有に対する課税がより重くなっていきそう。こうなると既存の価値観のままで居ると辛い事になりそうな感じがします。断捨離じゃないですけど、いままで購入しなければ得られなかったものは本当に買う必要があるのか?ひとつひとつの常識に疑いの目を向けることで、時代の変化を楽しめるのかもしれませんです。逆にそれが無いと辛いことにもなりそう。


○教員資格「国家免許に」 共通試験も想定 自民党が提言

http://www.asahi.com/articles/ASH5D33GKH5DUTFK006.html
 これ、教育の進捗がますますなくなるので非常に私は微妙だなぁ…と感じました。反面、意思疎通があまりに気迫が故に教師同士の根本的な主義の違いに子どもたちが振り回されることがなくなるとも考えられるのですが。でも振り回される中で育つ子は育つかもしれないし、本当に振り回されるだけで終わるだけかもしれないし。
…答えはない。でも精度が硬直化するのは怖いと思います。万物流転。


○自転車の取り締まりが強化! 6月1日の道路交通法改正の注意点

http://allabout.co.jp/newsdig/c/82285
 結構徹底してるみたいですね。心なしか通勤中の自転車が減ったように思います。どこかの県では、違反した場合「自動車免許」に対する減点を処置するみたいです。もうこうなってくると、エンジンのないバイク扱いですね。ともかく制度が開始されてからしばらくは警察の目も厳しいでしょうからお気をつけて~。



■WEBサービスなど

○住みたいエリアの物件、まとめて地図上でチェック「Bing不動産」 マイクロソフトとSUUMOが連携

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1505/25/news112.html
 実際使ってみましたけど、結構いい感じです。ただ表示物件の精度がまだまだイマイチです。というか住宅系WEBサービスは全然進歩が無かったのでようやくきたかー!という印象が強いです。まだまだ変革の余地が沢山ありそうな雰囲気。



■考え方系のコラムなど

○ゲームに負けてかんしゃくを起こす子への対策

http://togetter.com/li/822883
 いわゆる弱者が不利な場が続いた時、感情のやりどころが無くなってしまう。発達に遅れのある子はコレが顕著で、突然かんしゃく、爆発してしまう。私も振り返ればそんな記憶があるのでなんとも耳の痛い話…。

ただこの話は周囲の人間が出来ることは~という話なので、当人側として気をつけることは、自分が不利になる戦いはとにかく避けること、そして負ける時は何したって負ける、しょうがないんだ、というあきらめを知ること。これが大切だなぁなんて感じるのでした。

○記憶力がなさすぎる

http://anond.hatelabo.jp/20150515094458
 私も全く同じで、全然記憶できなかったタイプの人間。結局ブログ書くようになってから言葉を整理する癖ができたことによって、記憶力がよくなりました。自分の中に吟味して落としこむというのは心底大事ですね。



○使う言語が「世界の見え方」を決めている:研究結果

http://wired.jp/2015/05/18/language-changes-your-view-of-the-world/
 言語によって言葉の表現力がそれぞれ変わってくるという話で興味深いです。ものの伝え方とか考え方とか、使う言語次第で様変わり。好きという感情を、月が綺麗ですね、なんて洒落て言えるのは日本語の良さだなぁなんて感じてます。


○仕事が丁寧で遅い人に共通する、たった1つの問題点とその対策。

http://wiz7.hatenablog.com/entry/2015/05/19/060000
 次記事とセットの話なのですが、まずはこちらから。
仕事が丁寧で遅い人というのはつまり心配症であるとの話から、荒削りでもいいから早く上げる、という思考は分かってはいても出来ない、という話。そのためには事前の戦略会議をしっかりするとかかんとか。半分分かるのだけど、私はこれはあくまで手段でしか無くて、まだ小手先の話でしかないんだろうなぁと感じてます。これはマネジメントしたり自身の仕事スタンスの変化などを考えて思う点。

○後回し癖は一生治らない、のか?

http://anond.hatelabo.jp/20150513201325
 で、割とこちらのほうがより答えに近い話で、丁寧な人はそうじゃなくて、単にとにかく後回しグセの比重が大きいなぁと感じるのでした。で、実のところこれはもう性格とか脳レベルに染み付いててわりとどうしようもない。これを気合根性で治そうとすることはやっぱりどこかおかしい。

結局人間は環境が揃わないと動かない。絶対に動かない。もう98%くらいそうだと思ってます。変わった人、変わらなかった人、変わったのに戻った人。全部、全部、環境。人間を作るのはただ、環境。

ちょっとこの辺は会社でも度々議題に上がってたりします。私はとにかく人は精神論じゃ、一定期間しか変わらないからやらざるを得ない、やりたくなるような環境を作るただそれのみだと思ってます。

○お金がないと幸せになれないのか

http://pha.hateblo.jp/entry/2015/05/22/003115
 実際私がお金を強く稼ぎたいなと意識するきっかけになった言葉は、村上龍氏が言っていた「お金で幸せは買えないけど、不幸は回避できる」というものでした。そう、お金があっても幸せじゃないって言葉は良くきくんですけど、それだけだと綺麗事なんですよね。そうじゃなく、不幸を回避するためにお金をできるだけ稼いでおく。稼ぐシステムを作る。これってとても大切なんだよなと改めて。


○インターネットで仕事論語る人ってどうしてほしいの?

http://togech.jp/2015/04/30/22932
 意識高い系についての話。まぁでも文末でも触れてますけど、意識低くて何もしないよりは人様に迷惑かけない範囲で意識高く自己啓発して、自分を少し自惚れさせるというのは一歩踏み出すためには必要な行為だよなぁなんて思うのでした。でも、自分以外の人にそれを望んで積極的に押し付けるのは本当にただの迷惑行為なのでなんというか、やめたほうがいい感じが強いです。




■仕事系の記事やコラムなど

○日本のゲーム開発は終わったのか? 主役は家庭用ゲームからスマホゲームに

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150526-00000009-wordleaf-game
 私今話題のスプラトゥーン買いましたけど、その売上本数と話題の大きさが全然見合ってなくて、ゲームコンテンツ単体での売上でメーカーが利益を確保するのはもう不可能なんだなぁと思いました。

例えばスプラトゥーンだとAmiboなどを購入することでゲーム内の衣装を追加で得られたりミッションが増えたりなんかがあります。これをズルイと取る声が結構多いんですが、正直私には昨今のこれはもうファンドにしか見えないのです。でも実際パチンコのような射幸心を煽る賭博となんら変わりない課金スタイルをとっているようなメーカーもあったりで、課金嫌悪が高まるのも分かる。

じゃあ私達ユーザー的には結局のところメーカーがどこまで真摯にコンテンツを提供してくれているか、そういうポテンシャルがありそうか。何よりも生き残ってほしいか。そういう感じでものをただただ買うのではなく、メーカーにファンドするつもりで居る姿勢っていうのも重要なんじゃないかと思ったりするのです。なんというか、コンテンツ産業ってそういう域に突入している感じがします。利潤を得るためにメーカーへ投資する、といいますか。

そういう意味ではアイドルのCDに数百万円というのは、ただ握手したいとかってよりもファンドそのものなんでしょうね。


○「アニメ業界はもってあと数年」と庵野監督が発言したことにMBSが更に斬り込んだ解説。

http://togetter.com/li/826419
 庵野さんの代の、良質な殴り込み作品を作って業界に一泡吹かせて、その名前の信用でプロダクションからお金を得て…というスタイルとはすっかり程遠い印象にはなってる感じです。

ただ対照的にTRIGGERのようにファンにむけたPVを作ってお金を直接ユーザーから得るというスタイルはひとつ新しい可能性として現れてます。でもそれも結局は彼らが育つ基板があったからこそ独立できたとかんがえると、その基板自体が崩壊している昨今というのは産業として非常に不味い時期に入っているというのは否め無さそう。で、続きます。


○なぜ若者は遣い潰されるのか――日本のアニメはブラック業界

くみかおる / 著述・翻訳家
http://synodos.jp/society/14091
 こうした情報は割と何年も前からずーっと発信されてきたのですが、やはりノートPCが非常に安くなり、ネット環境が安くなり、しまいにゃスマホ(モバイルPC端末)を誰もが手にしてからは辛い業界の内情をより若いうちから多くの人が知れるようになりました。そんなもんだから、辛い業種にはますます人の足がむかなくなり、人が集まらなくなり、縮小していく。

このスパイラルは結局天才が覆したりしちゃったりするんですけど。だからある意味ただの停滞期なのかなぁなんてことも思うのでした。ただ人材・資本、これらを持ってるところはある程度勝者として決定づけられてきている感じがあるので、わたし的には別にアニメに限った話じゃなくて、音楽業界だってそういうわけで。コンテンツ産業全体が、新しい破壊と再生を求めてさまよってるのかなぁなんて感じるのでした。

任天堂やAppleはこうした時期に「枯れた技術の水平思考」でいつも市場の度肝を抜かしました。硬直化はチャンス…とも考えられます。VRはそのきっかけになるかなと思ったけど何か違う感じがしてきてます最近は。じゃあ何かと問われれば、何も思いつかない…悲しき凡人。


○私は怒ってる!ヒドい写真盗用に遭ったので経緯と対策をまとめてみた!

http://photo-studio9.com/photo-illegal-use/
 写真著作権に関しては国の教育レベルでどうにかしないといけない話だなぁと感じてます。未だにバレなきゃいーんだよ、というレベル。

○大きな胸を「小さく」見せるブラが売れたワケ

http://toyokeizai.net/articles/-/69274
 全員がすぐにイイネというものはイノベーションになりえないというのはなんとなく沢山モノ作ってきて思います。年をとるほど踏み出すリスクも起こりえる事象の確立もなんとなく自分の中で出来上がってきてしまうから、やっぱり新しいものって経営判断的にGO出にくい。
それを受け入れる土壌がある会社とか、押しきれる仲間を作れるかとか、信用を得てきてるかとか、一口にイノベーションといっても本当にたくさんの要素が結びつく必要があるんだなと思いました。良いプロダクトだけではダメなわけで。


○寿司職人養成学校 東京すしアカデミー

http://www.sushiacademy.co.jp/
 ガイアの夜明けでやってたんですけど、これ、スシ職人というのは今まで10年は職人の背中を見て育てーみたいな環境だったのに対する黒船みたいです。2ヶ月で現場に立てるようシステマチックに教育している。こういう職人だからこそ~みたいな部分でまかり通ってきた部分へ切り込むスクールはまだまだ展開の余地がありそう。

尚、かつて「下積みの頃は見て盗め、聞いて教えてもらえると思うな」なんてやってたところは軒並み人手不足に悩んで悲鳴を上げてる印象です。努力と才能と……なんでしょうね、本当に「もうそんな時代じゃない」というのは身にしみてどこの業界もわかってきてるはず。


○起業支援者なんだけど、普段は言わないことを書く。酔ってるから。

http://anond.hatelabo.jp/20150530023603
 起業考えている人は一度読んで見たほうが良さそうだと思いました。そして起業家というのはこのルールがあった上で自分にどう都合の良いルールを作るかというものだと思いましたので、打ちひしがれているのだったら多分辞めた方が良いのでしょう。

○漫画家について会社員が放った言葉があまりに意味不明で苦言殺到「プロ意識ってなにかね?」

http://togetter.com/li/829850
 これはもう実際の所、漫画家側が自分のお金を計算して強く出ないとダメな案件なんでしょうけど、なんせ出版社のお抱えになっていない、バックに何も持っていない人というのはとにかく使い倒される運命にあって、正直フリーで受注スタイルというものがいかに舐められるかという例でもあるんだなぁと恐ろしさを感じるのでした。




■技術・芸術・テクノロジーにまつわる記事やコラムなど

○日本のアニメ業界で活躍されているフランス人クリエーターの ロマン・トマさんの背景講座が凄い! 

http://oekakigakusyuu.blog97.fc2.com/blog-entry-751.html
 知ってる人にとっては改めて再確認。知らない人にとってはなるほどこうなってるのか、という内容。充実の内容でした。
こうしたある程度技術のある人に教わりに行ったりそういう学校に行ったりしなきゃ学べなかったようなものがオープン化されている昨今は、ますます学校って何を教える場所なんだろうかとぼんやり考える次第です。今のところもう、勉強する環境を得る・友人を作る場、それくらいしか機能してなさそう。

○第9回「ドット絵で日本の日常を表現したgifアニメーション」

http://cre-m.jp/ogi_09/
 非常に良かったです。目の保養。

○グーグルの自動運転車、恐ろしくトロいことが判明

http://www.gizmodo.jp/2015/05/post_17141.html
 非常に悪意ある記事で、そもそも公道を40km走れるというのはもう十分人を輸送するレベルに達している。しかも交通事故率は人間が運転するよりも遥かに遥かに低い。しかもこの速度の進捗もハンパなくて、3年前くらいはラクダの徒歩よりもゆるやかな速度だったのに、今年でコレ。すごい。


○二次元画像を拡大したいと思ったことはありませんか?

http://ultraist.hatenablog.com/entry/2015/05/17/183436
 どうやらピクセルの補完とは違った技術っぽく。何やってるのかあまり検討ついてないですが非常に興味深いです。ラスターともベクターとも違う技術として確立したら面白そうであります。


○「創造性のコンパス」モデル »

http://joi.ito.com/jp/archives/2013/08/02/005541.html
 科学者と芸術家とエンジニアとデザイナーを4つのフレームに分けて、彼らの創造性の相性を言語化したという話で非常に興味深かったです。そしてこの4つを兼ね合わせることが面白さという創造であると。ものづくりしている方にはとても参考になるお話だと思います。


○Oculus Riftはポルノコンテンツを規制しない―カンファレンスで創設者が語る

http://www.gamespark.jp/article/2015/05/19/57078.html
 実際の所テクノロジー関連の機器が一般に浸透するのって結構この要素が大きかったりしてます。VHSしかりDVDしかりネットしかり。この開放をOculus側が宣言することで他のHMDとの明確な差異を出していくのでしょう。実際Sonyのモーフィアスではこの辺の発言難しいでしょうしね。


○女子高生「80%がiPhone(Android恥ずかしい疑惑も)、Facebookではなくインスタ」原宿の女子高生100人に聞いてわかったスマホとアプリ3つの真実

http://appmarketinglabo.net/harajuku-app/
 私にはダサイからAndroidはイヤだという感覚は欠如してたので非常に新鮮な気分を味わう記事でした。開発に近い人はこの感覚無いと思うんですよね。


○個人でゲームを作りたい人に是非読んで欲しい!スマホ用RPG「ダンジョン999F」のメイキングが公開。素材作成やバランス調整など

http://tsubakit1.hateblo.jp/entry/2015/05/25/001728
 大分個人アプリも入り込めない市場になってきた感じは強いですが、商売抜きにしたって自分でゲーム作れる環境が目の前にあることは変わりないわけでして、いやぁこういうテキストが読めるって本当に素敵な時代だと思います。


○「パクリゲームが出たら成功の証拠」「技術オンチな上司がエンジニアのやる気を下げる」 アプリ業界の本音を「BrainWars」x「生きろ!マンボウ」が語る

http://appmarketinglabo.net/brain-manbou/
 上司と接待スマホゲーというスタイルはびっくり。なんだか知らない世界を垣間見れました。しかし基本的な技術はオープンになってて、勉強しようと思えば何でも勉強できる時代だからこそ、上司になるっていうのは本当に勉強の日々なんだなぁとなんだか記事とは別方面で妙に納得してしまいました。


○収穫加速の法則

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8E%E7%A9%AB%E5%8A%A0%E9%80%9F%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87
 イノベーションが起こる機会というのは、回を重ねるごとに徐々に短いスパンになっていくという法則。実際携帯端末ひとつとっても、最初のバカデカイバッグみたいな携帯電話から単色ケータイ、そしてフルカラー液晶ケータイ、そしてスマホ。スマホになってからは性能の加速度的な上昇ならびに周辺デバイス(時計など)の拡張も充実。次はARなり空中ディスプレイなどにより、画面自体が無くなるのやも?

なんにせよテクノロジーの発展速度は加速度的であってこの法則に従っているというのは興味深いです。そして予想される2045年の技術的特異点。この辺調べていくと未来がどう向かっているのかなんとなく一つ予測立てできて楽しいです。

ただこれはあくまで世界が平和を維持した場合であるとも考えられますので、戦争による文明の断絶などは想定されてないぽい。まぁ想定しよう無いですし…。


○人工知能は核兵器よりも潜在的に危険、ホーキング博士が「100年以内に人工知能は人間を超える」と警告

http://gigazine.net/news/20150529-ai-will-overtake-humans/
 どうにもテクノロジーの発展は人類にとって暗雲立ち込めるものになりそうだなと、技術的特異点の可能性について論じる人々のある程度の共通認識になりつつありそうです。端的に言えば人間が地球上の生命体の頂点である日が終わるのですから。

現に今だってもう人間はテクノロジーによる補助がなければ先進国ほど、即座に破滅に向かいます。既に私達の生活はテクノロジーにより便利になったと同時に、テクノロジーに侵食されているとも言えます。

AIが技術的特異点を迎えたとして人類を守るべき対象だと認識する可能性がおおよそ想定できないので、人類はターミネーターよろしく抹殺されるか、あるいは私達が昆虫に特に感情を抱かないように見てみぬふりされるか、あるいはAIとの融合を遂げるのか。なんて、今でこそオカルティックな話も、そう否定出来ない未来へと直進しているように感じます。

他方でISIS革命軍や某大国の軍備強化など世界全体がもはや戦後ではなく戦前へと向かっているわけでして、いずれにせよ人類がこれから向かう先は暗雲立ち込めまくりなので、もうとにかく今を楽しむことが大切なんじゃないかとか思ったりするのでした(思考停止)


○鉄道オタクが「趣味の延長」(開発2年半)でつくった有料アプリが6,400万円の売上。ニッチな電車運転アプリがグローバルで成功できた理由。

http://appmarketinglabo.net/traindrive/
 尖ったコンテンツで、需要層少ないながらもきっちりそこをとらえたまさに「ニッチ」の勝利。計算づくでやってなくて本当に好きだからやってる、というのも強いんでしょうね。とはいえ有象無象の似たようなものを作った人、作りかけた人、そういうのは世の中に沢山居るでしょうから、その部分が運である程度回っているのだとも理解していると良いのかもです。


○ディズニープリンセスが実在したら?そんな疑問に答えた絵に魅了される

http://curazy.com/archives/86486
 デザインの話なんですが、割と違和感なくディズニーキャラを人間がメイクすることで再現してます。つまりあちらの国のキャラクター造形というのはあくまでいかに人間の情報をそぎ落として、特徴的なパーツを大きくしたりなどしてバランスとるかって、造形になるみたいですね。
他方で日本のアニメ―ションキャラクターの顔って全然人間にすると似ても似つかない。国民的漫画のワンピースだって。割とこの辺は日本の場合いわゆるカワイイとされるキャラクターは愛玩動物、特にネコを造形モチーフとしているから人間をデフォルメするのとは全然別方向に向かってるのかな―なんて思いました。文化がちがーう。



■雑学・生活

○毎朝10秒対策するだけで足が臭くならない方法

http://anond.hatelabo.jp/20150518001730
 生活の知恵。特に汗っかきの人は、何足か持って、靴を休ませる習慣をとるのは大切ですねー。


○宮崎駿に人生を壊された女

https://note.mu/sbsnbun/n/n24da2014094d
 私はこの賛辞を非常に優れたラブレターであると受け取って、とても気持ち良い読了感に浸っていたのですが、どうもネットににあがってるコメントで「オタク趣味を貫かなかったお前が悪い、宮﨑駿のせいにするな」みたいな内容があって頭を抱えました。挙句「わかりにくく書くほうが悪い。オタクじゃないと読み取れない」とか。

別に月が綺麗ですね、という文化を絶賛するとかそういう気は無いのですが、それでも文脈やその人のまるでパズルのような思いを読み解き、自分の中でカタルシスとして消化する思考を放棄するのはなんだか非常に悲しいなぁと感じるのでした。

私のこの感覚も「古臭いジジイの戯言」になるんでしょうけど。私はあまりに短絡的なものしか読み取られない文化って、楽しみが無さそうだし、「楽しいとはこうだ」というのが決まりきってて、つまらなさそうだなと思ったりするのでした。


○ドッジボール、学校での強制参加を禁止にするべきでは?

http://togetter.com/li/828700
 私はスポーツ苦手だったので特に個人の功績がモロに可視化されるバスケやサッカーがもうホントに大嫌いで大嫌いで散々担任に訴えたんですけどまったく聞く耳も持たれませんでしたね、ええ。ドッヂはそういう意味では苦手な人は率先してすぐボールにあたってしまえばそれで終わり。後は外野でボケーッとしてればいいのですから、やりたい人にとっては楽しく、やりたくない人にも逃げ道のある非常に優れた集団競技だなーと思ってました。


○ニコニコ超会議、「大いなるマンネリズム」の先

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20150603/283847/?rt=nocnt
 マンネリの先で文化になる、というのは非常に面白い解釈だなと思いました。それにしても開催まだ5回目で既にマンネリの話とかしてるのはすごいなぁと。実際川上会長も来年までは今のスタイルで大丈夫だろうけど、再来年からどうしたらいいだろうか、というスタイルみたいです。


■いちおし

○Nike Football Presents: The Last Game ft. Ronaldo, Neymar Jr., Rooney, Zlatan, Iniesta & more


 リスク上等、という強いメッセージをナイキがドリームワークス系アニメーションでSF絡めて表現した映像広告。5分ほどの短いムービーなのですが起承転結まで良く出来ていて膝を打ちました。


○楽に努力せよ、という上司がいた

http://blog.tinect.jp/?p=13585
 この仕事スタイルってもっとも大切にすべきだと思ってます。もう是非一読。私が語る必要無し。似た言葉で、手を抜かずに楽をしろ、というのも大好き。


○栗原類が発達障害であることを告白…理解を得られず怒られることも

http://news.livedoor.com/article/detail/10150848/
 出来れば風化してほしくない、ただの消費で終わってほしくないニュース。顕著に症状が現れている人はまだ、ある意味では救いがある。だって、自分が変だって、わかってるから、調べられる。発達障害についてネットでの記事なども随分増えたように思ってます。
問題は、自覚症状が無くて、でもなんだか生きづらいな、と思って、それがただの性格のせいだとか容姿のせいだとかで止まってしまってる人。

発達障害は割と色んな人に軽度なり何らかの症状あることなので、自分と向き合う上でも多くの人が一度興味を持って調べると、他者への理解などにもつながって良いのになぁと思うのです。

○発達障害ブームに飽きた発達障害者

http://okaikosan.hateblo.jp/entry/20150517/1431870411
 そしてこのブログ主さんがたどり着いた真理はとても大切なこと。自分の苦しみは自分だけに降りかかっている特別な状況じゃなく、社会を背景としたただの現象である、という部分。ともかくこの内容はとても重要だと思うので、ある程度元気な人は一読したほうが良いと思いました。


■あとがき

 あれー…なんだか結局長く書いてしまいました。しばらく日記書いてなかったので脳みそに整理しきれていない言葉が溢れてしまったようです。

さてさてここのところ1ヶ月近くの忙殺記、明日明後日にでも書こうかなと思います。謀殺される1ヶ月で変わってしまった事、自分の思考に生じた変化。とにかく今言えるのは忙しさは罪だなぁと改めて感じたということ。でも、忙しい時期は誰にでもやってくるものでありますし。色々私にとってこれからの日記はリセット作業としての記録になっていくのやも。とりあえず、今は忙しいことが終わった安堵感以外あまり深いことが考えられなくなってるのでした。不味い不味い。

そんなわけでぼちぼちタメにならないぼやきブログ、再開です。

あと余談ですが、大分ブログ書けない時期が長かった割には、アクセス数がむしろ上昇してました。謎めいてます。5月はおかげさまで14万PV。累計PVも150万超えてきました。何かしら参考になればと思います。

Google先生のアルゴリズムが変わったのでしょうか。検索トラフィックが减少するする言われてましたけど、案外と調べ物する人の数は増えてるんだろうかと感じました。

いやほんと。