150415
出典:いらすとや


 長年外注さんとやりとりしながら支払総額とかを考えて思ったこと。今日は短め。



■早さと質と収益

1.手が早く、クオリティの高いものをあげる
2.手が早く、そこそこのクオリティのものをあげる
3.手が遅く、クオリティの高いものをあげる
4.手が早く、クオリティが低い
5.手が遅く、そこそこのクオリティのものをあげる
6.手が遅く、クオリティが低い

だいたいこんな感じでしょうか。
1はダントツ。
2はついで稼いでる印象。
に3と4と5は結構似通ってる。
6はそこからガックーンと落ちる。


■早さ is 正義

 まず前提として早さ。早さがあると、とりあえず最底辺からは抜け出せる。もうとにかく早さ。
そして早さを身に着けていると、1・2になりやすい。

3のパターンは職人。ぶっちゃけ才能無いとキツい。趣味でやるならいいけど仕事で3のスタイル狙うなら遅さを許容してくれる相当な環境構築する努力とか、考えないと多分キツい。才能無いとだいたい5.6になる。

よっぽど自信ないならまず早さ。とにかくこれしかない。


■早さは何故良いのか

 仕事受ける回数が増える→場数が増える→実績が増える→実力がつきやすくなる→名前が大きくなる。

 遅い人に比べていろんな事が有利にはたらく。どんなにクソでもいいからとにかく早さ。まずこれ徹底。早いと、リテイクが沢山できるから結果的にクオリティが「遅い人」よりは上げやすくなる。お金稼ぎでやっぱり遅さは罪深い。



■遅さに慣れると不味い

 時間の使い方はクセになる。時間を書けて手間暇かけてのモットーはまぁ別に悪いってわけじゃないと思います。が、お金稼ぐって面ではやっぱり早さ。才能無いならせめて早さ。もうこれしかない。

加えると、遅さって多方面に迷惑がかかって、自分以外の色んなところにも被害を及ぼすものだったりします。

早けりゃいいもんじゃないっていうのは勿論なんですけど、でも凡人はせめて早さは出さないと、本当に年令を重ねるにつれて取り返しがつかないことになっていく、そんなふうに感じます。 


■まぁでも、楽しいほうが良い

 楽しめないとつらい。なのでバランスとった方が良い。でも、周りよりも早く簡単にできる技術があるのなら、それをお金にする方が、多分一番楽。

時間かかるはクオリティ上がらないわってなったら、多分それは「お金稼ぐこととしては」向いてない。




■あくまで「お金稼ぐ話」

 そう、これはあくまでお金を稼ぐ話。先立つモノが無いと勿論辛いから、できるだけお金は沢山稼いだほうが良い。お金は武器。

でも、何か発想しようと思ったりする時にお金だけ考えてると、やっぱり自分の中に制約が生まれる。

なので、先立つモノを稼ぐ相性の良いスキルを見つけて、そこプラス自分が伸ばしたい力とか勉強すると、こう、辛くなくて済む。

基準は「自分にとって楽」「早く出来る」。

沢山見つけておくと、食い扶持にはあまり困らなさそう。
若いうちにいっぱい手を広げていろんな事をやってみて、相性良さそうなのがあったらハマってみて、習得して、そうやって選択肢を増やしつつオカネーを稼ぐ手段を身に付けると、強い。

やっぱり、相性悪いことを伸ばすよりも、相性良いこと探して伸ばしたほうが、人生はイージーモードになりやすい。そんなことを、ふと思うのでした。

いやほんと。


「要領がいい」と言われる人の、仕事と勉強を両立させる時間術
佐藤 孝幸
クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
2010-06-14




ちなみに「外注さんの」ってタイトルにしたのは、仕事を受注するタイプの人全般を差すイメージです。
公務員さんとかはよくわからないですけど、早く仕事したから稼げるってわけじゃないでしょうから。
まぁでも、早さは色んな曲面において大事だと、思います。