意外とマインドログに影響を受けて下さっている方々が増えてきた感じがあるので、ちょっとおさらい&自分なりに更新かけたほうが良いと思った事をつらつらと。
■マインドログって何よ
マインドログをつけて、真面目系クズな自分を使いこなそう
http://majikuzu.doorblog.jp/archives/36599960.html
ブログ内で初出は丁度1年ちょっと前。ライフログが流行ってるから「マインド」もログすりゃー良いのではと思ったことが発端。
この記事では「自分の状態をログにつけると自分自身をもっと使いこなせるようになるよ」という触れ込みで書いてました。
■ログは人それぞれではあるのだけど
「今日は○○で失敗した」とか「眠い」とかも見えきまして、そりゃログじゃなくて心の中で思った刹那的なつぶやきだよぉ…というのとかも見えてきました。なのでもうちょっと詳細書いた方が良いのかなと。
■自分の状態をログしよう
ちょうど相談を受けた後なのでそのまま書きますが。
「もう○○歳なのに親に電話かけてしまった。ダメだなぁ自分は」
というようなログを残すとします。
じゃあ具体的にどんな状態だったのだろう。
ただこれは他人のことなのでよく分かりません。
というわけで現在私の状態をちょっとログってみます。
■2015年4月13日の私の状態
「頭痛がひどい」
土日にほぼ寝ずに仕事をした結果の副作用っぽい。
他にも扁桃腺の痛みなどが出ていて、割と身体に深刻なダメージを与えてしまった気がする。
あかん、この年齢で徹夜とかありえない。というより土日仕事持ち込んでる自分の管理体制が甘い。とにかく徹夜辛い。休日なの奥さんと遊びにも行けず、友達との勉強会も反故にしてしまった。辛い。
仕事は終わった、でも体力とか寿命とか精神的健康とか色々なものを犠牲にしてしまった気がする。マジで辛い二日間だった。二度と繰り返したくない。ついでにつらすぎて月曜日データ納品して早退した。年休まで無駄にした。
徹夜本当に何の意味もない。心の底から忌む。
急いでスケジュール見直さないとこれ、プロジェクト終了まで続くタイプのやつだ。
○徹夜した成果
・仕事の遅れを取り戻した
・年休を消費した
・友達の集まりに行けなかった
・土日休めなかった
・寿命縮めた気がした
・月曜寝たのに火曜の今も体調絶不調
○徹夜の原因
・自分の仕事遅い
→・スケジュール見積もり甘い
→・昔から一夜漬け人間
→・治りそうもないから短期的に修羅場設けるしか無さそう
→・自分のスケジュール管理する人間を雇おう、手配しよう
→・資料集め不足
→・資料集めにかける時間を今後は多めにとろう
→・資料集めが非効率だったからもっと必要資料
・周囲の遅延によるストレス
→・周囲の力把握不足
→・周囲の人間もっと観察して、心労抑えよう
→・遅延しないようスケジュール管理しよう
→・この場合自分が作業者になると無理なので必然的に作業者雇用の流れ
もし自分が独立せざるを得ない状態とかになったときの参考にしよう。
テーマが「頭痛がひどい」だったのでこんな感じになりました。「気分が落ち込んでる」だったら「上司に腹がったった」とか「自分のコミュ障はこれが原因っぽい」とかだったらまた全然違う書式になると思います。
■未来の自分が見て何かためになる事を残す
実は「眠い」にも価値は無いようであったりして、1か月後に自分がもうちょっと深く掘り下げたログを残せるようになっていたとしたら、あぁあの時は自分は「眠い」くらいしか書いてなかったんだなぁ、少しはモノを書くようになったんだなぁなんて思えたり。
偉そうなことを書いていたら、恥ずかしい気持ちになって今の自分のフリを改めて見つめなおしてみたり。
そうやって過去の自分を通して今の自分に何かを与える。
そういう意味でマインドログってのはとても役立つなぁと感じてる次第です。
最初は眠いだろうが腹減っただろうが逆恨みだろうがなんでも良い。それが残ってることが良い。
■いずれ誰かのためのログにもなったりする
自分のために書いていればそのうち、自分と同じような悩みを抱えた人がたまたま通りすがって、役立ててくれるかもしれない。私みたいなどうしようもない奴をみて、こんな風にだけにはならないでおこう、と襟を正すきっかけいになるかもしれない。
ログを蓄積したらまぁ何かしら役に立てるかもしれない。
■悪口は避けたほうが良い
これだけは、とにかく残って得になることは特に無い。と思ってます。「自分は誰かの悪口を世の中に平気で発信する存在です」というのをむざむざネットの海に発信してるわけですから。(気をつけないとなぁ…)
人間ストレスなんて溜まって当たり前だし、吐き出すのは大事だけど、公になる場でわざわざ発信するもんでもない。
人それぞれなのであくまで「私はこう思う」というだけですが。
■私の頭のなかのタンス
マインドログ楽しいですよ。自分の人生というのはある種、沢山の驚きや楽しみや悲しみや辛さを通して頭のなかのタンスの容量を増やしていく行為だと思ってます。
でもタンスの中身って閉まっちゃうと、開けてみるまで中身がわからなくなっちゃうんですね。ログを残すっていうのは、そのタンス付箋をつける行為に相当するなぁと感じてます。
そうやって、いつでもタンスを開けられる準備が出来るようにしておくためにログを沢山とっておくのはやっぱりとても大切だなぁと思います。
あと何より、悪口とか否定とかし続けると、それが自分の人格に結局影響与えて、ネットだけならずリアルにも影響与えますので、あまり健全じゃない。
あと何より、悪口とか否定とかし続けると、それが自分の人格に結局影響与えて、ネットだけならずリアルにも影響与えますので、あまり健全じゃない。
■自分を知り続けると自分の思考と自分の身体が自分に馴染んでいく
とにかく己を知る、ということは大事だと改めて思います。自分が何故こんなにも悲しいのか、とかがわからないと、わからないから余計に悲しくなって鬱になったりしちゃうんです。
何故、何故、何故、と、とにかく掘り下げる癖をつける。とかく人間のことなんて研究しつくされているのだから調べてわからないことなんて無いようなものだし、分からないのだったら調べ方が悪いだけ。
記録、何故、記録、何故。
勉強でもなんでもそうですよね。真理。
■Twitterと日記の使い分けを考える
http://majikuzu.doorblog.jp/archives/42033641.html
過去にこんなことも書いてました。考えた末、Twitterはログを残すには不向きっぽいです。今の自分もそうだと思ってます。本格的に残していくように考えるのであれば、ブログや日記帳にシフトしていくのが良さそうです。
■マインドログ楽しもう
そんなわけで蓄積量が増えるほど自分をどんどん客観視できるようになっていくからオススメであります。ただ、ネットに公開するならそれは記事が自分の人格となって、第三者に発信することになる、ということなので…あんまり悪口とか否定的な事とかは避けた方が良いと思います! 炎上とか普通の精神してたら耐えられないと思うので! 私豆腐メンタルなので無理! 私がこうしてブログ書けるのもみなさまのおかげですありがとうございますありがとうございます。
いやほんと。
コメント
コメント一覧 (2)
マインドログを取り始めたばかりなので右も左も分からず、ってな感じだったのですが、
だんだんつかめてきました。
マインドログを取り始めて気づいたのは、自分の感受性の低さです。あまりにも何も感じていない。だからマインドログ書けないし、仕事での成長もできないのかな、と。でも、ログを取っていくうちに自分の状態を自分で認識できるようになれればいいなって思っております。
私は本当にクズ人間ですので、日記にまとめるとかもすでに放棄してしまっており、移動時間とかで書けるツイッターの方が向いているのかな?と思いますが(お気に入りやハッシュタグをつけることでマインドログだけ抽出すればいいかなと)、そこは記事にもありましたように個人の使い方次第かな・・・と。
タイムリーな記事で大変助かりました。今後とも応援させて頂きます。よろしくお願いします。
ぜひぜひマインドログとってみてください