最近ライブドアブログニュースのトップに記事をピックしてもらう機会が出てきました。その爆発力におののくばかりです。というわけで改めて言いますけど走り疲れないようにとにかく長距離走走るつもりでブログ書いてたら絶対効果ありますよー ということで先週の記事まとめです。



■ニュース・経済・ビジネス・サービス

○ここは天国か…… 3000円で時間無制限、100種類以上の日本酒飲み放題のお店が池袋にオープン

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1503/16/news156.html
 これ発想自体は誰もがしてたんでしょうけど、流通網の整備とかが整ってようやく実現した感じでしょうか。全国的に需要ありそうなので今後各主要都市で見かける業態になりそうですね。


○gacco

http://gacco.org/index.html
 NTTコミュニケーションズが運営している大学の教授の講義が無料で聞けるWEBサービスみたいです。大学に行く目的が「勉強」なのであれば、こうした選択肢も今後広がっていきそうだなと思います。


○『老人たちの裏社会』生き地獄化する余生

http://honz.jp/articles/-/41281
 暴走する老人達というのはいわゆる団塊世代の戦後ベビーの人たちで、やっぱり彼らの世代から決定的に何か違ってしまってるみたいなのですね。で、わからないからといって拒絶してしまってもしかたないと思うので、こうした本を少し呼んでみて、彼らとどう価値観が自分たちの世代と違うのだろうかというのを認識できると、少しこちらがわに受け取る余裕が出来ると思うのですよね。

なんというか、老人憎しなヘイトが飛び交うようになるのって結構ヤバイと思うのですよ。それやってたら多分将来的に自分らが老人になった時に同じこと若い人たちにされちゃうよ?って。まぁ当の老人世代の人たちが実際問題起こしてるのも事実なわけですが…だからこそ「理解」はしなくていいけど「関心」を持つのは良いんじゃないかなぁと思うのでした。


○任天堂は再び「ゲーム人口の拡大」を成せるのか

http://d.hatena.ne.jp/GiGir/20150322/1427049267
 任天堂は多分教育方面のゲーミフィケーションに本腰入れるんじゃないかなと勝手に思ってます。どうも最近のゲームって「いかに課金させるか」「ゲームで大儲けしてやろうか」という方向性が強いように感じています。ビジネスなんだから当たり前だって話ではあるんですけど、ゲーム中毒にさせて文化を自らの手で破壊してるように感じてならないのです。
そうしたゲームビジネス市場の中において任天堂っていうのはやっぱり最後の良心の部分だなと思っていて、こうしたネガティブに向かうゲーム文化に一石を投じてくれるんじゃないかなと期待してます。
マネタイズとかに焦点を当てる人たちには不人気企業なんですけど。



○ミニストップ、酒が飲める“チョイ飲み”コンビニ拡大−今期10店体制に

https://newspicks.com/news/876869/
 このアイデアは半年前にホリエモンが発信しおり、当時どこだかの大学教授にボロクソ言われてました。半年経ってみてこれです。新しいことを発信してそれが攻撃対象になるのだったらその事業は見込みのあるものなのかもしれません。見向きもされないならそれは本当に新しすぎて反論するところにまで落とし込めないものか、あるいは本当に面白くないアイデアか、ってことになりそですね。




■考え方・コラムなど

○個性なんか糞くらえ!”中級”サブカル女子入門

http://togech.jp/2015/01/01/17190
 コミュニケーション能力が低い人が何故サブカルチャーに走るのだろうかという心理が的確に表現されててぐうの音も出ない感じです。メイン路線に走っている人がまだチャンネル合わせてない所に優位性を求めるためにサブカルを消費してる人はマジで辛いって話です。一時期流行ったキョロ充とかの心理にも近いのかもしれません。


○うざ

http://anond.hatelabo.jp/20150317004114
 質問に対して直球を返球できないコミュニケーションは簡単にこじれる。特に相手がこらえ性が無かったり、この記事のように相手がこらえれない状態だった場合に。

私とにかく質問に対して「YESかNOか」をまずしっかり返答する癖をつけるようにして少し改善した。でも、話によってはYESかNOかでは逆に角が立つこともあっても~本当にコミュニケーションは難しいなぁと思う


○みんな他人のあら探しばかりしている……

http://www.welluneednt.com/entry/2015/03/18/203400
 「みんな」って主語を使うと大体破綻する。それから「みんな」って言う人は大体「自分もそうだ」っていうことを隠そうとして使ったりする。
というのは置いときまして、他人のあら探しをするというのは自分のやりたい事が見えてないから、そういう他人のことをいちいち意識してしまうので、自分が夢中になれることを探すのが大事、というような話が書かれてました。ごもっともですさすが村上先生。


○ネットに知的な人が減ったんじゃないの。知的でない人もネットに出てこられるようになっただけなの。

http://anond.hatelabo.jp/20150319190118
 昔インターネットは、インターネット上にあるコミュニティに辿り着くまでが偉い大変だったのです。知的っていうか、いわゆるギーク的な気持ちを持っていないとネットサーフィンが難しかった。それでもノーパソが普及しだしてPCが安くなると徐々に人が流入。
第一回の波はやはり電車男だったけど、決定打はやっぱりスマホ。スマホ以前はガラケー内のガラパゴスサービスでとどまっていた人たちが、いきなりスマートPCを手にしたことでインターネットに流れ込んできた。
今はアプリ一つ入れればFBだTwitterだなんだとあっという間に接続できる。インターネット利用の門戸が物凄く広くなった。

知的かどうかは置いておくにしても、かつて顔の見えない相手であっても、顔が見えないからこそ敬意を払って交流しよう、というような場ではなくなった。刹那的な快楽コンテンツをガンガンと消費して、すぐに炎上祭りネタを求めてうごめくイワシの群れのようなものになった。

というのも私の主観だったりはするわけですが。


○「週に100時間働けば、誰でも世界トップレベルになれる」。ジョブズを超えた起業家、イーロン・マスクが卒業式で語った5つのコト

http://tabi-labo.com/100830/elon-musk-speech/
 一週間に普通の人が50時間働くならば二倍の時間働けば絶対勝てる、という当たり前の事を話すマスク氏。でも彼はそれを実行する才能があるからすさまじい。
普通の人間は…というよりも与えられたタスクをこなす仕事スタイルで給料をもらっているとこの考え方は非常にアホらしいのだ。
でも仕事を生み出す人間になればこれは割とこれは出来る。
楽しめないのであれば狂気に身を晒すことになると思うので、やっぱり真似は難しいのだ。でもいろんな事をやってみて、時間を忘れて没入できることを見つけたのならば、その可能性はあるのかもしれないです。


■その他ライフハックやテクノロジー、デザインなど気になった記事

○【海外発!Breaking News】レーザーによりブルーの瞳を手に入れる!? 米国でもすでに実験段階。

http://japan.techinsight.jp/2015/03/yokote2015030722500.html
 目さえも整形しようという技術です。カラコンは結局不自然な人が多いので、いっそ網膜の色を変えるってのも手段なのかもですね。あとは臨床試験結果次第で普及するかもという段階とのこと。


○顔を上げたらドローン飛んでた…空飛ぶ靴屋が六本木に登場

http://www.maremame.com/2015/03/blog-post_6.html
 靴屋のサービスでドローンが指定した靴を運んできてくれるというサービスみたいです。公式ページに動画があったのですが最高に無駄っぽくて格好良かったです。コストコみたいに天井めちゃ高いお店で立体的な陳列をしていくようにして、それを遅延無くドローンが運んでくれるくらいの技術になってきたら結構すごそうだなと思いました。


○50m級!『進撃の巨人』の超大型巨人を空から撮影してみた

http://www.nicovideo.jp/watch/sm25813456
 ドローンに搭載したカメラで空中から巨大ARマーカーを撮影することで、大型巨人を読み込むというスケールのデカイ遊び。ちなみに航空法でドローンは250m、航空機路線の上空には150mまで飛ばすことが可能みたいです。


○Playrを使えば、iPhoneだけでゲームを作れる

http://jp.techcrunch.com/2015/03/19/20150318make-games-on-your-iphone-with-playr/
 プログラミングの頭が無くてもゲームは作れるようになっていくのでしょう。といってもこの内容物を整備する人が勿論必要にはなるのですけども。でも本当、自分のクリエイティブな部分をあとは表現するかしないか、というところまで環境整備されているのでかなり良い時代になってると思います。


■今週のいちおし

○「伝わらない」のを人のせいにするなよ!

https://newspicks.com/news/881489/
「自分はこう言ったのに、相手が理解してくれない」
「ちゃんと伝えたはずなのに相手が忘れてる」

伝わらない事柄でやきもきすることって色々あるんですけど、大体がちゃんと伝えられてない自分の責任であるってことなんですよね。

いやいやまじクズよ、そうは言っても本当に聞かないやつだっているだろうと思うでしょうけど、そういう人を相手にしてしまった自分がやっぱり失敗だったってことにもなるんですよね。

相手に伝わらなくてやきもきするのって、相手に伝わっているはずだって願望をもっているからこそ発生してしまうものですから。だから発信して伝えた以上はそれが伝わってるかどうかまで確認とって自分で始末つけるのが一番精神衛生上楽になるんですよね。






■編集後記

 とても忙しいので今週はピックアップ少なめになってしまいました。まだしばらく忙しいのは続きそうです。他の知人友人に聞いてもやっぱり決算時期だからどこも忙しいのですね…。でもどんなに忙しくてもとにかく寝る時間だけは削ってはいけないのだと思うのでした。

「寝ないでアイデアを出しまくってその中から最高のものが出るんですよね」みたいな仕事術を語っているコメントをあるSNSで見かけたのですけど、それ本当に人間の色んな部分捨ててるから辞めたほうが良いと思うのですよ…経験則なんですけど、ナチュラルハイで出たアイデアってその周囲に居る皆もナチュラルハイになってるから、60点くらいのアイデアなのに120点くらいのものにみえてしまうのですね。

健康は阻害するしいざ冷静になってそのアイデアを発表してみるとどうにも微妙で…みたいなのはよくある話。だから本当にとにかく細切れでもいいから一日6時間以上は寝る時間をなんとか工面するのを、こういう時期だからこそ忘れてはいかんのだと思う次第なのであります。

いやほんと。




伝え方が9割
佐々木 圭一
ダイヤモンド社
2013-03-01