150318
出典:いらすとや


 企業経営ってそういうもんですよね。最初に損するリスク背負ってでも飛び込んで、軌道に乗せた過去があるから後から入る社員たちはその恩恵に預かりながら、リスクに挑戦できる。

…というような規模の大きい話ではなくてもう少し小さい個人のところで。



■このブログなんて見ようによっては損だらけ

 時間換算すると、このブログは1記事あたり大体1~2時間の時間をとって執筆してます。月に15~20記事くらい更新してるので大体20~30時間程度の時間を消費しています。

原稿料なんて当然ありませんから、労働という観点から考えるとなーんの得にもなってません。一応広告配置してるのでゼロ円ではないですが収益化はしてます。

ビジネス的に考えるとこのブログやることってすごく損しかしてないのですね。


■実際得てる得って何だろう

 私にとってこのブログ活動は一つ名刺的なものになってます。まぁやりませんけど、例えば1年以内に月10万アクセスのブログってこうやって作れますよーって公演を開けるようにはなってます。やりませんけど。講習料1000円くらいで。人なんて来ないでしょうけど。

でもこれって私が損し続けながらブログ書いてきた事で得た、自分に対する付加価値なんですね。


あとはこの活動を続けることで知り合った人も少なからずおります。これも私が何か発信してなければ当然出会うことのなかった機会です。

また、ひたすら書き続けてはや360記事以上になりますが、過去にも触れた通りブログ執筆の癖は仕事に大変多くのフィードバックをもたらしてくれてます。文章まとめるのが早くなったり、実際に言葉にまとめる能力も上がったり、新しく文章考えなきゃいけない場面でもサクサク文章生成出来るようになったりと。

損し続けることでとにかく色々と選択肢が増えてます。

そうそう、相談メールについても随分と返信している数が増えていて、記事のストックにしたり仮に書籍にする場合として考えたとしてもネタとして蓄積されてます。タダで相談受けるなんて一見損してるのに。
 


■効率化の先に楽しみは無さそう

 仕事でよく効率化を考えるんですけど、その先にあるのって「別にこれ自分要らなくね?」ってことに行き着くのですね。それが仕事の仕組みづくりだと思うのですが、何かそれによって自分が能力やキャリアを得られるかというと、ノーだったりします。これは私の職種的な問題だとは思うのですが。

効率化すると、だいたい定量のプロダクトが仕上がるわけです。超無難なものに。つまり毒にも薬にもならないようなものが仕上がる。それってお客さん欲しいの?と思うようなものが仕上がる。

いやちょっと違うな…自分の中で積み上げるものにならない、という感じでしょうか。こなした仕事が自分というパーソナリティを表すものにならない。


■無駄なこと、損する事を皆避けたがるから、やる意味がある

 そうですねぇ…台風の日に海は絶対いかないですよね。だって無駄だし死ぬかもしれないし。でも、仮にそんなバカやった人間が居たら、そいつに感想聞きたいですよね。怖かった?海はどんな感じだった?とか。

その人は「バカなことをした」結果、それを避けて通った人には決して話せない体験を周囲に提供することが出来るわけですね。

じゃあそれって仕事だってお金稼ぐことだって人生にだって何にでも言えるじゃん、と。

つまるところ、どれだけ無駄なことをバカになって続けられてきたかって自分という人間をブランディングする上でひじょーに重要なんじゃないかなぁと思うのでした。


■失敗を怖れない方が良い

 私は二十数年間親から受けたトラウマなどによって過度に失敗を怖れて怖れて言い訳構築だけがうまくなってしまった経緯がありましたが、そこを震えながら一歩踏み出してみて今までバカにしてたことに踏み込んでみたら意外と気づくことが多かったのですね。

といってもそれが実際に実感できるまでは地獄の苦しみでしたけど。このブログだって何のためにやってるんだろうと何度も何度も挫折しそうになりましたけど、なんやかんや見ていただける人にも恵まれてきてます。


■忘れちゃいけない「他人の不幸は蜜の味」というコンテンツ

 勿論失敗しないほうが良いんですけど、他人の不幸の味ってそれだけで注目がものすごく集まるのですよ。最近でしたら例の外国人の嫁さんの漫画書いてる人が一緒に組んでた人に運営資金ほとんど持ち逃げされたことを漫画にしてたらまぁ大注目されてます。

結局そういうものなんです、だってそんな経験だれでも出来るものじゃないですから。その漫画に対してあーでもないこーでもないと否定的な意見も集まってるのですが、それら全て含めてコンテンツとして成立している。

人の不幸がコンテンツになっているのです。



つまり貴方がもしとんでもない不幸に陥ってるなら、そしてそれが誰にとっても当たり前のものでないのであったら、貴方はもう人生において一つ強力なコンテンツを所有しているということになるわけで、あとはどう活かすかをポジティブに考えていくと幸せなんじゃないかなーなんて思ったりするのでした。

といってもただの不幸自慢では人はうんざりしてしまうので調整必要だとは思いますがそれもアウトプットしてるうちに自分で調整かけていけばいいだけでございますね。


■自分を守らないでどんどん損しまくろう

 そうそう損といえば、わたしボランティアにもかなり否定的だったのです。だってボランティアって運営者にとってコストのかからない都合の良いものでしょ?なんでそんなことのために自分の時間使うの?って。

しかしそこから何か得ようとおもって参加してみると、全然違う。
その辺はここに書いてるので読んでもらえれば幸いですけど。

厄介な自尊心と自己愛の話 自尊心を養うには

あと自分の基準もそうですけど、世の中が無駄だと言って省いてる事についてもチャンネル合わせて、それに敢えて突入してみるのも良いように思います。





■得は必ずいつかやってくる しかしいつかは分からない

 私は家庭環境ズタボロでホント死んでやる死んでやると思ってましたけど、この憎しみを貯めに貯めて自分で何か創造する力にチャンネルを注いだ結果、それが大いに仕事の役に立っていたりします。苦しい当時は本当に本当に辛いだけだったのですけど。

これを実感してからようやく自分の身の回りに起こる理不尽な出来事に対して「この辛さや痛みは絶対に何かのバネになる」と思って、ただのストレスの不燃に終わらせなくて済むようになりました。本当にこれに気づけるまでは辛かった。

コレに気づけたこと自体とても運が良かったのだと思います。だからその運を貯めておかないで、こうして発信しておけば反動が少なくて済むかなと思って執筆しております。

スピリチュアルじゃない方面で「運が良いことがあったら必ず損することをしろ」と最近は心がけてます。運が良いと浮足立っちゃうんです。それって自分を弛緩させてしまうことになる。そんなのは年取って足腰立たなくなってからやればいいわけで、動けるうちは少しでも自分の運をコントロールすることに力を注ぐのが重要なんじゃないかなって、そんな気がしてならないのでした。


てことでどんどん損してどんどん無駄なことして、周囲にバカだねお前って言われるようになりましょう!いや、やっぱり皆がやったら私の存在価値が無くなるので適度な感じで一つよろしくお願いします!

いやホント。




 

↑私が「損して得取れ」というのを意識するきっかけになった未来工業の故・山田昭男元社長の本。知ったのは3年前でした。当時は書籍に書いてある意味はわかったけど、実感は全く無かったです。
3年後の今、ようやく少しずつ分かり始めてきた気がします。
良い本です。
 

過去にこんな記事もまとめてますので是非。
46年間赤字無し!? 未来工業創業者・山田昭男さんに学ぶ経営術