20150130
出典:いらすとや


「プロブロガーになる」ための難易度が上がってきている件について
http://www.ikedahayato.com/20150128/20077060.html 

プロブロガーになる難易度は上がっているのか?
http://netafull.net/blog/049211.html 

プロブロガー=ブログで飯食うってことだと思うのでその辺思うこと。



■ブログ市場の枯れについて

 お二人は枯れに枯れて相当ハードル上がってる、と言ってる。私はまだ3年目に入ったばかりの身なのでこの辺は実はあんまり感じない…小遣い程度だったら細々書いてるだけで稼げているので。2012年頃のブログブームの時期からはじめて1年間は鳴かず飛ばずだったのであんまり波に乗ったとかの実感は無いです。

ただ、ブログという媒体自体は縮小していくだろうなぁとは感じる。有象無象のブログ探して読むよりスマートニュース呼んでた方がTwitterやってた方が面白いですからね。

だから私のようなな小さいノイズみたいなのは排除されていくと思う。
でも毎月アクセス伸びてるんですよね…今月は12万PV越え確定っぽい。先月より1万PVアップ。
 
ちなみに肌身で感じる最低限のたれ死なない程度の収益得るためにはあと5倍のアクセスは必要なようです。
ある程度生活に余裕出すならやっぱり100万PVは必須ぽいなぁと。

とりあえずあんまり悲観的には考えてないです。でも情熱燃やしまくると辛そうだなぁとも感じます。


■クラウドソーシング系記事の量産について

”クラウドソーシングとまとめ系CGMのおかげで大量の記事が生産されるようになりました。組織的に大量の記事を供給するメディアが増える一方で、市場はそれほど拡大しているように見えない、というのがぼくの所感です。”

多分バズニュース系の話だと思われます。確かに印象としては、2chまとめサイトなどの乱立で既にもともと牌がそんなに多くはなかったところに更に畳み掛けるようにバズ系のニュースサイトが乱立してきたなぁという印象です。

ただ、個人でやってるところって別にそこを取り合うもんでもなさそうで、市場として個人と組織だってやる人たちって結構分断されてる印象があります。

なんでしょ。個人の濃いオリジナルコンテンツと、マネタイズベースのフラットな乱立記事、この2つの市場は全く違うものって話です。

だから実は個人メディアって意味でブログ今から始めるのも全然大丈夫だと思うんですよね。でも毎月余裕で稼げるわーって人になるには毎日最低限1~2記事上げるとか。

そういう意味でこっそり気にかけているブログもあったりします

大学院を出たニートが名古屋で暮らすようです
http://www.hibinonikki.club/

なんというか、たくましい。でも彼くらいのたくましさが最低限あってようやく食えるステージに立てそう。個性的な、筆者の色がある記事は量産記事になんて一切飲み込まれないと思います。


■ブログ芸人になる?

 差異はあれど、お二方とも同意見の様子。乗っかるわけじゃないけど私もこれは同意。皆肌身で感じてと思いますけども結局私達の文化って「何を言ったか」じゃなくて「誰が言ったか」が未だにもてはやされがち。

以前何かで見た記事に「野原ひろしの名言」というのがあって、中身見たらどっか別の出典の台詞が相当数混ざってたりもしたのだけど、皆共感してるわけです。「あぁ、ひろし流石かっこいい」って。

別に良いとか悪いとかじゃなくて、私達は反射的に主語が誰であるかというのを無意識に判断してるわけです。今だったら例えばいい言葉を書いて、それがホリエモンが出典って書けば一部から批判を浴びるわけです。彼の言葉選びとかは正直酷いと思います。ですが一方で彼のロジックとかは面白い。
 
でもそういう、人間と事象の区別を私達はなかなか出来ないのです。人憎しになった途端にその人がやってきたこと全てが疑わしい物事に見えるようになる。これは非常に勿体無い機械損失なのですけどね…。

話が逸れましたが、発信する言葉も大切ながら、そのキャラクター性を育てること、芸人になっていくことというのはとても大切だと思います。別にお笑い芸人とかyoutuberみたいに身を削るってことじゃなく、単純にこの人の発信に共感できるなーとか刺さるなーとかそういう評価を稼いでいく。大事だなぁと。

その下地をネット社会に作っておくと、次に何かをするときの起爆剤にもなったりするのですよね。自分ブランドに価値がついていく。とても大切。




■面白さも勿論だけど、結局続けたもん勝ちなのでは…

 毎月毎月すごい面白い人が出てきてはどこかに消えていく、そんな気がしないでもないような。いや私が追っかけてないだけだとは思うんですけどね。

でもなんとなく思うのは、3ヶ月続けて、1年続けて、3年続けて、5年10年とそこまで続いたら、多分周りで同じくらい続けてる人はほとんど居なくなるんじゃないかなと。

酷いレッドオーシャンに居たとして、ブルーオーシャンに旅立つもの大切だけど、実は最後まで立って居るぞ、って人であるというのもかなり重要な気がしてます。
 
で、そういうの続けられるのってやっぱり「儲かるかどうか」なんて特に気にしてない人になるんじゃないかなぁと。でもその実績に結局お金がついてきたりする。相反するんですよねコレ…うむむ。

てことで現状レッドオーシャンなブログ界隈で何より大切にする部分て、実は「倒れないように無理せず続けること」なんじゃないかなぁと思ったりします。


■誰でもブログで食うは現実的か否か

 ここまで言ってなんですけど、否だと感じます。もうまったくもって否だと思います。

起業するより確率低いと思います。本気で食おうと思ってるならバカだと思います。つまりバカじゃないとやっていけないと思います。そういう市場であるという理解のもとに飛び込めるバカな根性が極めて大切な市場だと思いました。

よしみんなバカになってブログ書こう。

でも少なくとも何かを書くのが好きな人は文章の練習にもなるしブログ良いと思うんですけどねー。

皆もっとTwitterで短期的につぶやいて終わらせるんじゃなくてブログ書いたらいいと思うのでした。お金以外に得られる人との出会いとか自分自身の分析とかとても役に立ちますので。

いやほんと