20140919
出典:いらすとや

 最近実感してきている「Give&Take」ではなく「Give&Give」の考え方について思うことがあったのでメモしておこうと思いました。



■動機付けとして最初のモチベーションは利己的に

 スタートは利己的であって然るべきなのかなと思います。お金持ちになりたい、結婚がしたい、ランボルギーニが欲しい、六本木ヒルズにオフィスを構えたい、世の中の不便を変えたい、面白い作品を作りたい。

例えば「海賊王にオレはなる」と言ったルフィはその利己的欲求の元に海に出ますし。



■利己的なままはモチベーションの維持が難しくなる

 利己的になっていくことでの問題点としてモチベーションの維持が自分のテンションに依存してしまうのですね。つまりいくら「お金持ちになりたいなー」と思っても、どこかに線引してしまうわけですね。

「まぁこれくらいでいいか、別に自分が満足してるんだから」と。



■利己的な状態が徐々に自分を蝕んでいく

 自分の中での満足度を満たすのは、それはそれで構わないのですが、そうなると水は低きに流れるでして、利己的なままどんどん堕落していくわけですね。「まぁいいっか」「だって仕方ない」「自分は良いと思ってるし」
それで生活できてる人は良いと思うのですが、実際差し迫った問題としてモチベーションの無さ故に困っている人にとっては、この利己的さ故に自分が落ちていっているという部分を認識しておかなければいけないわけです。



■段階的に考える

 利己的な目標を掲げたら今度は仲間を儲けさせることを考える。友達居ないとか仲間居ないとかって人は、もっと手を広げて自分と同じようなことを思っているであろう人のことを考えてみたりしながら。

段階的に表現するとこんな感じでしょうか。


他者からの承認を待つ未発達状態
自己評価を高めて自立する
利己的になる
利他的に他者の繁栄等に尽くす→社会貢献



■真面目系クズやモラトリアム人間がまず越えるべき最初のステップ

 真面目系クズとかモラトリアム世代とかの人たちは一番上の未発達状態になっていると思うので、まずは自己評価を上げる所からですね。自己評価が低いままに利己的になっても、低い自己評価を守りたいという防衛本能が働いて小さく小さくまとまってしまう恐れがございます。

自己評価を上げるにはただただ自分を知ること。小さな自信を積み重ねること。自分に自信を与えてくれるコミュニティに属する事。長年他者主体のまま抜け出せなかったアイデンティティをまず自分に取り戻すこと、でありますす。



■利己的になり、その利己のためにこそ他者のために力を振るう

 せっかくワンピースを例にしたので引き続き例にしますが、ルフィは普段は結構ゆるいし敵の罠にあっさりハマたりしますが、仲間のためとなると途端にスイッチが入ります。そういう都合の良いキャラに仕立てたのではなく、実際に人は誰かのためにこそ力を100%以上発揮出来るというのに読者が共感するからウケるわけですね。

あと副船長のゾロが船長に相応しいかどうかを常に見てる。ルフィは自分の夢と同時に仲間のためという外的モチベーションによってモチベーションを底上げしてもらっている。

ルフィは利己的な「海賊王に俺はなる」状態をうまく自分でマネジメントしてるのですね。同時にクルーそれぞれの夢も尊重して、彼らが頑張れる場作りをしてる。船長としての器のデカさ、強さを安心感として提示することで。

同時に自分。大分初期の昔ですけどナミをアーロンから取り戻す時に「俺はなにもできねえ!剣も使えない地図も読めない料理もできないウソもつけない」自分だけでは何も出来ないと分かってるから仲間を大切にする。大切にするから、仲間もルフィを大切にする。



■自分の力を100%使い切る理屈

 というわけでして話は戻りまして、人は基本的に自分のためよりも他人の喜ぶ顔が見たいがため、復讐したいがため、社会が抱える問題を解決したいがため、などの「外的要因のため」に力を発揮しやすいというわけであります。

 自分のためだけに頑張るモチベーションというのは長続きしない。となると、仲間のために社会のために頑張るというのは、その結果の数値的な損得ではない所で自分のモチベーションを一定以上に引き上げる作用があり、結果的に自分の力がフルで活用出来るわけですね。






■仲間を儲けさせると自分が儲かる意味

 つまりお金を稼ぐこと一つ考えても、仲間を楽にさせたい儲けさせてやりたいっていう原動力の方が総合的に見て自分のためだけよりも良い結果を生むのですね。お金以上の信用も結果としてついてまわる。

私は色々チームを見てきて感じるのは自分含めて利己的な人たちだけな状態に陥っている部署はやはり足の引っ張り合いや言い訳の仕合ばかりになって利益も上がってないなと感じます。

お互いが自分のことしか見てないんですから、お互い堕落してズルしようとする方にばかり向いてしまうのですね。

自分が苦しい、と思っている時こそ仲間のため、自分と同じように悩んでいるであろう人たちのためにだったらどうするだろうか、というのを意識してみるのは困窮した現状を打破するエネルギーになるのかもしれません。



■結果的に言うと

 お金稼ぎたいという人のまず間違いは、自分だけが幸せになろうとしてるからうまくいかない、ってことですね。その念頭の部分からまず考えなおすだけで随分と自分のやるべきことが違って見えてくるのではないでしょうか。

あと「自分はこんなに相手のこと儲けさせようと思ってるのに何で相手は応えてくれないんだ!」というのはお門違いなので注意。何でって、あくまでその欲求は自分自身のためにあるのがまず大前提なのであって、他人の主観の世界でそれが幸せかどうかはまた別の問題なのですから。
あくまで、モチベーションをもらってるだけなのでそこは履き違えると別の苦しさが舞い込んでくると思います。
Give&Takeじゃなくて、Give&Give。ただただ与え続ける事。

上手いこと仲間を見つけてモチベーションを高められるといいですね!

いやほんと