20140903
出典:いらすとや
社内政治の負のイメージ


 私は基本飲み会とかの社内政治大っ嫌い。あんなクソめんどくさいことやりたくもない。でも、現在私はその大っ嫌いな社内政治に奔走するハメになってます。クソめんどくさいことに。ただ、別の切り口で。そして社内政治のもっと根っこの方まで考えてみました。
若干口調粗いですがご了承下さい。


 

■現状の社内政治というクソ文化

 社内政治をそもそもイヤな風潮として見るのは、生産性もロクにない机上の空論ばかりを振りかざし、飲みに奔走してバカな金の使い方をして…というのがあるからであります。本当に滅びろクソ文化と思ってます。そんな無駄金使う奴らばかり登用して技術者とかクリエイティブな人とかを尊重しないから世界に遅れをとるるんだアホがと思います。



■そもそも何故社内政治が起こるのか

 会社が一丸となって一つの大プロジェクトを専任してれば話は別なのですが、大体の企業って部署ごとに担当してる仕事が違うから、各々が会社から予算を貰って仕事にあたるわけですね。で、この予算調達の際に会社側に適切な分配システムや人事評価システムが無くトップダウンが正常に機能していないと、政治が生まれちゃう。ウチにもっと予算を引き込みたいとか、新規部署作るための交渉したいとか。
逆にそこが確立しきってる会社であればこんな感じの政治は起こらない。

あとは○○さん派みたいな勢力も政治的には起こりますね。これはnanapiでも記事になっておりました。

社内政治が嫌いな人が、社内政治を作ってしまう

これも人事機能のトップダウン化をしっかり図らなかった結果として起こってしまうこと。トップダウンがしっかりしてればここも起こらない。問題は各々のトップがあんまりよろしくなかった場合結局政治にはなってしまう。

いずれにせよ会社の機能不全が形になって現れるのが社内政治だってことですね。そして完璧な社内システムなんてのは無く必ずどこかしらにほころびがあると生まれちゃうもの。

究極的には人間の欲全てを制御する完璧な経営スタイルになるか、各々が無欲な人間になるか、というのが社内政治の起こらない方法だと思います。前者だったら案外ロボットにまかせちゃった方が良いんじゃないかと思っちゃいます。ロボットに媚びへつらうことは出来ないですから。後者はまぁそれこそ社員全員ロボットにしろって話ですね。

つまり政治が起こらないというのはほぼありえないってことで。 



■私がやってる政治

 人の好き嫌いとか飲み会人事とか滅びろと思ってるのでそちらは排除し、会社が儲かる、上司が儲かる方法だけを提示してます。これは私にメリットが大きいので。いざとなればどこにでもこの「企画持ち込む」とか「コンテンツ作る」とかの能力は役に立つので。逆に目の前の人間に好かれるか気に入られるかの人事なんてのは実績にもならないし何も生産しないのでホント滅びろと思ってやってます。滅びろホント。

あと、自分から持ち込むので「自分が得意な戦い」を常に仕掛けられるというのも結構強みだったりします。



■そもそも会社で社員がやらなきゃいけないことは何か

 なんで私がそんな政治してるかって、ここの前提抜けたらダメなんですが株式会社は「株主を儲けさせるため」「株主に投資させるため」に社員は雇用されているのです。これが鉄則です。株主が儲けるために何しなきゃいけないのかって、ユーザーが嬉しいものお金払ってくれるものを仕入れて販売したりプロダクト作ったり契約をとってきたりしながら売上上げたり。あとは資金調達したり、会社によって色々だと思います。

とにかく大前提として「株主を儲けさせる」。これがそもそもおかしいっていうならまず法律変えるところからはじめなきゃいけないので、それなら会社辞めて独立したり政治家になった方が良いです。

銀行に金借りるのだって「ちゃんと利子返しますよ」「銀行が儲かりますよ」って契約の元お金を借りるわけです。



■給料が上がらない理由

 なんで景気低迷して多くの人の給料が上がらないかって、この「あなたを儲けさせますよ」って基礎がおざなりになってるからです。パートナーとして会社を儲けさせる能力がつけばどこでもやっていけます。お駄賃もらう働き方を続けていれば海外のアウトソーシングやロボットに負けます。

残念なことに単純労働者の価値は本当に無くなっていきます。だから、クリエイティブな能力や、富を生み出す発想などに磨きをかけなければどんどん買い叩きされていってしまいます。

もちろんそもそもそんな戦いしたくもない、って考え方もあると思います。でも私はお金に対して「お金というのは幸せは買えないが、不幸を回避するツールにはなる」という源流があります。確か村上龍さんの言葉。だからお金に関心の向かない考え方は不幸の道を辿ると思うので、個人的にはナンセンスだなと感じます。

これは余談でした。



■社内政治として本来必要なあり方

・相手の期待を煽り、信用を対価に資金調達や権限の譲渡を図る
 
ということに集約すると思います。もちろん良い結果が出れば信用もさらに積み重なりますね。この能力は結果的に社内問わず長くビジネスの中で生きていく上で必要な考えになっていきます。






■社内政治を歪めてる2世問題

 社内政治の本質を考えると、あって然るべきものだとは思うのですよね。
 
じゃあなんで今社内政治がここまでクソクソ言われてるかというと「社内政治を行った末に調達した資金で更に会社に利益を生む構想」を実現するために政治する人じゃなく、それを見た「社内政治してれば出世して安泰だ」とか思ってる保守的な人らが一緒に政治して出世しちゃってるから問題なんですね。

で、後者の人ほど若い人たちに「俺に媚びへつらった奴らを出世させる」とか「会社に骨埋める覚悟してる奴に託す」とかアホなことやりはじめるわけです。こうして抜本的な構造改革が会社内で行われない限り、腐敗人事は止まらないと。
 
多くの会社が構造改革出来ないのは、この後者の保守タイプも割と会社の明瞭期に重役になっちゃうからですね。だから意思決定が鈍化しちゃう。



■社内政治と人間

 スタートアップメンバーとか何か事を起こす時って、なんやかんや人と人との間柄とかお金に集約できないところにはなるんですよね。人間ですから。

散々お金がどうこう言ってあれですけど、本質は人間同士の信用の関係。腐敗した政治はホントクソだと思いますけど、それでも人と人との関係性で仕事が生まれる以上は政治して互いに高め合いながら、なんて側面もあると思います。だから政治そのものがクソで放棄しちゃうのは何か違うとは思うんですよねー。
 
自分の正しいと思う方向に引っ張っていかないと、私達はつらーいルールの中で我慢ゲームばかりするハメになっちゃうと思ってるので「おかしいだろこのクソ政治!」って思うからこそ作り変えていかなきゃいけない時期なんだとは思います。

クソクソ言ってますけど、バランス持つことが何より大事なんじゃないかなぁと。





あ、会社会社言いましたが、会社って組織形態がそもそも限界来てるので別に会社人生ありきなんて考えなくても良いと思います。でもどこに居てもきっと政治自体は常に起こると思いますので何でそもそも政治するんだ、とか政治って何だ、とかそういうのは放棄しない方が良いと思います。

いやホント。