20140829
出典:いらすとや



 
 こんなつぶやきを見かけました。で、思うことがあったので記事化してみました。あとブログ書くの本当に簡単だから皆やればいいのにって思ったのだけど、よくよく考えてみれば自分も初めの頃凄く戸惑いながら書いたので、まじクズなりの書くコツみたいなのを。



■バイラルメディアとかキュレーションとか何

・バイラルメディア

最近よく見かける「この記事に共感したらシェア!」ってアレです。

TwitterやFacebookやSNS等、現在はネット上の沢山の横のつながりが各人に出来たわけでして、情報を大手の会社が広めるよりも、口コミを通して広げた方が良いのですよね。それまでネットでは「いかに検索ヒットしやすい言葉を選ぶか」いわゆるSEO対策が重要だったわけですが、誰もがTwitterなどを気軽に拡散手段を手に入れてなおかつほぼ皆スマホを手に入れている状態なので、バイラルに共感されやすい記事が低コストで且つ広まりやすいわけですね。

・キュレーション

元々は博物館で色んな情報をまとめて簡潔に教えてくれる人、みたいなのだった気がする。キュレーターか。
で、現在はネットの海に情報が溢れまくって情報を集めるが大変なので、面白い情報とかレシピとか動画とかそういうのをまとめるサイトや人が注目を浴びてるわけです。ほら今あなたのスマホに入ってるGunosyとかsmartnewsとかがまさにソレです。

古くは2chのまとめブログとかもそうですね。良質な意見や面白いコメントをピックアップ取捨選択して、ひとつの記事にまとめる手法。

で、バイラルとキュレーションの相性が良く更にスマホの普及により、2014年に本格的に火が付いてきたみたいです。



■個人ならばキュレーションメディアよりも自分発信のメディア育てた方が良い

 理由としては、キュレーションやバイラルのリスクのデカさ。まとめるコンテンツが枯渇する中で、前々から言われていたことだけど、どこかで見たような動画や画像や文章が繰り返し飛び交うようになっている。
結局自分のメディアを持たないと、過去の遺産掘り起こし競争になるわけでありまして、すぐに過当競争に入る。

バイラルメディアに逆行してオリジナルコンテンツを作りまくった結果まとめ

nanapiさんはそもそも築いてきた土壌があるのでそこからバイラル受けしそうなタイトルでオリジナルコンテンツ作っていったらそりゃ強いよなーという話。

でも、バイラルメディアとキュレーションメディアの掛けあわせははすぐにディストピアが見えてくるわけです。現在進行の面白ネタ集めも過去記事の掘り起こしもすぐに牌の奪い合いが始まるわけですね。そうなるとあとは労力持っていたり知名度ある人の不毛な争いになっていくわけです。

だから今のバイラルキュレーション時代を乗り越えるのであれば早いうちにバイラルに広まりやすいオリジナルコンテンツを作る訓練に走った方が良いわけですね。お金儲けしたいなら尚の事オリジナルコンテンツ作った方が良い。

何より自分でメディアコンテンツ作るって凄くメリットになるんですよね。



■自分で書いたブログ持ってるメリット

・インプット&アウトプットによる思考整理が出来る
・ネタを集める事で視野が広まる
・書いてる内に自分の意見の「粗」や「矛盾」が見えて、改めて問題の本質に気づける
・いざとなれば自分の書籍にしたりも可能
・オウンドメディア時代にあって、広告収入などが期待できる
・個人とはいえオウンドメディアなので、自分の発信力が付いてくる
・文章力、構成力が付く
・タイピング早くなる
・HTMLやCSSを始めとしてなんとなくWEBサービスについての知識などもついてくる



■自分で書いたブログ持ってるデメリット

・ネガティブなことばっかり書いてたら嫌われる
・意見を通すと反対意見の人には嫌われる
・恥ずかしい事書いても残る
・消したい過去も残る
・学ぶ中で意見が変わってもやっぱり残る それがログってもんですが
・たまにブログに時間縛られる感覚に陥る(毎日更新三ヶ月続けるまでは特に苦しい時があった)
・なんやかんやアクセス無い時期はテンション下がる
・あんまり情報仕入れないで自分のことばっかり書いてたら視野狭くなる



■バイラルメディアの存在自体の否定はしてませんです

 あと別にバイラルもキュレーションも全く否定しておらず、やるならやるで求めてる人が居るのであれば全力でやってもいいと思うのですよね。結果的に受け取った人たちがそれによって知識が得られたり幸福になったりするのであれば価値はあると思いますし。ただし、当人の倫理観や法的知識などが問われたり小さくやるにはあまりに得られるものが少ない割に負うリスクが大きいと思うので、お金儲けるためとして考えるんだったら本当にやめておいた方が良いよなぁと思います。



■勝手に広めようとする人が居るなら尚の事第一発信者になっておいた方が良いと思う

 まぁ広がりようも無い話題ばかり書いてる私が書いてもあれですが、勝手に広める人になるより勝手に広まる記事書く方が超生産的ですよねーと思います。だって自分のコンテンツなんですから気兼ねなくセルフまとめとか引用とかできちゃうわけです。



■誰でも簡単にブログ書けるよ!

 というわけで割と苦悩だった3ヶ月更新を続けてきたコツなんかを。

1.書きたいテーマを探す(気になった記事とかおもしろかった体験とか)
2.箇条書する
3.箇条書きを章としてそれぞれの注釈を書く
4.書いてる最中に意見変わったら捨てる
5.完璧を求めない 出来たら出す

こんな感じで繰り返す。特に時間大事。「○○の文章書くのは○○時間はかかる」じゃなくて「ブログ書く時間は20分」と決め打つ。時間から逆算したほうがどんなに酷い記事でもとりあえず仕上がる。でも、それが大切。記事書く事ばかりに囚われるとイヤになる。

色んな人と対談できる土壌がある人は積極的に対談記事とか出したらいいんじゃないかと思います。絶対その人にしか書けない記事になりますから。朗報としては、まじクズはそんなつながりが残念ながら無いので地道に本読んだりニュースや他の人のブログ眺めながらネタ考えてます。それでも毎日記事は書けてます。





■なんでメディアになることを斡旋するの?

 無料ゲームとかやったりまとめブログ読んだりしてると気付くかもしれませんが、現在情報発信の場はネットに毎年比重が傾いています。電通の調べによるとネット広告はまだまだ右肩上がりの状態で、今年度には一兆円産業になるのではと見込まれています。雑誌・新聞・ラジオの合算よりもネット広告費が上回りました。

一昔前はネットと現実は切り離されたものでした。しかしスマホの普及で皆気づかない内に、高機能PCを手にしており、常に新しい情報が飛んできて、通信環境も改善され、もう日本中どこにいてもネットと触れ合うことは当り前になっています。

そうした現状でネット上に個人であってもメディアを持つということは、「広告看板設置場所」を持つことになります。言わば資産を持つことになります。もちろんコンテンツを作り続けることによってそのコンテンツ自体も資産になります。とにかくネットに明確自分の土地を持つという上でメディアを発信していくというのは非常に強い役割を果たすわけです。

たかが日記がメディアになり、自分の資産になり、土地になり、信用になり、お金になる。そして市場は今も成長を続けている。そんな中、やる人とやらない人の差は開いていく。

別にやらなくてもなんとかなってる人はやらないで良いと思いますが、私みたいなどうしようもないクズは会社の給料が中々上がらないので収入のハブをいくつも持っていなきゃいけないよなという危機感を持ってるので、私みたいな人が他にも日本に2~3人くらい居たら、オススメしなくちゃなーという思いからこんな事書いてます。もちろんお金意外の効果は様々ありますし。

ちなみに今は空前のアプリブームですが、アプリの中にも沢山の広告が仕込まれています。パズドラ規模になれば企業コラボしながら双方宣伝効果を生み出したりしています。今はあらゆる場所が現実を越えたあらたな宣伝場所になっています。あらゆる企業がテレビや雑誌などに取って代わるネットに広告や広告システムそのものを導入していっております。


■というわけで

 短期間のバブルに湧いている中でバイラルメディアとかキュレーションでお金儲けしてやる!と思ってるのでしたら心血注いでやってみるのはいいのかもしれませんけど、やっぱ自分のメディアやコンテンツ育ててることそのものが自分にとっていろいろな面で役に立ちますよーって話でした。

私は、みんなブログ書いて世の中をノウハウだらけにして文化的に精神的に豊かになっていきましょーよ、と日々思いながらこんな記事をせっせせっせと書いております。ゲームやアプリや絵などコンテンツ作れる人はそちらの方面で自分をブランディングしていくと良いと思います。いわばゲームもアプリもメディアとしての側面を大きく持ちつつあるわけです。

いやほんと。








※宣伝
そんなログとしての気概でブログ書いてる人とそろそろ相互でつながりを持っていくのも面白いなーと思っておりまして「私もマインドログ書いてます」って人は定期的に募集しております。「マインドログのつながり」という欄を作っていく予定なので「是非私も!」という方は一報下さいませ。多少のアクセス流入のお手伝いも出来ると思います。