20140703
出典:いらすとや

 月曜日にまとめ記事引っ越してから2週目になります。今週より、試験的に連絡いただいた方(マインドログ系に限る)のブログ紹介を行う欄を設けてみました。


 

■ニュース・経済・ビジネス・サービス

○そもそも検索ワードなんて要らない?――nanapi代表・古川健介が語る「ポスト検索」の時代 ☆ ほぼ日刊惑星開発委員会 vol.135 ☆


グノシーやSmartNews、Anntenaなどスマホ媒体のメディアは大きく変化しております。「グーグルで検索する(ググる)」ということをしなくても、適時各人にとって必要な情報がある程度は入手できるようになってきましたし、tiwtterやFBなどで有益な情報をつぶやいてくれる人をフォローするだけで情報に困らなくなっています。

その他にもご飯食べに行きたければ食べログを介して調べればいいし、ご飯作りたければクックパッドから調べればいいし。

「グーグルでイチから検索する」よりも的確な情報住み分けがどんどんされていっているわけですね。そうした先にある未来な何なのか、という非常に面白い記事でした。



○Googleがエネルギー革命に本腰を入れ遂にコンテストを開催 | FUTURUS(フトゥールス)


最近の動きはグーグルがこれまでの広告事業からの転換期を迎えているように感じます。というのもアドセンス広告(マッチング広告)の分野が今年に7月に入ってから一気に主戦場となり、現在様々な企業が出資している状態。グノシーの広告とか思い浮かべてもらえると分かりやすいと思います。

メディアを持った企業が自社でアドセンス広告を持つようになれば、当然これまでグーグルがほぼ一強だった時代が変化していくわけでございます。そうした中で遅れること無く次の「モノとIT」の方向へ移行しようとしているあたりフットワークの軽さは健全なのだなと感じます。

広告収入で食ってるような中小のブログにとっては今後の身の振り方を考えていかねばならないタイミングになっているようにも感じますね。


○オリエンタルランド、午後6時以降を9月から約15%値上げ


夜間入場者の数が多いから、値段を上げる。考えてみれば至極当り前の発想なのですが、高品質のサービスを提供しているからこそ顧客からも不満の声は上がりづらく。安さ安さで疲弊している日本企業と比較すると改めてその凄みに気付かされます。



○現代最高の経営者の1人イーロン・マスク(Elon Musk)が語る起業家が成功のために必要なこと:「起業家は地獄のように(普通の人の2.5倍)働くべき」


昨今のブラック企業批判で若干気になってきているのが、労働時間だけを取り上げてバッシングする内容。当人がブラックに受け取るかどうかはまた別の話といいますか。頑張りたい奴はガリガリ頑張ればいいと思うのです。そこにたいして「働き過ぎは良くない」という空気は何か違う。いえもちろん某居酒屋とか餃子屋とかそういう全社員に狂った思想を押し付けるのは違うと思いますが。
人の倍努力するのはやっぱり成功したいなら当然必要でありまして、そこを原状はバランス崩さないためのセーフティとして機能させてしまうとおかしくなる。

ただ何より大事なのは、「自分の意志でやってるのか」「他人の意思でやらされてるのか」だと思いますし、他人に強要したらやっぱブラックな人になってしまうわけでして。なんとも難しいですね。

万人にとっての企業という体型は少しずつ変化していって、変人同士で頑張ろう、とか、死ぬほど働く人同士で頑張ろう、とか、そういった住み分けはなされていくのだと感じます。

だって努力しなきゃ先に前に進んでいる人には追いつけないわけですから。



○LINE利用者、5億人突破へ スペイン語圏から攻勢

日本発のサービスでここまで伸びているのは凄いですね。兎にも角にも動作の軽さ並びにラインスタンプなど非言語コミュニケーションの豊富さなどが様々な要素が良い結果を結んでいるようです。



○300万件の質問、4000万回答を突破したnanapiアンサー、Q&Aをやめて即レスコミュニティに


ユーザーの使用感に軸を据えることで変化に適応した良い事例です。



○テスラ社の見事過ぎる常識破りのアフターサービス


テスラ社はEV自動車産業を牽引する会社で、これまでの自動車とは違いより電子制御系の車へと自動車を進化させております。
で、不具合が生じた場合に「アップデート」しちゃうわけですね。これが、概念的には当り前なのですが実行出来るように開発しているあたり唸ります。

今はまだまだEV自動車はこれまでの自動車に比べて危険性なども多々あるでしょうが、物凄い勢いでそのアップデートが施工されて、後数年にはEV主流も夢ではないかもしれません。現にテスラ社はエンジンのオープンソース化による技術発展も促進しております。毎度ながら驚きをもらえます。



○ニコニコ技術部と中国の工場を見にいったら凄すぎて絶望した件


中国は世界の工場としての立場を長年続けてきたため、他国に類を見ない程ものづくりの土壌が整っている。賃金上昇で苦しんでいるという情報もあるが、それでも作りたいものが何でも自国で生産ライン整えられてしまうというのは凄い。





■考え方

○甲子園マネージャーの「おにぎり2万個」は社会問題!?ネットで炎上発生 - NAVER まとめ



高校野球のマネージャーについて議論が起こっていた様子です。
この本質は、本人不在の中でひたすら「本人の気持ちや状況を勝手に想像して代弁して」炎上していったということでしょうか。
なんというか、個人がやりたいと思ったことは個人がどう思っているかで済む問題で、彼女がこの行為をたまらなくイヤでやっているか、信念もってやってるかでいくらでも意見は変わる。まさに机上の空論でありまして、そんなことで神経逆撫でるよりも2万個のおにぎりを一瞬で製造する方法とか米は何合炊かれたのだろうかとか、そういった馬鹿らしいユーモア溢れる空気がもっと蔓延して欲しいものだなと感じます。
あまりに窮屈で結果的に各々が皆で自分の首締め合ってる状態であります。この息苦しさ。



○「やらかしたとき」を切り抜けるために便利な、モノの言い換え術


なんだかこんなもの意識しなきゃいけないのは面倒ですが、それで少しでも印象良くなるのであればやってみるにこしたことはないですね。でも口ばかり上手くなってもしょうがないとは思いますが。



○めんどうな人と向き合う際に心がけたい3つのこと

NewsPicksで見かけたコメントで「めんどうな“人”と向き合うのではなく、その人が抱える“問題" ”と向き合うことにしている。」という内容がタメになりました。「人」でくくると全部面倒になっちゃうのですよね。

一番ラクなのは向き合わないことなんですが(笑)



○私の周りにいる、異常にコミュニケーション能力が高い人たちのこと

コミュ力というのは一つの能力にすぎず、パワーバランス的には世渡りでかなり重宝するので必修的にとらわれがちなのですがあくまで「能力の一つ」と思っておかないと、自分が勝てないフィールドに引きずり込まれてつらい思いしちゃいます。あんまり過度に意識しすぎないくらいが結果的にコミュ力磨かれるんではないかなぁと。



○「子どもが成功するのに必要な要素」が800人の子どもを30年に渡って追跡した結果判明

将来的にお金がちゃんと稼げる事を成功者とした場合らしく。
富裕層のほうが成功者になりやすいという何とも身も蓋もない結果でしたが、貧困層でも33人は成功者になっているとかで、その辺環境がどう影響しているか気になります。なんどもブログで取り上げていますが基本的に人間は出会う人や本や体験や家庭環境などの環境次第で変わります。富裕層が成功者になりやすいのは、お金の動く場やお金とは何かについて貧困層よりも学びやすいからでしょう。

一方で富裕層のうちの何十名かは酒や薬に溺れたりなどもあったようです。富裕層は精神的余裕からか、朗らかな方が多い印象ですが、例外も当然ありまして、過度なプレッシャーとか悪い環境に出会ってしまったとか色々あるのでしょう。



■コラム

○毎朝4時半に起きる生活を10年以上続けて感じることは


仕事というメインに時間を据える環境があるが、現状の朝7時に起きて9時には出社して、みたいなのではパフォーマンスを発揮できないわけですね。その場合こうしたライフスタイルは実に会社に適正にコンディションを整える良い方法であると思います。

当然飲みの付き合いが減るなどのデメリットも発生しているようですが、飲みニュケーションなどが最早死語化しつつあるなかでは、いかに仕事でパフォーマンスを生み出せるのかという原点回帰は非常に重要だと感じます。私もやってみようかな…。



○『闇金ウシジマくん』フリーエージェントくん編について、堀江貴文が聞く! 真鍋昌平-堀江貴文対談 Vol.1 - マンガHONZ


ネオヒルズ族がなりたかったのは「六本木ヒルズでお金持ちになっていい女と遊びたい」みたいなまさに虚業だったという話で、なぜそうしたものにコロっと皆騙されちゃうんだろう、というような内容。
ホリエモンや有名な人に会うライブ感を楽しんでいる人達、そういう表面だけなぞるようなことしてる人が情報商材に走る。

私も以前記事で「尊敬の念は抱くべきだが、信者になってはいけない」という旨の記事を書きましたがまさにそんなような話でした。



○田舎から若い人がいなくなるのは「経済問題」だけではなく「人間関係の閉塞感」だそうで


多様化する価値観を容認しない土地での生活というのは精神にかなり異常をきたす。これは別に田舎に問わず、会社であっても同じ。文化の多様性が承認されなければ「染まりやすい人」と「そうでない人」との軋轢は避けられない。

そこにあって更に意思の強い人と弱い人とが存在し、「性格上郷土に染まれないし且つ意思も弱い」となってくると、もう目の前には絶望しか無い」
一方で「郷土に染まれないが意思は強い」人はさっさと自分の価値観に合う場を求めて去っていく。

郷土に染まっていて意思の弱い人間は、その郷土の中のご機嫌伺いに全力を尽くす事になりこれはこれで疲れていく。
郷土に染まった意思の強い人間は、その郷土文化自体が弱ると同時に弱ってしまう。

こうなるとそもそも狭い土壌を起点とした立ち位置というのは存外危険であり、それは田舎であろうと企業であろうと同じなのはないかなーと思います。

で、多分うまくいく人っていうのは、その郷土を乗りこなす人か、多様化している価値観の場所に身を置く意識をしている人なのではないかなーと。

田舎や閉鎖的な企業を経験してきた自分が表に出て活動するようになってからなんとなく感じたこと。



○「学ぶことを今すぐやめよう」 IQ170の13歳少年が語った、”天才”の条件


学校で良い点数を取れる子と、問題の本質まで潜って自分で考えていく子とが居る。
やはり後者の自分で考えていく力をつけていく子は伸びていく傾向があるらしい。
学ぶこと=良い点数をとること、記憶することと考えているのであれば、それは辞めて目の前にの「何故」に視点を当てていくことは極めて重要なこと。
非常に頭がほぐれる記事です。





■その他ライフハック等気になった記事


○ど素人でもプロ並みのチラシが作れてしまう…「Picky-Pics」がデザイナー殺しな件

それほどデザイナー殺しでもありませんが、デザインにはいくつか「それやったらアカン」みたいなものがある程度ありまして、「何でもゼロから作ってみて」とやってしまうと、平気でレインボーのデカい文字使っちゃったりとかしちゃうわけですね。デザインを足し算しちゃう。

こうしたサービスはデザインあまりやったこと無い人が過剰に盛っちゃう部分を極力抑えてくれるので、確かにある程度見栄えするものが作れます。ゼロからデザイン考えているのでしたら少し使ってみるのもいいかもしれませんね。有料のフォントなども使えたり結構優秀。



○【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある


今回のWindowsアップデートによるクラッシュ等の報告は少なからず上がっているようです。



○テレ朝投稿サイト「みんながカメラマン」規約、批判受け改訂へ


私がこの一連の流れですごいなーと感じたのは、規約変更の早さ。ネットコンテンツから提供される形になるので当然ユーザー側に不利だと思われる部分には批判が上がるのだが、その「批判」は言わば「チェック箇所」になるわけで、いつの間にか批判の形を取りながら無料で多数の意見を聞き出す事が出来たわけです。

アイデアクラウドファンディングとでもいいますか。面白い事例だなと思いました。



○ついに来た 蒸気を使う未来ディスプレイ"Displair"


昨年1月の記事ですが、先週WBSにて気になるガジェットとして特集されていました。
上記をディスプレイの代わりにし、そこにスクリーンを投影するという技術。スマホのようなタッチパネル形式の操作が行われており圧巻でした。
いずれ「液晶ディスプレイ」という概念はどんどん無くなっていくのやもしれませんね。



○ITまんが 2014年版 ~ ITが楽しく分かるマンガを集めてみました


IT企業からITが間接的に関わる日常を描いたり、そんな多種多様な漫画まとめでした。積極的にIT系に関わったネタの漫画は商業誌ではそこまで散見しない気がするので、これもWEBメディアならではだと思います。



○名作小説をアフィリエイト広告で台無しにしてみた(走れメロス篇)


○今度はアフィリエイト広告だけで小説を書いてみた(桃太郎篇)


これが天才か・・・



■New マインドログのご紹介

○”ダメ中年”な私が今日を生きるためのブログ


先週ブログにて「マインドログつけてる方、ウチでよければご紹介しますよ」と呼びかけたところ。十年イシウエ様という方からメッセージいただけました。
 
「熊本で、とある小さな家族経営の会社に10年以上勤めている40男(既婚・子供娘一人)です。”真面目系クズ”のまま40歳を超えてしまいました。鬱々とあれこれ思うところをここで吐き出してみたり、それでも生きるための策を考えるヒントを探したり…そんなブログにしたいです。」

とのことでして、結構ありのままを表現されている刺激的な記事がいっぱいです。
ここ最近から始められたということでしたのでこれからの記事に更に期待です。
まじクズとしては40歳の方のあけすけな若干ルサンチマン混じりの価値観を拝見するという機会はあまりないので参考になると感じました。





■今週のイチオシ

○病院がないほうが死亡率が下がる! 夕張市のドクターが説く、”医療崩壊”のススメ

私のNPでのコメント
 
夕張市はコンパクトシティ計画でも世界から脚光を浴びている。デトロイト然り、財政破綻した街が今後の未来のモデルを先陣切って提唱していっているというのは非常に興味深い。

現状の各地の病院のサロン化問題もコンパクトシティ計画によって改善されてるのかも。互いが近隣に住んでいるから病院が寄り合い所になる必要も無く。多分「病院が無い」だけではこの結果には至ってないように思われる。


色んな所から情報を集めるようになってきて少しずつ分かってきたことがありまして、それは情報をかなり多角的に読めるようになってきたということであります。

コンパクトシティ化に伴い実は夕張市は役所のいらない物品をヤフオクに出展したりもしています。市長は現在30代の若いお方。精力的な活動で財政破綻した夕張は今や世界から注目を浴びるモデルシティとなっております。ちなみにコンパクトシティというのは住人の住居を集中的街の主要拠点にまとめて暮らしてもらうことで、誰も乗らないような赤字路線などがそもそも継続しなくても済むようなまちづくり行う計画のこと。住民の反対を浴びながらも一軒一軒視聴が自ら家に訪問し、説得を続けている模様です。

こうしたものも仕入れた上でこの記事を読むと、決して「病院がない」だけが住民たちの予防意識を高めた、と短絡的に受け取ることは無くなるわけでございます。



■情報を仕入れ続けると?

 自分じゃ考えもしていなかった視点、考えてはいたがそこまで深く考えてはいなかった視点、そうしたものが沢山手に入れられる。個人の時間なんて寝る時間6時間除けばどれだけ頑張っても残り18時間しか吸収は出来ない。

その時間かかえたって、各々専攻分野に敵うはずもなく。しかしながら昔から本を読んできた人たちというのは、新聞を読んできた人たちというのは、コミュニケーションの輪を広めてきた人たちはそうした様々な先行者達の知恵を上手く拝借してきた。

というわけであれやれこれやるなとかはあまり言うものじゃないと思いますが、やっぱり情報仕入れる事だけは怠ってはいけないように思います。あとなるべくそれが自分にとって武器になるものを。

たくさん勉強して、考える癖をつけて、この情勢を切り抜けていきましょう。

いやほんと。






お知らせ:
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とりあえず「マインドログ」に限定して試験的に募集しております。
アクセスの流入は保証しませんが、新しくつながりを持ちたい方、情報発信していきたい方など是非是非ご連絡下さいませ。