20140520
出典:ピープルズ 無料イラスト素材

 「落ちこぼれ」「負け犬」「クズ」という抽出検索ワードを元に、本日は考えてみようかと思いました。うう、酷い検索ワードだ。でも1年以上前自分はこれくらいの気持ちで考えてましたし、実際今もそうだなーと思ってます。


■「無敵の人」案件

 いわゆる関連キーワードに諸々当てはまってしまってるってことは、社会の底辺としてもがき苦しんでいるという状態だと思われます。この状態は、以前話題になった「無敵の人」に近づいている状態ですね。一応こんなの書いてます。





■無敵の人おさらい

 警察のご厄介になったり刑事罰を食らったりというのは多くの人にとってはダメージがデカいわけです。
多くの人が法律を犯すことを恐れるのは、社会的信用を失うリスクを知っているから。
ところが社会から断絶され孤立し失うものが無い人間になってしまうと、現行法で裁かれようとも当人にとってはもはやダメージが無いわけですね。つまり「無敵の人」であると。

参考:無敵の人の増加。 : ひろゆき@オープンSNS 2008_06_30




■落ちこぼれで負け犬のクズの戦い方

 というわけで本題。無敵の人に近づきつつあるということは、社会的信用が他者よりも少ない状態。

戦うってことは、社会でしっかり生活していくということ。それで、失うものが無いのですからこれから下記のことをやっていけばたとえ落ちこぼれだろうと負け犬だろうとクズだろうとやっていけます。

優秀じゃない人間は、圧倒的に優れた優秀な人間と同じ世の中で戦うためにいかに、知恵を絞るかにかかってきます。



■同族で群れず、優秀な奴らが集まってる場所に行く 優秀な奴らの本とかを読む

 何故自分が落ちこぼれかといえば、落ちこぼれる環境に居るから。

優秀な奴らが集まる環境はたとえ自分がダメ人間だとしても、良い事もイヤなことも含めて得難い経験を与えてくれる。

簡単に溶け込めないと思うが、そんなことは気にしなくて良い。すごいやつらの中に身をおく事があくまで目的で、そこで自分が傷つくかどうかなんて問題ではない。というより失うものも無いのにこれ以上何をビビる必要が。

勉強会でも親睦会でもtwitterでもfacebookでもなんでもいい。まずその場所に行く。



■優秀な人間をパクる

 優秀な奴らが何をしているのかを真似する。最初は形だけでいいから。優秀な奴らは大体本を読んでるしニュースも良く見てる、とにかく世の中のいろんなもの見てまくってる。だったらイヤでも真似する。絵の描き方を教えてくれるエミネムさんがこんな事を言ってます。



特定の技術を修得するための心構えではありますが、社会で戦うことだって技術です。



■自分が勝てる場所や相手を探す

 自分が落ちこぼれだと錯覚してるのは、自分が不利な場所や相手とばかり戦おうとしてるから。初期パーティーで覚醒ゼウスと戦おうとしてるもの。ジムでシナンジュと戦おうとしてるもの。ボクシングジム1年通った位なのにいきなりヘビー級王者と戦おうとしてるもの。

勝つために必要なことは絶対に勝てる土俵を作ること。でも土俵作りは大変だから、絶対に勝てる土俵探しや相手を探すこと、がまずは大事。

何故かって、自信をつけるためです。自分に箔をつけるためです。



■自分と他人を比べない

 優秀な人間や幸せな人間と自分を比べるのをやめる。他人と比べるとその他人が世界になってしまうので。他人はあくまで誰かと比べて裁量を下すけど、その結果如何もただの結果であって、やはり自分は自分。他人の尺度に惑わされない。



■ライバルが少ない分野を探す

 優秀な奴らが分野を切り開いていくが、そこにはいくつも隙間がある。格好良く言えばブルーパドルというもの。



その他にも、新しい産業が生まれたり沈んでいく時期というのは併せて色々なスキマが生じるわけです。大企業や優秀な人間にそういう開拓は任せておいて、落ちこぼれはもっとこのブルーパドル探しに躍起になるのが良いです。

で、これを探すにはどうしたらいいかといえば優秀な奴らの真似でやっぱりとにかく色んな情報を集める。情弱では勝てない。



■なんでもいいから特化分野を作る

 現状何かしら技術を持ってるならそれを伸ばす。無いなら興味あること続きそうなことを伸ばす。特化して。出来ればライバルの少ないものを。例えば絵描いてるんだったら今どきデジタル絵を一切書かないとか、新しくてまだ誰も使ってないツールを使ってみるとか。
一人者になるって、それだけで価値あるんです。





■小奇麗にする

 毛色を変えまして。身なりから自信が増幅したり減退したりシします。相手の印象も変わる。当り前のことだけど、やっぱりだからこそここは最低限整える。



■今後二度と悲観的にならないと誓う

 最後に気持ちの問題。悲観的な根性は物事を全てマイナスに写しますし、あまーい誘惑も同時に引き寄せてしまいます。悲観的にならないぞ、絶対にならないぞ!と自己洗脳するくらいの気持ちでやってみると、モノの見方が変わってきます。


■今後二度と他人のせいにしないと誓う

 他人のせいにすると、自分の悪いところが見えなくなる、とかではなくて、他人に自分の感情を制御されるようになってしまいます。他人のせいにしたから他人がなんとかしてくれるわけでもなく、他人のせいにすれば自分でどうにかできたかもしれない、という思考が出来なくなってしまいます。

他人のせいだ世の中のせいだ、そういった思考は今後一切捨てると、全部自分で自分が良くなるためにどうしたらいいだろうか、ということにエネルギー集中できるようになります。 



■こんなので戦えるの?

 落ちこぼれで負け犬でクズなんてのは悪い習慣に染まって、悪いイメージに引っ張られてるだけなので、形だけでもいいからまずはそこから。あなたが戦えないと思っているのは、あなたが単にあなたというプレイヤーを不利な場所に置いてるからだけです!



■まとめ

 落ちこぼれで負け犬でクズなんて捨てるものなんてあとはプライドくらいですから、非常に良い状態ですよ。大抵の人は今の環境とかを手放すリスクが大きいから、新しく自分を作りなおすなんてなかなか踏み出せないですが、そこまで自分が何も持たざる者になっているのでしたら、ダメだとわかっているのでしたら、大チャンス。

負け犬の遠吠えだと思って周囲は油断しますからむしろオイシイ。
是非是非、戦いの知恵を身につけて「強くてニューゲーム」を!

いやほんと。