20140717
出典:ピープルズ 無料イラスト素材
人生には選択しか無いのに、いつまで誰かの判断を待つのでしょう



 相談メールの中で、よく「確認」をしてくる方がおります。「○○というのをやろうと思っているのですがどうでしょう」とか、「○○と△△はどうやって分けたらいいでしょうか」とか。

一応「まじクズだったらこうすると思います」的なことを返しますが、度々その筆が止まります。

つまるところ太鼓判を押してもらって、安心したいという心理なのだと思いますが、何かそれって問題解決の根本にはつながってないんじゃないかなと、思う次第でありまして…。



■自分のやりたいことを人に聞いて回る気質はちょっと改めた方が良い

 私がブログを毎日(たまにサボるけど)続けている中で、会社人間として染まってきたそれまでの人生と比べて変わってきたのは、何か自分で行動する時に感じる他人の了承待ち癖が随分と無くなったことです。



■会社人間として染まると見えなくなるもの

 会社人間はぶっちゃけ自分から何か行動しない人であれば、上から来た命令をしっかりこなす方向に動きます。別に悪いわけではなく、この指揮系統がしっかりするからこそ、大きなプロジェクトが滞り無く円滑に機能していくわけですね。

しかし、こういった場に身を置き続けることで、自分から進んで行動する力というのが見えなくなってきます。上の指示ありき。これは非常にいただけない。



■上の判断が正しいかは結果が出るまで分からない

 これは当り前ですね。



■自分で考える力が身につかないと、自分の自信が養われない

 いくつになっても誰かからの指示を待つだけの状態になっていきます。これ、公私ともにです。


■自分の人生の責任を誰かに負ってもらう状態を続けるのか

 人の判断を仰ぐってことは、その人に責任転嫁したり、心の何処かで「これは自分で決めたことじゃないし」という言い訳が立つ状態になっていきます。

いつまでも責任回避能力をせっせと磨いていては、重要な局面、逃げられない局面で何も出来ない人間になってしまいます。自分の人生に責任が持てなくなってしまいます。

自分で考える能力の欠如って凄く自分の人生を乗りこなす上で不利に働きます。




■ブログを書く了承なんて誰も聞いてくれない

 何故にブログをテーマにしたかといえば、私が効果あった、という実体験が書けるからというだけで、他にも色々あるとは思います。

で、ブログというのは始めるのもやめるのも書くペースもマーケティングもブランディングも全部自分がゼロからやっていかなければならないわけですね。

しかも親も上司も先輩も判断を仰ぐ相手は誰も居ません。自分で考えて自分で発信するしか無いわけです。



■自分で考える癖が養われる

 ブログを1ヶ月でもとりあえず毎日書いてると、自分の中に出せるストックがいかに少ないかが痛感できます。3ヶ月・半年・1年と書くあたっては必要になってくるのは往々にして「情報を見つける癖」「自分で進んで調べる癖」「自分で考える癖」「自分の考えをまとめる癖」で、あとはそこに執筆者本人のセンスとかも加わってくる。



■ブログの利点

 特にブログ推しなのは、初期投資がないから。時間的リソースを割くだけで出来る。それから、自分の状態や能力をログとして書き溜めておく事自体が非常に有益なことだから
。皆もっとブログやればいいのに、って思います。



■結果、許可なんて求めるのもかったるくなります

 そりゃ会社所属で許可もとらずに行動してたら問題になりますが、自分の人生常に誰かの許諾求めてて何が楽しいんでしょう、いざ許諾が得られなくなったらどうするんでしょう、って話です。

自分自ら何かコンテンツを仕上げていく思考というのはながーい人生の中でプラスにプラスに働き続けます。



■自立できなきゃ一生自分の人生が「誰かのせい」で終わります

 残念ながら本当に。だから、真面目系クズだという危機感があるのならばどんどん誰にも許諾を得ないで進んでコンテンツを作って行きましょう。特にブログが手軽に進められてオススメですよ、というお話でした。

いやほんと。