20140623

出典:ピープルズ無料イラスト素材
コミュ障は本当に辛い。でも社会で生きるためには必須スキル。
それを得る機会を喪失したらそれでゲームオーバー、ではあんまりだと思うからこそ、当たり前のことをシェアしたい。


 コミュ障に悩んで辛かった自分が少しだけマシになったかもしれないと思っている事を記してみます。少しマシになった程度なので、また戻るかもしれないからログとして残しておかねばと感じた次第です。自戒の意味も込めて。月曜日だし、前向きな記事を心がけます。
尚、劇的に変化するとかでは無いです。何事も積み重ねですので。



■焦って喋らない

 人に良く思われようとして、必死にしゃべる人が居ます。私です。ですが会話はキャッチボールなので一方的に喋っても無意味です。相手にボールを投げて、返ってくる前に投げたり、豪速球投げ込んだり、バスケットボールぶん投げたり、とにかくコミュ障がやりがちなのは、相手がどんな状態か全然観察しないで「会話」にばかり気を取られること。

会話はあくまでコミュニケーションの一つの手段。相手が投げて来なければ無理に投げる必要もないし、投げたければまずは簡単なものから投げる。続かなければ、まぁしょうがない。鍛錬鍛錬。



■アドバイス罪

イラストレーター・あきまんさんが提言したように記憶しております。

極端な例ではありますが、ただアドバイスは往々にしてコミュ力の低い人間ほど、自分の意見押し付けになります。そもそもアドバイスって、対話のキャッチボールの中で、もしかしたらこうしたら良いんじゃない?と、生まれるものであります。しかも、相手から明確に「私は君の意見が欲しいんだ」と言われて初めて。

しかしコミュ障のアドバイスは相手の話を聞くなり「こうしたほうが良いよ」とか「こっちが合ってるよ」とか、押し付けるタイプのものが多い。

はっきり言ってこれはウザイ。相当ウザイ。なんでお前に私の意思決定決められなきゃならないんだ、と思われる。ところがコミュ障はアドバイスすることに満足してしまう。

コレに関しては、まずアドバイスを辞めることから始める。最初は極振りでいいから、アドバイスを意地でもしない。

極論、たかが他人に誰かの悩みを解決することなんて出来ない。悩みは本人が解決するもの。相談される側が出来ることは、受け皿になること、対話すること。

「自分は良いアイデアを持っている」なんて傲慢な自惚れを捨てると、案外コミュ障は改善されたりします。




■定番「話上手は聞き上手」

 兎にも角にも相手の言ってることを聞く。何を言おうとしてるのか聞く。口を挟まない。聞く。言葉の表面だけでなく、何を言いたいんだろうこの人は、と聞く。出来ないなら知恵袋とかの人生相談系のもの読んでみたらいい。沢山出てくる。

ベストアンサーに選ばれているものはとにかく相手の話をちゃんと聞いてる。聞いて、相手が求めてる答えを提供している。アドバイスじゃなくて、相手が言って欲しいことをちゃんと提供している。

繰り返し、話し上手は聞き上手。



■相談する

 もちろん的はずれなこと言われたり、タダでなんでも教えてもらおうとする魂胆見え見えな人の話はウザイ。

でも、相談するというのは相手に自分の手のウチを明かすということ。人は何考えてるかわからん人の話は聞いててもつかれる。何考えているか分からないから、何考えているか、のところから汲み取らなければならず、疲れる。

一方相談は、何考えてるか吐露することになるから、相手の負担が少ない。また、相談の答え方なども相手から学べる。会話下手な人との場合でも、自分を省みることが出来る。



■まとめ

 コミュ障はそんなにすぐに治るものじゃないです。繰り返し、鍛錬して磨いていくもの。世の中の"普通の人"と呼ばれる方々は、たまたまその普通を手に入れる環境を手にしていただけ。だからといって、その環境が無かったことを後悔していたってしょうがない。

結局、社会で生きていくためにはどうしたってコミュ力は必要。だから、今からでも遅くないですから少しずつ鍛錬していって、不自由をなくしていきましょうーってことでした。

いやほんと。