140602
出典:いらすとや

最近怒られて反省したこと。あと、週明けにこのプレッシャーに押しつぶされそうになっていた事が多々あったので、メモ書きとして。

自己のせいにすることで確かに全ての物事に自分を納得させることは出来ますし、偉い人の本によくあるのは「決して他人のせいにはしない」という記述。

たしかに他人のせいにしていては自分の人生が進まないことはごもっとも。しかし、「他人のせいにしない=全てを自分のせいにする」ではないということを強く訴えたい次第でございます。



■全て「自分のせい」は思考停止の楽な考え

 当人からしたら「そんなことないよ!」って思う思考なのですが、やっぱり「自分のせい」を中心にしたものごとの考え方はとっても楽な思考停止状態なわけであります。

「自分のせい」という思考は悪意に対して、あるいは周囲の怠慢などに対して非常に無防備な考え方ともいえるわけであります。

何かの集まりで物事がうまく進行しなかった時に「何かやれることがあったはずなのに自分がちゃんとやらなかったから…」なんて、どこまであなた自意識過剰なんですか、って話であります。

問題とは必ず様々な因子が絡み合った結果生じるだけでありまして、たかが一人の功罪にした程度で解決するわけでもございません。

「自分のせいだ・・・」という思考は、当事者意識を鍛えているようで、実は何ら問題を進展させない思考停止状態なわけであります。



■過剰なまでの当事者意識で、物事を冷静に判断できなくなる例


例:大人数の飲み会にて
A「今日の飲み会盛り上がらなかったねー」
B「ねー、なんか皆ノリ悪かったしー」
自「(…自分のせいだ。自分がみんなを盛り上げるように振る舞わなかったから)」
C「いや別にお前が落ち込むことじゃなくね…?感想言っただけでさ」

例:プロジェクトの進行について
A「なんだか進行がgdgdになってきてる気がする」
B「仕切り直し必要だね」
自「(自分がもっと先に言わなかったからAとBに迷惑が…二人に甘えていて情けない…)」
C「いや別にお前責任者でも無いじゃん。どんだけ自意識過剰だよ。」

例:家族について
父「お前がちゃんと育てないからこんなこと言う人間になったんだろう!」
母「何よ全然子育ての手伝いもしてないくせに何でもかんでも私のせいにして!」
自「(自分がちゃんとしないからお父さんお母さんがうまくいかないんだ…自分のせいで家族がおかしくなってる・・・)」
誰「いやどう考えてもこの父母がおかしい(なんて言ってくれる人は実際居ないんですけど)」


これは重度の症状でありますが、こういった事を考えてしまう自称当事者意識の高い人がおります。当事者意識のつもりが、悪い方向に自意識過剰であり、ある意味で発達の段階で何らかの被害を被っている場合がございます。

この「世界の命運を託されたヒーロー思考」は今すぐにでも気づいた方が良いわけです。



■全て「自分のせい」では状況分析出来ない

 自分の人生に対して当事者意識を持つのは当然ではありますが、それは「他人のせいにしない」という話では無く、現在物事がどういう方向にむかっていて、誰が何をしていないからこんなことになっているのか。また、誰が何をすればそれは解決されるだろうか。

のようなことを考えるのが必要なことであり「自分が何とかすれば、自分がしっかりすれば」なんてのをまず先に考えるのはとんだ自惚れ思考であります。

こうしたクセが根付いている人は、反省の文化などにも染まっている可能性がございますので本当に気をつけたほうが良い。



■あなたの人生がうまくいかないのは、全て「自分のせい」で人生をベリーハードモードにしているから

 実際何もかも背負い込んで、悲痛なヒーローや悲劇のヒロインを演じて、勝手に潰れていく人が居ます。この「私こそが主人公!」の気概は誰もが救われないし、勝手に背負い込んで勝手に自滅して「周りが何もしようとしないから悪い」などと意味のわからない被害妄想を始めてしまう。

そうして、勝手に決心して勝手に失敗して、周囲に呆れられる。勝手にやったから責任はもちろんあなたについてまわる。そうして、あなたはあなた自身の手で人生をベリーハードモードへと設定してしまっている。

厄介なことにこの「潰れていくカッコイイヒーロー」に感化される人も居るわけですが、中身の無さに気づかれて、結局また一人ぼっちになる。



■全て「あなたのせい」にする悪意もある

 全部あなたに責任が回るように手を回す卑怯者、責任回避に長けた人間も存在します。知らず知らずの間にあなたは罪と責任ばかりを不当に押し付けられている可能性がございます。

今一度、そもそも自分がそんな落ち度を背負わなければならなかった理由は何だったか?という部分も遡って考えるクセをつけると、他人の悪意に振り回される事無く、アイデンティティを保てると思います。

そもそも全てがあなたの責任なんてことはまずありえない。しかしながら「自分が悪い、自分のせい」思考がクセになっている人ほど、進んで物事の元凶として自分の正義感に耐え切れなくて出頭してしまう。

これではあまりに無防備。平気であなたをだまくらかすために近づいてくる人間の良いカモです。



■全てを「あなたのせい」にさせることで都合が良くなる人達

 うまく人を利用したい人にとっては「自分のせい」の思考の人というのはとても都合が良い。だって、そういう人は文句言わないわけですから。「自分が至らないせいで」なんてこと平気で言ってくれるから、簡単に罪をかぶってくれる。

さてさて貴方の周囲は大丈夫でしょうか・・・



■「自己責任」は「自分のせい」ではない

 自分のせいにすることを、自己責任だと勘違いしている人がおります。自己責任は、自分がやった行いに対して責任をもって行動することでありまして、何でもかんでも自分のせいですごめんなさいなんとかします、というのとは全然違う。

もっと言ってしまえば、「自分のせい」の本質にあるのは「考えるの面倒だし誰かにイヤな思いさせるのもイヤだから自分が悪いことになっておけば、全部解決だよね」という他人に承認されたいただの欲求でございまして、自分主軸の考えではない。

自己責任なようで全ては他者の反応ありき。

だから、自分のせいにしている人は、いつまでも自立もできないしいつまでも自分の人生が自分の責任にならないし、いつまでも他人に意見する力も身につかない。

いつまでも、自分のアイデンティティを育てられない。



■「自分のせい」からの脱却

 「状況分析・自己責任・自己分析」の反復が必須でございます。とにかく、読み解く力を養う。そして、自分が背負える責任を自覚しながら、少しずつ「自分のせい」ではなく「自分の責任」を育てていってあげる。

これが、アイデンティティの形成へとつながっていくのであります。



■「自分のせい」は今日まで

 といっても、もちろん自分のせいの失敗だって、たくさんある。だから、見当違いな拾い食いはしないで、まず自分の失敗は自分でフォローする。それが「あー自分のせいだ自分のせいだ」とウジウジ鬱々している自分から変化するきっかけになると思う次第でございます。


いやほんと






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