20140516tuiki
出典:写真素材 足成

 苦節1年半弱。特にここ半年近く。ブログを平日毎日の鉄則(たまに間に合わなかったり)を続けてきて、切に訴えたいことがございます。
それは

クズだからこそ、とにかくブログを書け!

ってことです。自分がダメな奴だと思っていたら勿体無いので今すぐブログを立ち上げて思ったことを発信していってください。

ということで何故そんなことが言えるのか。


 

■自分の分身が何か言ってる

 普段自分が何を考えているか、というのは皆分かります。今何を思っているが分からない人なんて居ませんよね。ところが、1ヶ月前の今日、自分が何を考えていたかを思い出せるでしょうか。

劇的なイベントでも無かった限り、大体の人はノーと答えるはずです。

1ヶ月前、3ヶ月前、半年前。自分が何を思い何を考え、どういった価値観を持ち合わせていたか。これが形になって残っているということは、とても良い効果を生み出します。

「過去の自分が何か言ってる・・・」

というのを目の当たりにすることが出来ます。



■過去の自分を見て、何かを感じる大切さ

「うわ、こんな情けない事言ってるよ…」
「なんか随分いきいきとしてるなぁ」
「なんでこんな変なこと考えてたんだろう」
「・・・今となんも変わらんなぁ」

過去なんて振り返ってるヒマがあるのか!?といえば、そりゃ正論としては「無い、前だけ向いて突き進め!」とは思います。

ですが、一方の考え方として、過去は基礎なんです。
基礎があるから、今の自分があるのです。

例えば今の自分が大きく落ち込み、もう生きてる価値さえ見いだせない最悪な100の値になっていたとします。しかし半年前は、まぁ、そこそこ死にたいという60くらいの値になっていたとします。

すると、その60の時に自分は何を考えていて、100の今は何を考えていて、過去の自分と今の自分はどう考え方が変わってしまったのだろうか、というのを事細かにチェック出来るわけです。失敗の過程が記録されていることで、目の前全てを覆っていた「ダメ」が、部分的に「特にここはダメ」「まぁそれなりにダメ」「以前は大丈夫だったはずのダメ」など細分化していけます。

また、成功に向かっている場合でも、具体的に今の自分と過去の自分は何が変わっただろう?環境は何が変わっただろう?どういったプロセスが良かっただろう?
ということを解読していけるわけです。

いわば、自分のメンテナンス情報が勝手に溜まっていくのです!




■発信することで自分の小ささに気づく

 真面目系クズの特徴として「やる前からしったつもりになって、やらない」「知識ばかり貯めて満足している」というようなものがあります。

これを一発で解消する方法が「ブログ」です。

なんで日記じゃないの?といえば、ブログとは世の中の無数の誰とも知らない人に向かってひたすら考えを発信していく場でもあります。こうすることで・・・・・・



「恥ずかしい!」



そう、今まで溜め込んでいた知識やら知ったつもりだったもの、それをいざ自分で噛み砕いて表現してみようとすると、出来ない。

そしてその知識が「自分の知識にまるでなっていなかった」ということにも気づける。

自分の矮小さ、世間への影響力の無さ、そういった自分のちっぽけさに気づく事で、自分の中だけで完結していた世界がどんどん開けていきます。

非公開じゃダメなんです。それではいつまでも自己満足で終わりなんです。発信して、見向きもされないで、あるいは「は?何言ってんだコイツ?そもそもお前誰だよ?」と言われて、それでようやく変化できる。

何より記録することは、頭でモヤモヤとしているよりもずっと記憶に残りますし、忘れても読み返せます。



■外に向かおう

 外に向かって、恥をいっぱいかきましょう。私も毎日恥かいて辛いです。こんな偉そうなこと言って、恥ずかしい。

でも、恥をかいてかいていっぱいかいて、その軌跡をふと振り返って見た時、「お、前より半歩は前に進めたかもしれない」と思える実感を一度でも味わえば、病みつきになります(笑)

少しずつ、少しずつ、親から大人たちから世間から何か得体のしれない力に押さえつけられて、身動きとれないままの自分を、ログを取ることで変えてやりましょー

自分のログって、とっても大切です。


いやほんと。



本日は、noteというサイトで別の角度からブログを運営することについての記事を書いてみました。よろしければ一度ご覧ください。