20140514
出典:いらすとや

前回の記事と同テーマですが、今回はそれぞれの項目がどうしてそう言えるのかということをまじクズなりに解読していこうと思います。



理屈を掘り下げて「何故」を咀嚼することができれば、きっと16の違いが活用できるようになると思います。


 

■おさらい


成功する人 / 失敗する人の16の違い

1. 変化を楽しむ / 変化を恐れる
2. 人の成功を望む / 人の失敗を願う
3. 喜びを表す / 怒りをまき散らす
4. 失敗した責任を認める / 失敗を人のせいにする
5. 自分のアイデアを話す / 人のアイデアや功績を自分のことのように話す
6.データや情報を共有する / データや情報を隠す
7. 成功したのはみんなのおかげ / 成功は全て自分の功績
8. 目標とそれを達成するプランを決めている / 目標を決めない
9. 自分の行動を記録する / 人には記録しろと言うが自分は記録しない
10. 毎日本を読む / 毎日テレビを見る
11. 様々な視点に立って動く / 狭い視野でしか動けない
12. 常に学んでいる / 新しい方法を学ぼうとしない
13. 人をほめる / 人を批判する
14. 人を許すことができる / 人を妬み、恨む
15. やりたいことを常に持ち続けている / 何をやりたいのかがわからない
16.常に感謝の心を持っている / 感謝の心を持たない




■1.変化を楽しむ / 変化を恐れる

物事の価値観は往々にして変化していくものです。誰もが当たり前に携帯機器を持つ時代になりました。誰もが世界とつながる時代となりました。
テクノロジーの発展によって、この界隈だけ切り取っても、大きな変化が見られます。

しかし変化で利便さなどを手に入れた人たちの影には例えば写真屋さんが続々と廃業したり、スマホの普及でPC販売事業が潰れたりなどもあります。
代わりに、その変化に合わせた事業は発展しています。

一定の価値観とは常に右にも左にもゆらぐので、その中でいかにバランスを保つか。
これは堀江貴文氏なんかも提唱してますね。万物流転である、と。



■2.人の成功を望む / 人の失敗を願う

失敗を願うと何故いかんのかと言いますと、人は考えている事に向かって行動してしまうからであります。他人の「失敗」を願うほどに、自分もまたその「失敗」をイメージしながら日々を過ごしてしまう。
日々言動は刺々しくなり、何かにつけてマイナス思考で物事を見るようになってしまう。そうなると、貴方の評価はいつのまにか落ちていき、気づけば自分は失敗者の道へと進んでしまう。
また、疑心暗鬼になり、あいつも失敗を望んでるんじゃないかと疑い始める。そうして同じような人間ばかりが引き寄せられて、成功しないコミュニティが出来上がってしまう。

逆に人の成功を考えていれば、真逆のことが起こるかといえばそこまで甘いわけでもないです。しかしながら貴方がそうした態度をとっていけば、次第に互いの成長を尊重するコミュニティが形成されていきます。

私も疑心暗鬼人生が長く、これは中々気持ちが切り替えられず、裏切られて落ち込む自分が怖い、と思って中々簡単には切り替えられません。
それでも人の失敗ばかりイメージしていた頃よりは随分楽になりました。



■3.喜びを表す / 怒りをまき散らす

人にプラスイメージを振りまき続ければ、プラスの人が集まってきます。
マイナスのイメージを振りまけば、マイナスの人が集まってきます。
超常現象的な話ではなく、単に怒ってる人には近づきたくないですよね。話しかけづらいですよね。
怒ってばかりいれば人はどんどん離れていきます。ソレに気づかず「なんで逃げていくんだ!ふざけるな!」と怒っていれば更に誰も寄り付かなくなります。

ニコニコしてるだけで、人は集まってくる。
人が集まれば、環境が交流がうまれる。
交流によって沢山の価値観を得られる。
価値観は自分のできる事を広げてくれる。



■4.失敗した責任を認める / 失敗を人のせいにする

 失敗を人のせいにすることで生まれる一番の問題点は「その失敗に対するリカバリ能力が養われない」ということです。「上手くやろうとしない上司が悪い」「親が悪い」「自分は運が悪い」などと言うようになる。

上司が上手くやらないことではなく、その上司の権利を奪う努力も会社から逃げ出す用意をしていないことも、全て自分の責任です。自分が上司の失敗にだけ責任を求めてるから、自分の他の可能性を育てる事をしなくなってしまう。

悪い親だと気づいてるんだったら、自立する選択も、反抗する選択もある、それをやらずに「親が悪い」では何一つ変わらない。
運が悪けりゃ仕方ない。世の中どうしても持ってる人間とそうでない人間は居る。でもそこで卑屈になって何もしないのか、その不運すらネタに踏み出すのか。

自分の人生は自分しか責任をとれないと理解することは、自分を育てる原動力になります。



■5.自分のアイデアを話す / 人のアイデアや功績を自分のことのように話す

 「あの人はああ言ってた」と、何故自分の意見を隠してしまうかというと、自分の考えに自信がないから。何故自信が無いのかといえば、自分の考えはレベルが低く、そんな事を言って恥をかきたくないから。空気がよめない奴だと思われたくないから。

弊害は大きいです。例外に何も対処ができなくなります。というよりも会話なんて例外だらけです。徐々に誰かの言葉ばかりを追いかけるようになって、上っ面の正解探しに翻弄して、自分がどう感じているかの言葉も選べなくなってしまう。

やがて人の顔色ばかり伺って、何も発信できなくなってしまう。

だから、自分で感じるままを話す。下らないことばかりだったとしても、喋ればしゃべるほど自分のくだらなさが身にしみる。そこで、ようやく学習出来るようになる。ようやく自分の考えを飲み込める。ようやく成長の準備が出来る。



■6.データや情報を共有する / データや情報を隠す

 ギブアンドギブ。何でもとにかくシェアして広めることで、貴方に対しても与えてくれる人がどんどん現れる。何も与えない人間には、周囲も何も与えてくれない。

自分がどんなデータを持っているか、何を考えているか、と共有するのはコミュニケーションにおいても非常に重要です。何も発信しない人は何を考えているか分からないから、いちいち何考えているのか伺わなければならず、疲れる。逆に何かと発信している人とのやりとりは、そうした余計な気遣いが無くなるから、接しやすい人になる。もちろん節度を持った上で。


■7.成功したのはみんなのおかげ / 成功は全て自分の功績

 結局のところ成功するかどうかは運なんですよね。今の環境に居ることも、周囲の人と出会えたことも、全てはどんなに自分が頑張ったと言い張ろうとも、様々な運が折り重なって、成功につながった。

だから、どれだけの成功を収めようと、その運に感謝し、自分のルーツに感謝し、関わってきた人たちに感謝する。これが出来ない人間はどうしたって反感を食らう。

苦境に立たされてたって、その苦境に感謝し、乗りこなす位の心持ちがあれば、そうとうタフになれます。そのタフさが折れない心として成長します。



■8.目標とそれを達成するプランを決めている / 目標を決めない

 目標を決めないことで起こる弊害としては、日々のゴールが無いため、毎日をダラダラと過ごしてしまい、その繰り返しにより人間としての自尊心が失われていくことでしょうか。

 実践してみて思うのは、長期目標が大事ではあるが、だいたいそんなことは後回しになってしまうので、目の前の小さな目標から少しずつ潰す訓練をし、徐々にプラン大きな目標とプランが作れるようになったというところでしょうか。

大きすぎない目標を立て、それこそ「勝てる勝負」を考え、楽しく目標をこなす。この習慣付けの鍛錬が自分への自信へとつながると感じました。



■9.自分の行動を記録する / 人には記録しろと言うが自分は記録しない

 これは私のブログで提唱しております、マインドログですね。自分の行動の記録は、自分の頭の中の考えを常に整理し、モヤモヤと考えては消え考えては消えする雑念を排除してくれます。

また、雑務レベルでも、何に時間がかかって何が得意で何のセンスが無くて、なんてものを逐一「感覚」ではなく「記録」として残すことで、自分の市場価値をより数値化できますし、自分を客観視する能力が付きます。

この客観視が、モチベーションの管理などにもつながり、自分の成長の手助けをしてくれます。


■10.毎日本を読む / 毎日テレビを見る

 テレビというのは情報が一方的に惰性で流れてきます。また、自分がほしい情報を適時提供してくれるものでもない。テレビ局各々の価値観を元に世論が発信される。テレビばかり見ていては、狭い視野になりますし、時間の使い方も怠惰になりがち。

 一方で本は、多種多様なジャンルの価値観に触れ、また自分が学びたいものを選定していけます。時間の束縛も無く、何より本から得られる価値観は自分を育てるという投資になる。

テレビが絶対悪という話ではありませんが、受動的に情報を受け取るのか、主体的に情報を探しに行くのか。こうした些細な違いが積み重なっていくと思います。

現代ではネットでも多くの発信者が居ますから、必ずしも本だけがベターという話ではないとは思いますけども。


■11.様々な視点に立って動く / 狭い視野でしか動けない

 これまでの人生で、沢山の視点に触れてきたかどうか、それを意識してきたかどうかで下地が全然違うので、いきなりはい変わりましたーというのは無理だと思います。

狭い視野、狭い価値観というのは「自分の考えにそぐわない奴は許さない」とか「この考え方こそが正しく、それに沿わない奴はダメだ」など、極めて堅苦しい人間になってしまいます。

じゃあ様々な視点に立つには?といえば、とにかく沢山の勉強を続ける事、世の中の変化を感じ取れるようにアンテナを張り続けること。人の考えを聞くこと。


■12.常に学んでいる / 新しい方法を学ぼうとしない

 成人してから社会人としてロクに学んでこなかったので慌てて勉強開始しましたが、単一的にしか見えていなかった仕事や生活の見方や考え方がグっと広がりました。うん、勉強は本当にしたほうが良い。

自分に全て返ってくるので、一番安価な投資です。


■13.人をほめる / 人を批判する

 人間関係の中では、やられたことはいつか必ずやり返されます。だから批判ばかりしてる人は「あいつは批判ばかりしてるんだから大層優れた人間なんだろう」と見られる。そうしてボロが出れば、袋叩きに遭います。

 色んな人を褒めていれば、相手のモチベーションにも影響を与えますし、何より自分も褒めてもらえるようになる。ここまで「承認欲求」というものが露呈している世の中。人がいかに社会に褒められたいのか、認められたいのかが分かると思います。

だったら、批判箇所を探すよりも、褒めて伸ばすほうが良い。



■14.人を許すことができる / 人を妬み、恨む

 人を許すと、自分の許容量が大きくなります。いわゆる器がデカくなる。妬んで恨んでばかりであれば、些細な事でもキレる器の小さな人間になってしまう。

単純に、恨むと、マイナス方面のことばかり考えてしまうから、そうした気持ちに思考が引っ張られちゃうんですね。
許すことで、視野が広がる。何故あの人はあんなことをしてしまったのだろうか、どうした経緯があったのだろうか、と。考察する力、読み解く力に思考がシフトする。

恨みは逆で、とにかく視野を狭めてしまう。
だから、許すことは、自分を大きく成長させてくれるわけです。



■15.やりたいことを常に持ち続けている / 何をやりたいのかがわからない

 やりたいことへ向かう意識が、自分を突き動かす原動力になるので、常に持ち続けることが成功へ向かうために必要な思考である、と解釈しました。

 しかし、本当にやりたいことが無くて分からない、という場合があります。その場合は「保留」でいいと思います。そうして、他の部分を育てているうちに、やりたいことが次第に見えてくるものだと思います。


■16.常に感謝の心を持っている / 感謝の心を持たない

 7.成功したのはみんなのおかげ という項目と似通ったものがあるのであまり言及はしません。今の当たり前に感謝できる事、誰かに感謝することは、相手を尊重する気持ちにつながります。その尊重の気持ちが、あなたと他人のコミュニケーションの根源になる。


感謝してない人は、言動も思考もそうした卑屈な方向に向かうため、相手を容易に見下したり、すぐに上下で人間関係を考えるようになってしまう。

相手への感謝、尊重。環境への感謝、尊重。

リスペクトするから、良いことも悪いことも言い合える。

リスペクトしないから、横暴になったり、自分を卑下したりする。





■このリストに書かれている意味

 長々くどくど書きましたが、これら16項目が意味することは、すなわち人間として素養を高め、自己成長させることを表しています。つまり、この16項目の内容が左に傾けば傾くだけ、自立した人間になれる。

自立し、自分の人生に自己責任感を持てるようになることこそが、成功への着実な道のりである、ということを表しているのだと思います。

なので、今右に偏っていると自覚して、上手くいっていないと感じるのであれば、左に傾いていけるようにしていけば、成功への道のりを歩めるのではないでしょうか、ということでした。

あとは、先日も書いた通り、全部をいっぺんにこなそうとすると絶対に疲れる。だから、とりあえず一個だけでも変えて行こう、という目標を立てると、負担ありません。何よりその目標を立てた瞬間に8が実行されてたり。

最後にマザー・テレサの名言から引用

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

がんばって、思考から一つ一つ変えていきましょー

いやほんと






ちなみにこちらの「7つの習慣」はこうした自立思考を育む人生哲学の決定版と言われる作品です。本気で変化を意識するのでしたら本棚に追加しておくべき名著であると思います。