20140424
出典:いらすとや

 早い人であれば今週末から11連休が始まると思いますので、休み明けに5月病にならないようにするためにも、今のうちに体のメンテナンスを始めておくのが良いかと思います。5月病に関する症状をまとめながら、理解を深めていきましょう。

また、5月病と週明け鬱には共通項が存在するように感じますので、このへんも合わせて理解することで自分の普段のメンテナンスが行えるのではないかと思います。

■5月病とは

 4月に新年度を迎えた学生さんや社員さんが陥りやすい症状として知られております。原因としては、4月からの急な環境変化に体が適応し始めてきた矢先にGWという長期休暇が入ることにより、緊張の糸が切れてしまう、とういうように言われております。

それ故、長い休みと、その後に迎える現実とのギャップに耐え切れなくなり、鬱々とした気分や、体の名状しがたい倦怠感が発症してしまう、と大体こんなかんじで言われております。また、環境に適合することにより症状は徐々に収まるとのこと。

ぶっちゃけると、適応障害。

というわけで別に気にしなくてもほっとけば治るので別にいいっちゃいいんですが、やっぱ辛いことはできるだけ回避したいわけです。


■原因の追求

 ヒントは、環境の変化。また、長期の休暇に加え、GW以降の公休が7月20日の海の日まで存在していないこと。そして、日常と休暇のギャップ、緊張の糸、というようなキーワードが出てまいりました。そして、適応障害。

特に5月に集中して起こるから目立っているわけで、わたし的にこの条件は「お盆明け」「正月休み明け」などにも適応されると、親しい鬱の方を見ていて思います。


■回避策

色々考えてみましたが、全部やるのではなく、出来そうな所を摘むことで、無理なく連休明けの心の負担を減らせるのではないかと考えます。

・今年はとりあえず環境適応と割りきって、あまり遠出よりも近場で遊んで、極力日常とのギャップを抑える。
・連休終了前日は、普通に部屋掃除など、これまで通りの休日を送る。
・ハメをはずさない。死ぬほど酒飲むとか。
・新しい環境の人との交流を優先し、古い付き合いは程々にする。古い付き合いはせいぜい中日に抑えるなど、調整する。
・部屋の整理をする。
・部屋にこもり切らない。
・4月にまだ片付いてない場合は部屋掃除をして環境整備を終える。
・仕事や勉学の事は一旦忘れる。

と、このあたりのことをとりあえず意識しながら心身をメンテナンスしてあげれば良いと思います。

特に真面目系な人が陥りやすいのが「仕事・勉学のことを忘れる」という項。逆じゃない?と思われるかもしれませんが、常に仕事の事を考えていると、適応障害で過剰に発生しているストレスが限界を迎えてしまいます。

ギャップを作るなと言いながら矛盾した話だと感じるかもしれませんが、仕事が常に背後にあると、「あーあと何日でこの楽しい日が終わってしまう 他の人はちゃんとしてるんだろうに自分だけ遊んでたらヤバイよなぁ」と、常に貴方の心が自分自身に後ろめたさというストレスを与えてしまうことになります。

休み明けに反動がくると勘違いしている人が多いのですが、この因子は既に休日中から貴方の心を着々と蝕んでいるわけです。




■週明け鬱について

 職場に週明け鬱に悩まされている人が居ました。
彼の特徴としても、金曜夜から現実逃避の酒浸り、ハメ外しで日曜夜まで全力で電源OFF。そして、次の日の朝強烈な倦怠感などを理由に会社を休む、という繰り返しで鬱認定されていました。連休明けはなおの事ひどいものでした。
特徴としては、休暇を楽しむ裏に「現実逃避」があるからでした。つまり後ろめたさを抱えながら必死に週明けから逃げているわけですね。

じゃあ生活習慣を直せといって治るわけでもない。一つは治るわけないと思っているから。一つは、命令されるほど人は反発するものだから。一つは、治す目的が無いから。



■もう少し掘り下げた解消

 仕事が自分にとって何らかの目的や役割を果たしていないと、やがて苦痛に変わってしまう。逃避の対象になってしまう。であれば、得た給与やスキルを手に入れて何をしたいのか、という目標設定に切り替える必要があります。

そもそも今その場に居るのは何らかの目的があって、というのが望ましい訳ですから。じゃあ目標無い自分はダメなのかというわけではなく、探してる最中でもいいわけです。その猶予のために今この場に居て、とりあえず勉強したり仕事したりしている、でも構わない。

自分の向かう場所も目的の有無さえも曖昧にして、「とりあえず今日を言われた通り真面目に過ごしている」のであれば、現状から逃げて一番楽しいことだけの時間を過ごしたくなるのも無理はありません。
ただその先には金銭的な限界だったりままならない障害が待ち構えている。

5月病や週明け鬱に最も効果のある対処法は、目標を持つこと、ビジョンを常に描くこと、です。馬鹿げたものでもなんでもいいから夢を見よう、ってことです。


■まとめ

 連休明けの鬱々とした症状が特に5月に出やすい理由は、適応障害に部類されます。適応できてないから、平日と休日のギャップを作り過ぎないことで心身の負担が減らせる。しかしその根っこを掘り下げれば、自分にとっての目標点が定まっているかどうか、ここにかかっているものと思います。

特に新入社員の人は、就活というものがあまりにも巨大なイベント化されすぎていて、燃え尽きやすい環境整備がなされてしまっています。このへんもリクナビの悪ですね。就職はゴールではなく、単なる通過点でありますので、これから連休を迎えるにあたり、自分の夢や目標を改めて整理してみるのが良いのではないかと思います。

そうすれば、休み明けからはその目標が軸となって、貴方を動かすモチベーションになるものと思います。週明け鬱に悩まされている人も、目の前の事にだけ囚われすぎず、会社のことなんてどうでもいいですから、まずは「自分」の目的地を見つけていっていただければ幸いです。

一度、自分の心のメンテナンスに向き合ってみてはいかがでしょうか。 


いやほんと。