何故こんな記事を書くかといえば自分がそういった地点に常に立っているからでございます。世間で言われるところの悪あがきではございますが、あがけるなら徹底的にあがくべきだと個人的には思う次第です。


現在自分が能力を発揮している分野について世の中を見渡す

 視点が盲目になり、極端に狭くなっていると物事を正確に見渡すことが出来ません。冷静に分析して、あなたは今その道においてどれくらいの地位に居るのか。知名度や売り上げや実力やら全部含めて。そして、業界全体の先行きや上位の人達の生活を調べたりしてみる。

そうして、自分の実力のこれからの伸び白や自分が今の分野を通して何がしたいのかをもう一度見つめる。このまま順調に進むと思うのか、加齢に伴って自分はどう変化するのか。

先の分からない事に不安を抱くのではなく、業界などを見渡した上で、自分がどうなりたいと思っているのかをもう一度振り返るわけです。


自分が天才かどうかを見極める方法

 極めてアレな言い方ですが、ここを見てる時点であなたは今進んでいる道の天才ではないと思います。あなたに残されているのは猛勉強し、秀才としての道しか無いように思います。


自分がその分野に心底心酔しているか?

 人間の能力にはそこまで凄まじいほどの差は無く、知識がシェアされるようになってきていることから、たいていの人が、勉強さえすればある程度の事は出来るようになっています。しかし、必ず壁がやってきます。そうしたときに、その壁を飛び越える力になるのが、いかに心酔しているかになります。

うまく行かなかったときに、あらゆる手段を使ってでも壁を壊したり乗り越えようとする力が沸いて来ないのであれば、今あなたが進んでいる分野というのはあなたにとってゴールではないのかもしれません。


今の道を、単に他の事をやりたくない言い訳にしていないか自分の胸に手を当てる

 ようするに惰性でやってるだけなのではないか。そして、その惰性を享受することで、目の前の限界値ではなく、人生においての危機感から目を逸らしているだけなのではないか、と。


そもそも何のためにその道を進んでいるのか

 もう究極的にはここですよね、名誉?承認?ビジネス?お金?自己満足?何がしたくて今その道に進んでいるのでしょう。



要約しますと

 つまり、今限界だと思っている壁を越えられないのは、才能なのか、そもそも自分がやりたいことなのか、そもそも好きなのか、その道を通して何を表現したいのか。何者でありたいのか。そういった根本部分を見直すタイミングであると思います。

壁とは親切なもので「ちょっとまって、このままでいいの?何かオレを越える前に考えるべきことないの?」って問いかけを定期的にしてくれます。この壁が現れたら、逆に喜んで、今の自分を振り返ってみましょう。


もしも、いかなる手段を持ってしてもその壁を越えてやろうと思っているのであれば

 もう全力でぶつかっちゃいましょう。負けたと思わない限りは必ず勝つのです。単に今目の前にある限界という壁は、次の次元への扉というだけです。やったね!


もしも、その壁を越えることに意義が見出せなくなったら

 もしかしたら本当にあなたにとってその限界は超えようのない壁なのかもしれません。しかし壁の横には道があるかもしれませんし、気長にもっとあなたにふさわしい道を探しましょう。別にそれは負けでも何でもなく、単なる方向転換にすぎませんので。


まとめ

 限界・壁を超えるのが美徳とされていますが、全員頑張って越えられたら苦労しませんし自殺する人なんて出ません。誰にも理屈では越えられない限界が立ちはだかるときがあるのです。

そうしたときに、自分はその壁を越えて何がしたいのか、そもそもこの壁を自分は越えたいと思っているのだろうか。そんな根元のところから振り返ってみると良いのではないかと思います。


いやほんと