最近自己分析系の事をtwitterなどで話題に上げるようになってきたのでそもそも自己分析って何って所を改めて考えてみることにしました。分かってる人は分かってることでしょうけども。

■自己分析は自分のステータス表示

 ゲームで例えると、あなたは勇者「ナントカ」です。別に戦士でも賢者でも何でもいいですが。さて、日本や世界には数々のフィールドが用意されています。もし「ナントカ」を冒険に立たせるとして、魔法が全く使えないのに魔法しか効かない敵のフィールドに移動させるでしょうか。祠のカギを持っていないのに、祠に向かわせるでしょうか。ステータスが分からないのにいきなり強敵の居る場所に進ませるでしょうか。

自キャラが何を持ち、どういったスキルを持っていて、どういった能力であるかなどを知っておくのは、ゲームを進めるにあたり必要不可欠です。ところがステータスを把握しないまま「社会の常識としては魔王の城に行くべき、生き残れない奴はクズ」みたいな価値観で盲目にされていることを気付かない人が居ます。

■落ち込んだ時、ハイテンションな時、正常な判断能力が失われた時の指針になる

 落ち込めば落ち込むほど、自分の短所にばかり目がいきがちです。ファイターなのに魔法が使えないことばかり悩みます。気分が高揚すればするほど、ファイターなのに魔法に打たれ弱い事を気付かず魔法を受けまくったり…。気分の浮き沈みは人間を盲目にさせます。

自分の正常な状態はどうなのか、どんな武器を持っているのか、どんな弱さがあるのか、を記しておいていつでも読みかえせるようにしておくと、例えピンチになってもハイになっても、状況判断をしっかりできるようになります。それは、的確に自分に指示を出す上で大事な事です。

特に気分が落ちたときに、自分の平時を知る何かを持っておくのは大切になります。自分の本来やれること、やれないこと、長所短所、苦しいと思う事楽しいと思う事、イヤなこと好きな事、なんでもかんでも。自分の弱みを把握しているから的確な防衛手段を学べますし、強みを的確に知っているから生かす方法を考える事が出来る。

ファイターが魔法に弱いという平時を把握しておけば、魔法に強い防具を装備するか、魔法も食らわないようなスピードを手に入れるか、など考えられるわけです。


■1つ短所を考えたら、一つ長所を考える

 長所の裏には短所があります。「臨機応変さがあります」という長所であれば「色々なものに手を出しがちで一つの道を極めるのが苦手」ととらえることも出来ます。「逃げグセ」という短所であれば「一つの価値観に溺れず、一歩引いた目で見れる」みたいな言い方にも出来るわけです。

ファイターなので魔法使う敵の標的になりやすい、ので、敵の視点を集めるのに向いてる、とか。


■短所長所両面を見つめる意味

 つまり世の中の価値観というのは言葉尻を変えるだけで良い面悪い面いかようにも変換ができるということを知ることができるわけです。悪い面ばかり見ている人は、実は目を向けた悪い面ぶん、良い面に見ることができるようになる。良い面ばかり見てる人も、その裏にある危うさに気付く機会になる。
なので悩んでる人は超チャンスです。

そして一番怖いのは何に対しても無関心な事です。つまり、無知であること。
まさかプレイキャラの性能も知らないまま高難易度を繰り返しプレイはしないでしょう。


■「完璧人間」思考

 冒険を進めながら魔王を倒して村の復興を手伝って政治活動して国王になって妻子の面倒を見ながら居酒屋の○○という銘柄の値段を把握して鍛冶の腕を磨いて最強の剣を作って農家で作物を耕して調理の腕を振るって国民を満足させて歴史年表を暗記していて何十カ国の言語を全て話せて…

そんなこと無理です。

しかし完璧思考で自分を分析していない人が陥りやすいのはようするにこんな感じです。何でもやれることが大切だと思っている。それが出来ない自分がクズだと思っている。だからこそ、自分が何をしたいのか、何を出来るのか、何を通して世界を変えられるのか、というのを分析する必要があるわけです。



■日記のすすめ

 自分が普段何を考えているのかどんな欠点があるのか、どんな状態のときにどんな思考になるのか、常に記録をとり続けると良いです。それに最適なのは日記。「こんなことがあってこう感じた」程度でもいいですし「気分が落ちている 今こんなことで悩んでいる 原因は多分コレだ」みたいなものでもなんでもいいと思います。

自分がどんな気分で何を感じ、どう考えているのかをどんどん記録していく。何ヶ月もとっていれば、かなり前の事柄は他人事として見れるようになってくると思います。そうして何故こんなことを思っていたんだろうか、と自問自答できたりするようになります。

これが記録することの強みです。1ヶ月前のご飯を覚えていないように、日々何気なく過ごしている気持ちなんて覚えているわけありません。そして知らず知らず忘れた頃に、また同じ事を起こしたり同じ気持ちになったりします。ですが、記録に残していることで自分を見つめることが出来る。そうなれば「前回はこうなっちゃったけど、今回は気にしないようにしよう」という風に考えられるようになる。


■自分というキャラを使いこなそう

 総評としましては、長所短所やあらゆる能力を常に把握しておき、自分の本来のステータスを確認しておく。そのためには記録しておくことが一番。自分を把握しておけば人生というゲームは優位に進められる。

加えて言うなら、他人には決して分析は出来ません。自分というプレイヤーの本来の性能は自分しか知らないです。他人は所詮他人が作った型に当てはめることでしか貴方を制御できません。自分自身がプレイヤーの自覚を持って、自分の中にある説明書を見つけていきましょう。そうすれば自分をどんどん使いこなしていけると思います。

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無理やりゲームにこじつけすぎました。ゲーム分からない人は色々楽しいことに置き換えてみるといいかもしれませんです。とにかく自己分析は何回でもしたほうが良いと思います。自分の意思と体が別の反応を示すことが頻繁な人は特に。

いやホント。