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親の教科書~あなたの子どもはこうしてクズになる~

この記事では親の悪い部分に焦点を当ててきました。極端な失敗を恐れる心理なども全て親の呪縛から生まれるものであると感じています。ではそもそも親の呪縛とは何なのか、そして親からの自立とは何なのかというのを考えてみました。

■親の呪縛

 発達障害を引き起こすような家庭環境において生まれる親の呪縛ですが、これはすなわち子供にとって生死に関わる問題であることが考えられます。例えば真面目なフリをするというのは、真面目を演じていなければ家で不和が起こった、あるいは真面目じゃない人間を指差してああなったら許さないぞと脅されていた、など様々。

この言いつけ、躾を守らないことによる家庭内不和が極端に大きくなるような環境で育ってきた人にとって、どんなに自分が真面目であることを拒絶したくても、そうしなければ家庭の安らぎが得られなかったものであれば、半ば脅迫概念のように真面目さを求めてしまいます。これこそが親の呪縛です。

またそうした真面目さを持たずにのびのびと生きている人間に嫉妬し、激昂し、匿名掲示板などの力を使って集団でいたぶったりなどの事例が発生します(炎上)。真面目系クズは無意識のいじめを頻繁に発生させやすいです。未発達な自己アイデンティティを集団に紛れ込ませることで必死に隠そうとしてしまうわけです。また、簡易的に得られる正義のアイデンティティが自己陶酔を引き起こします。

そして行き着く自身の生きにくさを、親のせい社会のせい誰かのせいにし、憎悪や虚無感にさいなまれることで呪縛はより深まっていきます。


■親子の関係が上下関係になっていないか

 私達のようなクズを生み出す親が陥る親子関係は、子供に対して親のいう事を聞きなさいと強制するところから生まれます。親子の関係が信頼関係ではなく、上下関係や主従関係になってしまうわけです。親は子供を愛玩道具やペットの延長線上として考え、子供は親の絶対的な命令に反発心を抱いていようとも従っておけばご機嫌はとれるといった家畜思考に。自立していないクズはこの家畜思考のまま学校コミュニティや社会コミュニティに放出され、主従相手をひたすら探し回るわけです。

また、この家畜化した価値観を信頼関係であると洗脳されているのでいつまでも世間一般的な信頼関係を築けなくなってしまいます。



■親の呪縛を解く、自立第一歩で大事なこと

 よく親と別居することにより自立が促されるような考え方も散見しますが、実は精神的な親との関係性、親の呪縛を解いておかないと、例え経済的に自立をしているように見えても、常に背後に親から培った価値観に怯えることになります。別居で自立が完成する人は、親との関係が良好な人達です。この呪縛を解いておかないと社会に出ても歪んだ価値観に悩まされることになります。

クズがまずやるべきは親子との関係性をリセット。上下関係ではなく、あくまで個人対個人であると考える。親だからどうするべきだとか、子供だからこうしなきゃいけないとか、そうした価値観を捨てる。人間対人間の対話を常に意識することが大事です。イヤだと思う事を伝えて、親のこうしたところは間違っていると思うと指摘したり、自分が考えている事をアピールする。肝心なのは自分が変化することを意識していることです。私達クズを生み出すような親にとっては子供の戯言にしか見えないとは思いますが、そうした親の価値観を変えるのは無理です。自分が変わっていくしかありません。自分が変われば案外回りも変わりますし、変わらなくても気に病む必要はないです。あくまで自分は自分であることが大事なので。

親との対話を今までどおり「親・上の存在」ではなく「親と言う属性を持った人間」という観点で出来るようになれれば、親の呪縛から逃れられるようになります。

同時にこの価値観の脱却は、社会を生きる上での歪んだ上下関係の認識などからの脱却にもなります。

■経済的な自立を果たして、晴れて心身共に親から自立

 親との上下関係・主従関係から脱却できれば、あとは経済的にも自立を果たして、晴れて自立完了です。ここまで自立していたら真面目系クズのような心理状況に陥る事もなくなってくると思います。完全に自立を果たしたということは自分の人生を自分の責任で生きはじめたということですので。誰かのせいにすることも誰かの言葉に苦しめられることも、全てが自分の責任になることで脱却できるようになります。

また、既に社会でも新たに主従関係になってしまい、上司などと擬似親子関係になってしまっている人も同じような思考を手に入れることでどんどん自立した考えが身につくようになると思います。親子関係は自身の全ての社会関係の基盤になっています。
結構軽視されがちなのですがこれはホントに。


というわけで主従関係からの脱却・親との対話・そして精神的自立・経済的自立、とどんどん歩んでいきましょー。そうすればきっと楽しい人生になりますよ。

いやホント。