ばーっと話題になってスーッと沈下していった話題のように思える
「ブラック企業」ですが、ただのムーブメントで終わらせるようなものではなく
これを気に、日本人の働き方そのものに対する考え方を改める時期だと思います。
就職活動真っ只中の人や現状ブラック企業で苦しんでいる人向けに。
■逃げられないカラクリ 洗脳教育
義理人情だとか会社というのはこういうものだとか
チームの迷惑を考えろとか、お前が成長するためだ、とか。
色々な言葉を「しがらみ」にされて苦しんでいないでしょうか。
また、一番の特徴として上司や企業に自信を砕かれていないでしょうか。
また、一番の特徴として上司や企業に自信を砕かれていないでしょうか。
ブラック企業と呼びたくなる企業の人間の特徴は
「いかに上の人間が楽を出来るように、下を言葉巧みに利用して逃がさないか」
という考えのもとで進められています。
人の成長に投資するわけではなく「俺が楽をするため」という前提が含まれている。
人間として生産性の無い意思の集合体、それがブラック企業の正体と思います。
で、上司のおめがねに晴れて叶えば
搾取する側に引き抜いてやる、というニンジンをあなたの目の前にぶら下げます。
だから、その人間の下にいくら居ても
いつまでも手のひらの上で踊らされるばかり。
昇格したとしても、同じように他人から搾取するだけの人間になります。
言い換えれば日本の縮図ですね。
おお怖い怖い。
しかしある程度おめがねに叶う要領の良さがあればうまく回避できる。
ある程度自由な行動も、制約の中で許可される。
ブラック企業で不幸になっている人というのは
真面目に彼らの口車に向き合いすぎているから壊れてしまうのだと思います。
で、真面目系クズの場合「クズ」の成分がにじみ出てしまうと
使えないレッテルが貼られ、追い込みをかけられてしまう。
■働く本質を忘れない
ただ、そうした生産性の無い上司の元、会社の元で
自分を本当に成長させられるのか、というと激しく疑問符が浮かんでしまうわけです。
無論このままの日本も。
労働とは本来、企業のためでに行うのではなく
何らかの形で自分が社会貢献をし、その見返りの信用として
お金やモノを得るために行うわけです。
その前提を「会社のため」といった間違った発想に結び付けさせる。
これがブラック企業の思考です。
企業は社員が居なければ成り立ちませんし
企業は、その社員が何らかの形で働いて生み出したものに
お金を払ってくれる人が居て成り立っています。
企業なんてただの看板です。
その看板のために何であなたが死ぬほどの思いをしなければならないのでしょう。
■いつでも逃げられる知恵をつける
ブラック企業の経営者陣や上司は、狡猾です。
笑顔で右手で握手して、左手であなたの財布を抜き取ります。
比喩ですが、とにかく賢いのです。
バカで自分の頭で考えられない人間を丸め込むのがとにかく上手い。
自分の人生は自分で生きるものなので
ずーっと彼らに従属する働き方を考えるよりも
貰えるものを貰いながら、次へのステップアップに
どんどん自己投資を進めていくようにする。
それが起業なのか、転職なのかはまた選択だと思いますが。
「私にはここしかない!」と強迫観念めいたもので
自分を追い詰めるのはやめましょう。
私も経験していますが、企業に依存し、思考をやめている人ほど
そうした自分に逃げ場の無い状況を作っています。
確実に、一歩一歩自分の人生のための投資を行いましょう。
■雇用は企業への隷属という意識を忘れない
これを忘れさせるのが企業の役割です。
いやまぁ気持ちよく働いて貰うため、
そうした意識を払拭させないといけないわけですから。
あるいは強権を振るって相手の思考を殺ぎ
「俺様主義」に染めるような洗脳方法もあります。
これは私が経験してきたので以下をどうぞ。
真面目系クズを洗脳して企業戦士にする方法
真面目系クズを洗脳して企業戦士にする方法
企業とはいつでもどこかに一線を引いておかないと
自分がつぶれてしまったときに取り返しがつかないです。
過労により殺されてしまった人も多く居ると報道されています。
彼らの死は他人事ではなく、戦う術を持っておかなければ
次のターゲットはあなたになる可能性も。
でも、企業に雇用されるリスクって、どこに居てもそういうものなのです。
50歳になってようやくローンに目処がつくかつかないかのところで
いきなり自主退職を迫られるような人だって居ます。
雇用されるとは、そういうことなんです。
公務員だって民間や地方がどんどん力をつけてきたら
生涯安泰なんて言葉は幻想になります。
だから、自己投資をいつでも怠ってはいけない。
どうなったって、いつでもなんとでもなるような
自信を身に付け続けないといけない。
逆にそうした自信がついてけば
ブラック企業に一方的に追い詰められることなんて無くなると思います。
いやホント。
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