現在相談を受けているものと仕事の方での話題などが重なり
私的にタイムリーな話題だったので記事にします。

依存型はますます貧困に。
生産型はますます重宝されるように。



現在の日本の企業構造概念は簡単に言いますと
経営者および会社依存型のシステムになっています。
簡単に言ってるので全企業ではないですよもちろん。

ようするにリーダーが全ての責任を背負って全員を上手く使役するスタイル。 
企業規模が大きければ役員やら専務やら課長やら色々と役職ができていくわけですが。
これらはリーダーや企業規模そのものが重要になってきますので
船頭がコケれば船は沈むわけです。

さて、こういった構造になると
リーダーの魅力があったり、企業そのものがネームバリューがあったり
給料が高くて安定している、などの理由から
安定志向の社員が入ってきます。
その安定志向社員は更に大きく分けて2つになり
1つは、会社の安定性を利用して自身のビジネススキルアップや
事業を拡大などを行う生産的な社員
もう1つは、その安定性に漬かって楽に生きようとする社員
 
前者は企業の代謝を活性化させますが
後者は企業に巣くう寄生虫となります


さて、自覚しているかしていないかはどうでも良く
この依存型の社員というのが何故寄生し続けられるのかといえば
今までの時代は適度なスキルとルールを遵守すれば
与えられる「作業」が無くなる事はなかったからです。

加えて少し不平不満を言ったところで容易に解雇は出来ませんから
ますますつけあがる。 自分で稼いでいるわけでもないのに。
もっと上手く稼げるように自分を使って欲しいだとか
部長がダメだから自分までとばっちり食らってるとか
会社の方針が問題だから自分がやりたいことが出来ないだとか
まぁ自分の事は棚に上げて何でもいえます。

というところでそうした無能をすぐに切れるように生まれたのが
契約社員だと個人的には捉えていますが
結局コレは、今度は企業側が安価に人材をどんどん使い捨てられるという状況になってしまい
結果として企業そのものの成長につながるものではなくなってしまった。



で、本題に戻りまして
そうした価値観にまた一つの転換期が訪れています。
ご存知、作業のクラウドソーシング化です。
1万円かかっていた作業が1000円で世界中の誰かに発注できる時代になるわけですから
いよいよ作業者に甘んじていると食えない世界が近くに迫っている。
ところが経済が冷え込み、保守的になっている人々が年々増加傾向にある中なので
寄生型の社員候補生は益々増えているのが現状です。

しかし彼ら寄生型の作業者に支払う対価はグローバルに作業を振ってみた結果
「そんなに払う価値無いじゃん」
という所に陥ってます。 
それを理解できない人々が、
「何故こんなに賃金が上がらないのか」
「不景気のせいだ」
「社長のせいだ」
「政治家のせいだ」
「いきなりそんな事言われても出来ない」
と、のたまわり続けるわけです。

そうした意向は置いといて、既存の企業が今後進むのは
企業の中に起業者がいくつも誕生し1人が小さな事業を何個か常に回す状態。
一方で企業はある程度の給金などをサポートしながら
その個人事業の売り上げの何%かを回収していく形に。
言ってみればフランチャイズ事業契約の関係でしょうか。
とにかく企業が大きくお金と人員を永続的に養うスタイルが限界点に達すると思いますので
必然的に現行の企業は今述べたような企業体系に変換していくものと思われます。


インターネットに関わる産業系はやはりクラウドソーシング化の波がいち早く訪れますが
いまや農業など一次産業にもネットワークは根を張っているので
作業者だけに甘んじていれば明日は我が身な時代はもう迫ってきています。

自分の周りや自分自身を振り返ったときに
そうした依存型の生き方が根付いていないかというのは
今後注意深く見てみた方が良いですし
付き合う企業・グループ・友人などを変える事も必要な時期であるかもしれません。


見えている人には見えているし、
見ようとしない人には理不尽な見え方になっているかもしれませんが
社会構造そのものが近年大きく、より両極端な変化をしているように感じます。 


そんな世の中で、自分は作業側の人間になるのか生産側の人間になるのか。 
依存側だと思う人も落ち込んでる場合ではなく、今の自分に出来る事を
客観的に見つめて、少しでも生産型の側になる力を備えていく必要があると思います。


とてもスリル満点で、面白い時代の足音が聞こえます。 



"補足"
経営であれ組織であれそれぞれ時代時代に合わせた必要な人材がおり 
従順に言うことを聞く人が居ないと成り立たない時期ももちろんあるのだが
結局どんな時代であれそうした"使われる側"のままになってしまうと
不味いっていうのは過去のどんな歴史を見ても明らかで
時代の変化に則した生き方をたとえ何歳であっても考え続ける
ということを繰り返してきた人が、人間的にも経済的にも裕福になれると思います。 



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