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先日PCがおだぶつになり、札幌駅周辺のPCショップにて
新しいパソコンを購入してきました。
お値段は10万円ちょっと。
予算5~6万で考えていたので奥さんの目がしばらく死んでいました。
そのパソコンについては後々のブログ記事でご紹介できればと。

PCの購入は結局YAMADA電気にしました。
YAMADAの値段表記の仕方は他の電気店に比べて
「これだけ安くなったんですよ! 絶対買い時ですよ!」
 という感じに、お客さんに強く訴えてくるなぁ~という印象。

客としてはやっぱり家電というのは大きな買い物ですから
どれだけ自分が安くて得な買い物ができるかという事にかかってます。

何がそんなに特に感じるのかと考えたら
やっぱり「値段」周りの表記が上手いなぁと思いました。
大体がまず必ず何らかの値下げをしている。
そのうえでYAMADA特価を更にうたってる。

というわけで、そんなYAMADAの広告の良さを参考にしながら
簡単にお得感が出ちゃいそうな表記デザインを20分くらいで作ってみました。

1.必要な情報のまとめ

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うーん味気ない。

今回はPCの宣伝を考えて見ます。
使える情報としては
・メーカー小売希望価格 168,800円
・一旦3万円値引きしたが更に販売店の価格として10万円にした
・まじクズ社のデスクトップPC

使用ツールはフォトショップです。


2.まずは現在の値段表記

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とりあえず「10万円」って書き方は無いですから
よく目にする表記方法に変えます。
少しマシになりましたが目はひかないですね。

3.背景色をきめる

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黄色は人間が最も幸福感や快感を覚える色らしいです。

黄色のイメージ 黄色が与える色の効果
http://iro-color.com/episode/about-color/yellow.html
 
目にする広告を見て幸福感を得られるのなら
今回はお値段を見て幸福になってもらいたいわけですから
使わないわけにはいかないですね!

4. 文字の色付け

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赤もまた、広告では鉄板の色ですね。
エネルギーをあらわす色なので、このお値段はすごいんだぜぇ?  
ということをアピールできるわけですね。

スーパーの広告とかでも黄色と赤が多いのはこういった考えに基づいてると。


5.文字を装飾する

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文字がまだ味気なかったので、しっかり文字を飾ります。
境界線を2px 更に外側に2px 落ち影を3px

少し文字が浮き出してきました。



6.必要な情報を少しずつ置いてみる

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実はこれ、今回の手順でちょっと間違ってたんですが、
校正を決めるにあたり文字情報は最初に画面に全部置く方が良いんです。
今回は作るものが頭の中にはじめから明確にあったので
いきなり装飾とかをはじめてしまってます。
直感で作るタイプの人なんかは別に良いのかもしれないですけど
基本的には、載せるべき情報をキャンバスに全て置いてから考えるのがいいです。


 

7.際立たせたい文字以外を小さく

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細かいところなんですが、お客さんが見たいのは
あくまで「100,000」という数字であって
その数字が「値段・円」を表すことなんて分かりきってるんですね
なので、「円」を小さくしました。
細かい事ですが上手い広告を見てまわると、こうした気配りが随処に見られます。


8.過去にやった値引きも表記

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過去の値引きの表記も載せることで
お店のアクティブ感が出て、商品の段階的な値下げがされているんだ
という更なるお得感が得られます。
「2段階もお値段が下がっている商品をこんなに安く買えるなんて!」
という得をしたい心理を上手く突くわけですね。

※法律に抵触する恐れがあるので、架空の値下げ表記は勿論ご法度だとは思いますが。


9.別の視点から、更に特であることを追加

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購買心理というものは不思議なもので
普段300円位のお肉しか買わない人は1500円の高級なお肉はほぼ間違いなく買いません。
普段なら1500円のお肉が750円値引きです! と言われても、恐らくまだ躊躇が。
でも、【半額】というシールが貼られていると、大きく気持ちが揺らぎます。
値段にすると750円値引きに代わりありません。
実数よりも「半額」とか「○○%OFF」という表記は「記号として分かりやすい」んですね。

数字も記号もどちらも欠けてはダメだと思ってます。
2つが混在することで広告がより際立つのだと思います。

また、心理学として
・男性は数字に対して
・女性は現物(記号)に対して
それぞれの感情が動きやすい傾向があるらしいです。
そのことから、多角的な広告は、より幅広いユーザーに
訴える方法として優れているのかもしれません。

10.分かりやすく感情にうったえる

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「限界価格に挑戦!」という文字は
お客さんにお店側が凄いがんばらせてらってますよ! という意思表示。

過去の値引きに取り消し線を入れるのは
こんなに値段を下げていたのに更に下げたんです! 凄いお得なんです!
という訴えかけ。

人間なんだかんだで感情で動く生き物なので、こうした気持ちが伝わってくると
よりその広告にのめりこんでくれます。

11.完成


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最後に製品の名前などで飾り付けて、広告完成。
陳列棚に貼り付けるもよし、チラシの一部にするもよし。
媒体に合わせてアレンジできると思います。




デザインの勉強をしていなくても、チラシなどをみて
何がその広告にとって肝になっているのかを読み解いていけば
手間も時間もかけず、広告デザインを行えると思います。 


それでは。